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古着屋の小野寺さん  作者: 鎚谷ひろみ
sweet&sour
9/52

7 星になれたら♯3

セイカちゃんのお話の続きです。


優しいところ、可愛らしい所が描けていて伝わって頂ければと思います。


今回もなかなか長いので、ゆっくり読んで頂ければ幸いです。


では、♯3です。



7-3 舞う、旅人




僕は自転車を飛ばしている。後ろにお姫様を乗せ必死に。後ろからくる追跡者を振り切るために……

「おい! 待て!!」

ここで捕まる訳にはいかないんだ!!






数時間前に遡る。約束してた通り、セイカちゃんとお母さんが喫茶店に来た。


セイカちゃんは淡い黄色のダウンとクリームホワイトのセーター、前に見た青ベースの白い星がデザインされてるスカートとトリコロールのスニーカー。黄色のマフラーをつけている。


よし、行くぞ!

僕は店の奥から出てきた。


「えっ、ネズミ?!」

彼女はすごく驚いた。たぶん僕の装いをみてだろう。





そう、あれは数日前……



「なるほど、そういうプランニングか……いい。凄くいいと思うよ! 少年! グッドだ!!」

小野寺さんは鼻を膨らませなながら此方をみている。

「でも、少年! そのプランニングに足りない点がある 」

「えっ、なんですか……」

「それは君だよ 」

と指をさされた……なので指を払った。


「もう、どういう事ですか?」

「君のドレスコードだね 」

「えっ、必要ですか……普通にお洒落してじゃダメですか?」

「君、お姫様を迎えに行くんだろ。だったら、必要じゃないか!」

「でも、何を着れば……」

「そう言うと思って此方で用意したよ……じゃーん!」

小野寺さんはライトグレーのスーツを見せた。


「えっ、スーツですか!それもライトグレー……」

「まぁ、本来ライトグレーのスーツは着るとレフ板効果がある。表情が明るく見える効果があるのだよ。それにより、プレゼンや商談等のコミュニケーションが重要な所で活躍してくれるんだよ。そんな事より今回はよりネズミっぽくなるからいいじゃん!」

「いいじゃんって……わかりました。他に何かそれあります?」

「実は私はスーツにはそこまで詳しくないのだよ…… ブランドもちょっとわからなくて……忘れちゃった! てへっ! 」

「『てへっ!』て……」

「まぁスーツセレクトかスーツカンパニーか……どっちかだよ。ちなみに、ストレッチが効いて丈夫な生地だから現代人には持ってこい! 自転車とかにも乗りやすいよ!!ちなみに、1480円の所20%オフで1184円!」

「安い!けど、なんで?」

「実はうっすらとジャケットに染みがあるのと、パンツも実はチャックの前の布、フライがたまに開い状態になりやすくて……まるで社会の窓が空いてる様に見えるんだよ 」

「えぇ、そんな仕様なんですね……うーん、たぶん今回だけだからなぁ……」

「少年、男を見せる時だぞ☆」

「うーん、わかりました! 買います!」

「おぉ!よく言った! では、代わりにコイツをレンタルしよう 」

それと、小野寺さんはグレーのストライプのベストを掲げる様に僕に見せた。

「ベストですか?」

「そう、ベスト。ジレやチョッキとも呼ばれてるね~ 実はコイツ、一応BURBERRY なんだよ 」

「えっ、BURBERRYってあの? それと一応って?」

「コイツは正式に言えば、BURBERRY ブラックレーベルと言われている。日本のライセンス商品で、男性向けに展開しているのだよ。さぁっ! 試してみたまえ!」



僕は商品を押し付けられ、試着室に入れられた。それから数分後、良いのか悪いのかわからない状態でカーテンを開ける。


シャーー!


