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魔女と哲人王子  作者: フジリナ
第一部・2025年、王子の立志編

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神々のアソビ

こんばんは、フジリナです。

さまざまなことが重なって、それかつ、少し休息を取っていたので、小説に取り掛かるのに時間がかかりました。

神々のアソビで、癒やされてください。また、スローライフをお過ごしください。

2025年8月4日

 レディ・クラリスの契約神が、アメリカ・ニューヨークに遊びに来た。レディ・クラリスの契約神は、主に、古代ギリシャの神の、雷神ゼウスと、ヘビの怪物のメドゥーサの息子で、髪の毛は、褐色で、褐色の肌に、ギリシャの顔立ちに、ヘビが人間の髪の毛と同化しているのだ。目元にはヘビのペイントがされていて、古代ギリシャの貴族の服装と、月桂冠が似合う、美青年だ。

 カイルは、栗色の目元が優しげな、美しい顔を持った男で、ヘアバンドをして、長い髪は、前に三つ編みがされ、後ろには金の筒型の髪留めできちんと止めてある。ゆったりとした深い緑色の羽織に、グラディエーターサンダルを履き、ゆったりとしたワンピースのような服を着ている。カイルは、ダグザの息子で、癒しと音楽の神だ。また、カラダには、入れ墨がされているのだ。

 最後には、ルシファーで、一般的には悪魔として分類されているが、古代イスラエルの神族でもあるのだ。2mぐらいの身長に、黒い背中まで伸びた、三つ編みに、赤い瞳に神ゆえの美しさと傲慢さ、そして白い肌に、黒のローブに、ローブに潜む、6つの堕天使の翼が特徴的なのだ。

「おい、ルシファー!この夏の中で、マラソンするぞ!」とメドゥーサロスが提案した。外は34℃の暑さで、まさにエアコンをしなくてはいけない暑さなのだ。だが、ギリシャ出身ゆえの、暑さに慣れていることで、スマートウォッチで一緒にマラソンをするのだ。

「だめだ。今日は安息日だから、ソファーで一日寝てるわ」とルシファーは、ソファーに寝転んで、タオルケットに寝転んでいた。

「おーい!動け!」とメドゥーサロス。昨日は日曜日なのに、どうして月曜に休みたがるのか。それはただ単に、暑いのが苦手で休みたいだけなのかも知れない。

「ねえ、それなら、音楽を聞こうよ」と穏やかに提案するカイル。

「音楽なら、聞くか。寝ながら。」とルシファー。それで。「今日は何曜日かな?」

「今日は月曜日だよ。昨日が日曜日なのだから。」

「そうか…。昨日は日曜日だったか。だるいのと眠いのとで頭がボーッとしてしまって、わからなくなっていたわ。」とルシファー。

「何千年も生きているから、曜日の感覚がわからなくなってるでしょ。」僕はそう突っ込んだ。「曜日の感覚さ、忘れたでしょ。」

「曜日が整備される前から、生きているのだからな。ハハ」

 そうなんだ、と変に納得する僕。

 すると、荷物が届いたことが通知されて、スマホが鳴る。「もしかして、置き配泥棒が来るかも知れないので、緊急通報の用意な。」と僕は構えた。

「置き配でドロボーするのか。持ってけドロボー!って吐き捨ててやる。」

「ねえ、まだドロボーするやつがいるのか?」とメドゥーサロス。

「そうだよ。」

 そして、ロッジの住居の玄関に来ると、見知らぬ男が荷物に手を付けていた。

「なにしてるの!」と僕。「ねえ、僕の荷物に手を出さないで!」

「え、オレは、ただ様子を見てただけですよ??」と見知らぬ男。

「だから、これは僕の荷物だから。」と僕。あまりにムカついたのか、見知らぬ男がなぜこの物品に異常な興味を持ってるかがわかったのだ。そう、盟主さまの計らいで、高級の腕時計をもらったからだ。そう、転売で儲けようとしているのは明らかだ。

「こら、離れて!警察を呼ぶから!」と僕。

「この荷物を預かろうとしたんだ!」

「明らかにドロボーでしょ!」と僕は、バナナの皮を持ってきて、「持ってけ、ドロボー!」と叫んだ。すると、騒ぎを聞きつけた警備員が来て、男は逮捕されたのだった…。



 そして、神様たちは遊んで、ボードゲームを楽しんだのだ。

「ルシファー!この展開は面白いだろう!」とメドゥーサロス。

「ふん、くだらぬ。なんで自分ばかり勝ち続けるんだ?わけがわからない。」

「そんな風に、卑屈なままでいると、おまえは一生報われないぞ!」

「馬鹿げている!そんなことはないさ。」とルシファー。

「はっはー!夏のマラソンをサボったくせに!」

「おまえっ!夏は暑すぎて危ないからダメだ!」

 カイルがメドゥーサロスとルシファーの言い争いを、なだめていた。

「こらー!だめじゃないか、ケンカしたら!」

 カイルは、ふたりをなだめるために、竪琴を奏でて、歌を聞かせたのだった…。

 言い争いはいつしか収まって、ルシファーは少し静かな笑みを浮かべ、そしてメドゥーサロスは少し眠りこけていたのだ…。

 僕はそんな穏やかな光景を見続けていたのだ。

スローライフ、いかがですか?

では、また明日お楽しみにしてください。

それでは。

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