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スカイ・ダスト ~日本沈没から10年後の世界~  作者: 空松蓮司@3シリーズ書籍化


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NO.13 スカイダスト

 帰投した鳩原を待っていたのは、第9班の面々。


 班長:シャーロック=クウェイル

 副班長:レイヴン

 パロット隊:烏秋(オウチュウ)

 パロット隊:ケツァル

 トキ隊:トキ

 トキ隊:オストリッチ

 予報士:ラスタチカ

 整備士:ウィーバー

 

 全員が鳩原の帰ってきた格納庫に集合している。


「えーっと」


 鳩原は帰り際、ラスタチカより今回の件についてのネタバラシは受けている。


(さっきの無人機との戦闘は試験だったって、ラスタチカは言ってたけど……結果は合格……なのか?)


 烏秋が前に出てくる。


「ニーハオ」

「あなたは?」

「俺、烏秋。君、良い勘してるよね♪」


 烏秋は鳩原と肩を組み、顔を近づける。


「……本気で()り合いたくなっちった♪」

(この声……さっき無人機から聞こえた声と一緒だ。な、なんか、殺気のようなものを感じるのは気のせいだろうか)

「その辺にしておけ」


 黒髪の韓国人――レイヴンが烏秋の肩を掴んで剥がす。レイヴンに掴まれると、烏秋は借りられた猫のようにおとなしくなった。


「シェイシェイ。つい、逸材を見つけると(ついば)みたくなっちゃうんだ」


 烏秋と入れ替わりでレイヴンが自己紹介を始める。


「俺はレイヴン。副班長だ」

「は、はい。自分は鳩原修二で――」


 レイヴンは口の前で人差し指を立てる。


「本名は名乗るな。これからはコードネーム、ポッポと名乗れ」

「はい。わかりました……てか、俺のコードネーム、ポッポで確定なの……?」

「お近づきの印に、これをやる」


 レイヴンは一冊の文庫本を渡す。


「これは?」

「俺の書いた官能(かんのう)小説だ」

「へぇ、自作で小説なんて凄いですね。しかもちゃんと出版社から出していて……官能!?」

「趣味なんだ。後で感想ヨロ」


 レイヴンはポンと鳩原の肩を叩き、下がる。


「次は私ね」


 赤毛の美女、ケツァルが鳩原に握手を求める。鳩原はケツァルの手を取る。


「私はケツァル。気軽に姐さんと呼びなさい。チェリーボーイ」

「……なぜ俺がチェリーだと?」

「トキが言ってたけど?」

 

 鳩原がトキに目を向けると、トキは口笛を吹きながらそっぽ向いた。


「よろしくね」


 投げキッスをして、ケツァルは下がる。

 最後に出てきたのは――


「やぁ。会いたかったよ。ポッポ君」

「この声……まさか、班長さんですか?」

「そう。僕がシャーロック=クウェイルだ。結構、月並みなセリフになっちゃうけどさ……言わせてもらうよ」


 シャーロックは両腕を広げる。

 ポッポの視界に、第9班の面々が収まる。


「ようこそ。『空警第9班(スカイダスト)』へ」

「すかい、だすと?」

「僕達の班の仇名だよ。意味は『空に浮かぶゴミ屑』さ」

「蔑称じゃないですか……」

「僕は気に入っているよ。実際、みんなゴミのような人間だし」


「「「「おい!!!(#°Д°)」」」


 部下たちのツッコミは無視し、


「だけどさ、ゴミと呼ばれた奴らが一番高くまで飛んだら、一番カッコいいと思わない?」


 シャーロックの言葉で、9班の面々が笑みを浮かべる。


「ここの班の人達はみんな変だけど、あなたが一番変ですね……『班長』」

「そう。だから僕が『リーダー』なのさ」


 鳩原とシャーロックは固く握手をする。

 こうして、鳩原修二はWSPへと入隊したのだった。

【読者の皆様へ】

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