「あっ、うん、悪くはないかな。あとのコーデは君に任せる。あとは、これはオマケだ。こいつは差し上げるよ……」





という事で、僕の今日の装いは、


ライトグレーのスーツ上下。バーバリーブラックレーベルのグレーのベスト。ユニクロの+Jコラボのシャツ。メッシュの黒のベルト。

そして、最近お年玉で買った、カルフの黒のスニーカー。


このカルフのスニーカーは軽い。北欧のフィンランドのブランドでランニングのスニーカーだ。サイドに熊のロゴが載ってあり、かわいい。


あとは、オマケの黒のリボン。これを蝶々結びにしている。



「では、参りましょうか、お姫様。馬車は此方です 」

僕は紳士になったつもりで掌で指した。

「馬車!?」

彼女はすごくテンションをあげて、指した方をみる。


そこには……一条くんから借りた自転車である。

「馬車……」

セイカちゃんは、もちろん少しテンションが下がった。

まっ、これは想定内だ。


「すいません、今日はお願いいたします。」

「はい! セイカちゃんは命をかけてお守りします!しっかり捕まっててね 」

「うん! 」






僕達は自転車に乗り込み、ペダルを踏み出す。まずは一条くんの家に向かう。



「やぁ、いらっしゃい。セイカちゃん 」

一条くんが出迎えてくれた。一条くんは和菓子屋、定番の白衣を着ている。

「さぁ、セイカちゃんも白衣に着替えて」

そう言われて、セイカちゃんは着替えてきた。


先に着いて待ってた、セイカちゃんのお母さんが嬉しそうにしている。

「それじゃ、頼んだ『宿題』を出してもらっていいかなぁ?」

「うん……」


そう、その宿題の内容とは、セイカちゃんがイメージした星の和菓子の絵だ。



「うーん、これは中々難しそうだね。それじゃ、何を使うか二人で考えようか?」

「うん!」

セイカちゃんは嬉しそうに大きく頷いた。


二人は30分考え、そして取りかかる。その間、僕と一条くんのお父さんとセイカちゃんのお母さんで2人の作ってる姿を見守っている。


「一条さん、この度は無理言ってすいません……」

「いやいや、女の子が喜んでくれるのは嬉しいもんだよ。でも、あの子はスジがいい!」

「えっそうですか、あの子も喜びます 」

お母さんは娘の頑張る姿を手を握り、小声で応援している。

一条くんのお父さんも二人の様子を優しく見守っていた。

「お父さんも一緒に、やらなくてよかったんですか?」

「いや、俺はね……小さい子供に怖がられるからね。職人としては彼女の望むもの作ってあげたがったが……でも、薫は職人として……それと人間として成長した気がするよ。君のお陰かもな、ありがとう 」

「いえ、僕は全然……むしろ薫くんのお陰で色々助かってます。しっかりしてるし。きっとお父さんとお母さんのお陰です。そして、今回お力を御貸し頂き本当にありがとうございます!」

