夏休みの予定
どうも、フジリナです。
天気痛の頭痛がひどい中でも、書くことができました。
ですが、薬は服用しているので、大丈夫です。
本当に、天気痛持ちには、それでも小説を書かなきゃいけないのなんて、とてもきついです…。
2025年8月2日夜
この日の夜、僕は盟主さまと話をした。せっかく夏なんだし、夏休みにどこかでかけないかと、彼を誘おうとしたのだ。
「ねえ、盟主さま。ご本ばかり読んでないで、外に出ようよ。プールとか、コニーアイランドだっけ。そこに行こうよ。そこの、遊園地に行って、最高に楽しんでこようよ!」
僕は白のレースの手袋に包まれた、盟主のきれいな手を撫でた。
「ほら、そこで遊んでこよ!」僕は盟主さまを、外に出そうとしたのだ。
だが。
盟主さまはほほえむだけで、僕の頭を嬉しそうに撫でただけだった。
「本を読んで、教会やロッジで祈るこそがいいのだ。」と盟主さま。さすがに、19世紀から生きているからこそ、娯楽に関しては、さすがに飽和状態になってしまったのだろうな。
「やっぱり、娯楽はすぐ新しいの、新しいのってなるからね。」
僕はそう言って、テレビをつけた。テレビでは、現代の娯楽の代表である、リアリティー番組と、バラエティ番組がやっていたのだ。
「この子、かわいいでしょ?」とリアリティー番組に出ている、女の子を指して、僕は盟主さまにたずねた。
「ふふ。リアリティー番組か。劇場をさらに子どもたちに、わかりやすく表現するために作られた、娯楽劇場だが、極めて児童向けだね。」と盟主さまは達観した目つきで言う。
「児童向けのリアリティー番組か。」と僕。
「だが、生々しい感情は、大人のそれだから、現代の娯楽の代表でもあるのだね。」と盟主。
「お茶、飲む?」外は暑いので、麦茶を飲ませようとする僕。夜であっても、8月は熱帯夜であることが多いので、水分補給をさせることにしたのだ。
「お茶、飲んでね。」僕は冷蔵庫から麦茶の入った水筒を透明なグラスに注ぐ。2つの透明なグラスに、麦茶を入れて、氷を入れて、ふたりで飲んだ。
「おいしいね」と僕。
その日の夜、ニューヨークでは、雷雨がやってきて、ゴロゴロ、と雷鳴がしてきて、後に滝のような雨が叩きつけられて、多くの通勤帰りのサラリーマンたちを襲い、イエローキャブは大混雑したり、地下鉄では、雨を避ける人たちで溢れかえっていたのだ。
「怖いな。まさか、雷雨が来るなんて。」僕は、窓から見える雷雨の様子を見て、少し怖くなってしまったのだ。
「大丈夫だよ、ロバート。じゃあ、もう寝よう。電気の様子とかは、他の召使いたちが見てくれるのだから。」盟主さまは、僕の頭を撫でていた。
「明日さ、盟主さまとともに、遊園地に行って、楽しませよう。」
僕はそう決めて、眠りに入ったのだ。おやすみ。
フジリナです。
天気痛の頭痛がひどいので、すぐに休みます。
では。




