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魔女と哲人王子  作者: フジリナ


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ニューヨークの大惨事

フジリナです。

最近、調子が悪くて、色々と失念してしまうことが多いです。

気圧の変化で失念が多くて、本当に困ってます。

2025年8月6日

 ニューヨークで行われた夏フェスで、ハドソン川で行われた花火大会だが、ちょうどヨランダが参加したのだけど、その際に、花火の暴発事故が発生したのだ。花火の制御系統がなにらかの理由によって、故障してしまい、花火の暴発が起きたのだ。

「スマート夏フェス花火大会は、中止とさせていただきます」とアナウンスが流れ、警備員による誘導が行われてる最中に、暴発がひどくなって、参加者にも危害が及ぶ恐れがあるとして、州兵が派遣されて、ヘリコプターによる消火作業が行われ、ハドソン川一帯が閉鎖された。

 ヨランダが後に、セルフィーのビデオメッセージを送ってくれた。アメリカでは、セルフィーのビデオメッセージを送るのが普通なのだ。

「ロバート、あまりにひどかったわ。それでね、めちゃくちゃバン、バン、ババババババって音がしたから、変だと思ったけれど、それが後に、暴発してるとわかったから、アナウンスが流れて、中止だとわかったのよ。それでね、今家に向かっているけれど―――きゃっ!!」

 悲鳴を上げるヨランダ。その後ろで、暴発がひどくなっているのだ。

「逃げろ!(レッツゴー!!)」と誰かが叫び、多くの市民が逃げ惑った。

「落ち着いて、逃げてください!」と警官が叫ぶ。「押さないで!」

 群衆雪崩が発生する前に、ヨランダをいち早く助けるために、ロバートはビデオチャットをオンにする。

「ヨランダ!」とロバート。

「なに?」と逃げている途中のヨランダ。「今ね、走ってるの!」

「今どこなん!?」とロバート。

「いまね、ハドソン川から、ちょっと東のあたりよ!」

「地下鉄に乗ったらダメだ!群衆雪崩に巻き込まれるから!タクシーとかは、大勢の人が殺到しているから、人が少ないところに逃げて!そして、オレのとこに来て!」とロバート。

「わかった!じゃあ、人が少ないのと、広いところに逃げるわ!」とヨランダ。

 人が少ない、比較的密度が少ない近くの広場に逃げたヨランダ。だが、夏フェスの参加者が数十人いた。

「今みんなは、地下鉄に乗っていくわ。」

「地下鉄は非常に混雑して、それぞれの目的地に行って、めちゃくちゃ危ないからさ、今どこの広場にいるの?」

「マディソン・スクエア・パークよ。」とヨランダ。

「じゃあ、オレのところにおいで。もう遅いし、これから変な人も出てくるだろうから、ここで泊まってから、家帰んなよ。」とロバート。

 ロバートは、ビデオ通話をやめた。

 しばらくすると、ヨランダがやってきて、

「ロバート、怖かったわ…」と泣きそうになるヨランダが。

「ヨランダ、無事で良かった…。」とロバートはヨランダをハグする。

 すると、盟主がやってくると、ヨランダを一瞥するだけで、何も言わなかったのだ…。

フジリナです。

体調不良を整えるため、少し休みます。

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