僕は深く頭を下げた。


お父さんは鼻をすすり、照れた感じで喜んだ。

そして、数時間が経った。



「できたー!……でも……」

「うん、初めてにしては上出来さ 」

セイカちゃんは自分で作った事には満足しているが、和菓子のできには満足してないようで葛藤している。


一条くんはそんな彼女の様子にニコッと微笑んだ。

「セイカちゃん。また今度一緒に作ろ。今度はもっと上手くできるよ。何回でも付き合うから 」

「うん!! また、一緒に作ろ!」


彼女も、満面の笑みで答える。


できた和菓子は、セイカちゃんのお母さんと一条くんが一緒にパーティー会場に運んだ。






僕とセイカちゃんはまた自転車に乗りパーティー会場に向かう所。

「セイカちゃん楽しい?」

彼女は僕の体に回した手をギュッと力をいれ、

「すっごく、楽しいぃぃぃ!!」

っと大声で答えた。


その瞬間だった。たまたま、歩いて見回りしていたお巡りさんがいた。


「こら、君たち! 止まりなさい!」


あっ、ヤバい二人乗り見つかった! まぁ、でも、注意されるくらいかなぁ……

あれ、待てよ、関係性聞かれたらどうする……? 知り合いの子です。っで済むか……もしかしたら、誘拐か何かかと勘違いされる……僕はふと一瞬考えた……



『そんな事をやるようには見えませんでした。』

『たしかに、普段は優しいんですけど何考えてるかわからなくて…』

『いつかやるとは思ってました……』



ふとっそんな事が脳裏に過る……


いけない! せっかくのセイカちゃんの誕生日がつぶれる……いや、そうはいかせない!!


「セイカちゃん、しっかり捕まってて!」

「うん!」

僕は両足に全神経を集中してフルのパワーで力を入れた。


「おい! 待て!!」

お巡りさんは全力で走ってる。だが、ここで捕まる訳にはいかないんだ!!

彼女のためにも……『僕の今後の人生のためにも!!! 』



お巡りさんは息を切らし、どんどん離れ小さくなっていく。

それでも、僕は油断ができず、必死にこぐ。小さいとしても犯罪歴をつけるわけにはいかない。


そういえば、僕の好きな作品、ギャグ恋愛バトル執事漫画のシーンでこんなのあったかも……と、ふと思い出した。



僕は、疾風の如く走る。





そして、気がついたら川原にまで来てしまったようだ。僕はそんなこんなで息切れ切れだが……彼女は興奮している。

「凄いね、ネズミ! ちょっと怖かったけど楽しかった!」

「はぁ……楽しんでもらって良かったよ。はぁ……」

まぁ、こんな事になるのは以外だったけど……



「そういえば、キーホルダー7つ揃って、何お願いしたの?」

「えっとね……最初に、もう叶ったんだけど無事に妹が産まれますように。次にママとパパが昔みたいにラブラブになりますように。あとね……もう一個は……あっ、えっと…………」

「うん?あと一個はなに?」

「あと一個は星になぁ……ううん、星を掴めますように!」

「えっ、なにそれ? というか、三つもお願いしたんだね!」

「うん! そういえばネズミ! ネズミのパパとママはどんな人?」

「うーん、お母さんはね……マイペースな人。いい人なんだけど怒るとヒステリックを起こすかなぁ……」

「ヒステリックって?」

「えぇ……とお猿さんが怒る時みたいな感じ」

「それ、面白そうだね! パパは?」

「お父さん……はね……変な人だったよ。いっつも変な事言ってた。うちのお母さんがそれを聞いて楽しんでた……愉快な人というか……まぁ、面白い人だったね 」

「楽しそうな家族なんだね!」

「うん……まぁね……そういえばセイカちゃんのお父さんは?」

「嘘つきなんだ。セイカとの約束やぶるし、ママとはケンカするし、最悪! だからこの前、ワガママ言っちゃった! 今度破ったら一生、口聞かないって約束したんだ! お父さん反省する!ってこの前たくさんのおもちゃ、送ってくれたんだ。だから……」


彼女は何か言いたげにし、助走をつける様に息を吸った。

「……だから、パパもママ大好きなの! ずーとずーとだーいすき~!!」

「そっかー!ならセイカちゃんと妹ちゃんは幸せだね!」

「うん!!」

「んじゃ、そろそろパーティー会場に向かおう!」






そして、いつものこの場所。やっぱり落ち着く……だが今回店内は暗くセットしてある。

僕たちは店に入り、セイカちゃんを店内の奥の方に案内した。


「千里香さん! お待たせしました! お願いしまーす!」


バッ!!と音がなり灯りがつく。

元々店内の奥に大きなシャンデリアのような装飾があったのでその回りに、セイカちゃんから『対価』としてもらったキーホルダーと店で余ったキーホルダー合わせて50っ個ほどをぶら下げてある。

