変な男
フジリナです。
今日のお話は、わけのわからない会話となっています。元ネタは、「ふしぎの国のアリス」の原作版のエピソードの帽子屋の会話です。
変な男がなにがしたかったのかは、未だにわかりません。
2025年8月9日
僕はこの日、ロッジの建物の中にて、変な男に出くわしてしまった。その変な男というのは、急に謎掛けをけしかけてくるというのだ。
「この人だれなんだろ…。何がしたいんだ、この人は…。」
「おやおや、王子。少し遊びませんか?」
「なんなんですか、いきなり。僕は忙しいんですよ。」
僕はイライラしながら行くことになる。
「お待ち下さいよ、王子!」
「というか、なんで居住スペースの玄関の前で居座りをしてるんですか?通してくださいよ。」と僕はあまりに中に入りたい故に、いらっときてしまう。「あの、どうしたら、通れますか?」
「では、謎掛けが解けたら、通してやりますよ。――赤と白と青とかけて、星と解く。その心は?」
「さあ、始まりましたね!何かな?」と僕は思った。「何かなって思いましたね。思ったことを言ったんだから。」
「それって、逆じゃないですか!」と変な男。「頭がこんがらがるから、スマホの情報を見たのと、同じということだね!」
「あのさ、スマホの情報を見たから、頭がこんがらがる、です」と僕は反論。
「あとは、泡の中に閉じ込められたから、スマホの情報を鵜呑みにしちゃったのと同じということだね!」
「それを言うなら、スマホの情報を鵜呑みにしちゃったから、泡の中に閉じ込められた、です!」僕はあまりに、変な男の変な発言に呆れ返ってしまった。「それを、フィルターバブルって言うんです」
「最後に。本を読まなくなったから、スマホの情報をたくさん見るようになったのと、同じということだね!」
「あの、それを言うなら、スマホの情報をたくさん見すぎてるから、本を読まなくなった、です!もう、何回言わせるんですか!」と僕。「で、答えはなんですか?」
「それは、自分で考えてよ」
「星条旗ですか?」とふつふつと怒りが込み上げる僕は、こう答えた。
「違います。」と変な男。変な男は、スマホを除いてみた。
「変なスマホ!――電話しかないじゃん!」と僕。「電話しかなかったら、インターネットや、金融アプリなどのアプリとか使えないじゃんか!」
「もし、使ってないアプリとかないか?」と変な男。
「ほとんど使ってないアプリは、バックグラウンドか、必要なときに使うけど」と僕。
「じゃあ、私のスマホと同じだ。使うかもというアプリは使わないだろ?」と変な男。変な男の発言は一見、おかしく見えたが、言われてみれば確かだった。
「おっしゃってることがわからないんだけど。」と僕。
「あのさ、謎掛けの答えは?」と僕の質問には答えず、こっちから質問してくる男。
「それ、さっさと教えてくださいよ!」
「イギリスの国旗とカシオペアだよ」と変な男。
「なにそれ、カシオペアってなんの意味があるんです?」と僕。「なんですか。カシオペアって。」
「答えは、ただそれだけだよ。」と変な男。
僕は、あまりに意味がわからないので、困ってしまった。
「じゃあ、三兄弟の話をしよう。昔々、ロビン、ボビー、マイキーという兄弟がいたんだ。それで…。」と変な男。
「何を食べて生きていたんだ?」と僕は、どうしても食べることが大好きなので、何を生きて食べていたのかも気になったのだ。
「メープルシロップの井戸に住んでいて、それを食べて生きていた。」
「メープルシロップの井戸の中に生きているなんて、肥満になるぞ。」とロバート。
「そもそも、肥満だったんだ。」と変な男。
「なんかさ、息苦しくならないか?狭くなって、三人がお腹が出たら。」とロバート。
だが、変な男は警備員に連れてかれてしまったので、変な会話は終わりになった。
「もうさ、警備員に連れてかれたし、それかつ、なんの目的で僕のところに来たのだろう…。」
フジリナです。
いかがでしたか?冬、寒いのですが、寒さ対策をして、暖かくして過ごしてくださいね。
では。