それと、別に星の装飾を飾ってある。


そして、いつも靴や鞄等をディスプレイしてある木の大きな丸い机の上に、今日はセイカちゃんが作った和菓子。それとちょっとしたお菓子。サンドイッチやスープ、他軽食が置いてある。


棚にはドリンクを数種類を揃えた。


小野寺さんは黒のドレスに黒のヒール、そして黒のローブを頭から軽く羽織った状態で、星形のステッキを持って出てくる。


「やぁ、いらっしゃい。お姫様。さっ、此方でお色直し、イヤ、魔法をかけてあげるね☆」

小野寺さんがセイカちゃんを連れていった。



そして、数分後……


セイカちゃんメイクアップして戻ってきた。

顔にメイクをし、髪もちゃんとセットされ、ライムライトの鮮やかなドレス。そして、黄色のヒール。星の形をしたアクセサリー。そして、ティアラを乗せている。


セイカちゃんは気恥ずかしそうに僕に近づいた。


「どうかなぁ、ネズミ似合ってる?」


僕は少し見とれてしまった。この短い期間だけど。彼女が大人になってるのが嬉しくも切なく感じた。

たぶん、僕に妹がいたとして……小さい時は懐いていたのに、大人になって離れる様な……そんな気がした。

でも、もちろん彼女が喜んでくれるなら、嬉しさの方が勝る。

「うん、とても似合ってるよ。素敵なお姫様だ!」

「えへへ、ありがと!」

彼女は素直に喜ぶ。


「では、私からの魔法だ……」

彼女はまるで早口言葉みたいな呪文を唱える。


唱え終わると、ローブを振り上げる。

「では、みなさーん! 出てきてくださーい!」


『お姫様! お帰りなさいませ!』


店内に数人の声が響く。


そして、BGMでダンスに合いそうなクラシックがかかった。


一条くん、セイカちゃんのお母さん、早川さん。そして従業員の鈴木さんと田中さん。

「さぁ、君たちはもう、いいよ!仕事に戻って戻って!」


小野寺さん、いつか二人にパワハラで訴えられますよ……というか……

「そういえば、小野寺さん頼んどいて言うのはあれですが……改めてよくこんな事、許されてますね……」

「あぁ、今日は年に二回ある。棚卸し日なんだ。だからもともと店としては休みで、でも従業員は仕事しなきゃならんのだよ 」

「えっ、今さらなんですが大丈夫なんですか?」

「大丈夫大丈夫! あいつら優秀だから~。あとまぁ、色々弱み握ってるから……」

「小野寺さん……えっ……でも、もし、今日にこのパーティー開けなかったら……」

「あぁ、その時は私の力をフルに使ってどうにかするよ!」

「えっ!」


なにこの人? どういう権力を持っているんだ……


そして、小野寺さんは手を叩く。


「さて、では王子さまにお姫様をエスコートして貰おうか! さぁっ! 早川くん!」


早川さん前に出てきて、セイカちゃんの前にひざまずいた。

「さっ、一緒に踊ってくれませんか?」

「はい!」

セイカちゃんは静かに頷いた。顔はスゴく赤くなっている。


早川さんの装いは……シャリーフのベージュのナポレオンジャケットにPhlannelの襟なし白のイカ胸のシャツ。Diorのベストとパンツ。そして、ビットローファーだ。


マジでイケメン過ぎて、宝塚かジャ○ーズにしか見えない。というか、シャツとベストの効果ですごくセクシーに見える………と、見とれてしまった。


でも……あれぇ?

「千里香さん、あの早川さんのあの服一式……」

「あぁ、貸してあげた!」

「えっ、僕の場合買取だったのに……」

「だって、君は自転車乗ったりするじゃん! あと、彼女の場合、着せてたら……モジモジ、ついつい、何か~彼女なら、いいかなぁ~ってポッ!となって……」


まさか、千里香さんにまで効果が……というか、オノマトペ……言うのか……

「……なにより、彼女! 早川くんはいいスタイルをしている……げへへへへぇ……」

あぁぁ、ただの通常運転か……



そして、思い出したかのようにバースデーソング。鈴木さんと田中さんもまた戻され、一緒に歌わされる。

大人男性の歌声につられ、僕と一条くんも低いトーンで歌うので少しむさ苦しさの混じった歌になった。


それでもセイカちゃんははしゃいでいる。


次に歓談やダンス、食べてまた歌って、無茶ぶり。時間は気がつけば終わりに近づく……

セイカちゃんは終わりそうなパーティーに少し暗晦のようだ。僕は彼女の隣に座り、パーティーの様子を一緒に眺めた。


彼女は此方に振り向き、

「ネズミ、最後に一緒に踊ってくれない……」

「もちろです。お姫様。では、手を御取りください」

彼女の軽い手を受け、壇上へ向かった。


僕と彼女は踊った……ゆっくりと。終わりが来ないように……


「そういえば、借りてる腕時計もう少し借りてていい?」

「うん、いいけど、どうして?」

彼女は悩みながらも、朗らかに笑う。

「私これから、頑張らなきゃいけないの? それを御守りに、いつでも……一成くんがいてくれると思うと頑張れるから……」

「えっ、今、名前で?」

「そっ、そんな事どうでもいいから貸して!」

「わかった。いつでもいいよ! いつまでも待ってるから。」


急に彼女はステップを踏み外し、よろめく。


僕はとっさに腰に腕を回し、彼女を支えた。が彼女は僕の胸の中に飛び込んだ。


「へへぇ、ありがと! ネズミ!」

彼女は照れながらも満面の笑みだった。






帰り際、セイカちゃんはスゴくテンションが高い。まだ、熱は終わらないかの様だ。


そして、それぞれに膝をつくように指示して彼女はみんなにハグをしていった。


そして、最後に僕の番がきて、

「ネズミ……うん一成くん。今日は本当にありがとう! スゴく楽しかったし、一生忘れない!」

と言い、僕にもハグをし……その後……僕の頬にキスをした。


僕は一瞬、何が起きたか分からず呆然としてしまった。


小野寺さんは近寄り、

「おやおや、奪われてしまったね。あなたのハートを」

と言われ、僕は照れながらも手を振った。


セイカちゃんは荷物をまとめて帰る準備をし、入り口立つ。

「皆さん、本当にありがとうございました! ……それじゃ、皆……………」

彼女は何か言い澱んでから、

「……行ってきます!!」

とセイカちゃんは目一杯の笑顔で意気揚々と帰っていった。

「普通こういう時、バイバイじゃないかなぁ~ホント変わってるなセイカちゃんも……」


彼女の去ったあとは、何か寂しさみたいのが残る。これがパーティーとかの終わりなんだと思った。


片付けの途中、早川さんとすれ違ったとき、なぜか肘打ちを受ける。


「えっ、ウソ……」


僕は何が起きたか解らず、フリーズ。

今のわざと?たまたまどっち?……そう思いながら、モヤモヤとモンモンした……


その後、今日サンドイッチや軽食やスープを作ってくれた事の感謝を早川さんに伝えたときは普通だった……女性ってわからない……



帰り道、夜はまだまだ寒いが興奮は余韻として残り、熱を帯びている。好きな友人たちと、はしゃいだり、遊ぶのってホントいいな。また企画をしようかなぁ~

こんな時間がいつまでも続けばいいのに。




如何だったでしょうか? 友達と盛り上がった後っでもうすぐ終わりが来ると思うと切なくなってついつい引き伸ばそうとしますよね。

私の場合ついつい飲み会の時にそうしてしまいます。

あと、今回の和菓子のシーンとパーティーのシーンは私の人生の中で一番好きなドラマをオマージュさせて頂いてます。

では、今回も読んで頂き誠にありがとうございましたm(_ _)m!

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