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第7話『武闘大会での惨事』

 ある魔法を思いついた。

 しかし、成功するかは分からないし、

 相当に危険な魔法だと思う。

 奥の手にする予定だ。


 父が確信していたように、

 俺も少しづつ、武闘大会での優勝をイメージできるようになってきた。


 俺のチームは1階位クラス生が2人、

 8階位クラスが3人だった。


 1階位クラス生は俺とハリウスだったので、

 今回は8階位クラスの子を紹介しよう。


 剣技の腕だけを取るならば、

 十分上位階位に届くであろう腕を持つ、ボーラ。女の子。


 魔力総量が相当低いが、

 威力だけで言えば上位階位クラス顔負けの、ヴェナ。女の子。


 上記二人の中間あたりの能力だが、

 力のコントロールが下手で、

 思った調子を全然出せていないニーク。男の子。


 この3人が、今回チームメイトの8階位クラスの子だ。


 思った以上に個人の能力が高く、武闘会が楽しみだ。


 揃った俺たちは早速役割を決め、

 先鋒:ボーラ、次鋒:ニーク、中堅ハリウス、

 副将ヴェナ、大将ロメディア

 として、優勝を目指すことにした。


 ちなみに、ハリウスは1階位クラスで、

 剣の扱いで右に出るものはおらず、

 魔法もそこそこ出来るので、

 将来は騎士になるだろうと、

 先生が言っていたのを聞いた。

 隙を与えるような行動をするが、

 それを剣技でカバーできる程のスピードを有しており、

 相当の実力者だ。

 ちなみに女性からしたら強敵で、

 結構なイケメンであるのにもかかわらず、

 油断をしない性格なのだ。


 -----


 武闘会の日になった。

 グラウンドにはいつもあるテントが無くなり、

 その代わりに、沢山の座席が置いてあった。


 俺の家族は、父と母、祖父とメリッサが、

 最前列で応援してくれている。

 父と祖父は酒の様なものを用意して、

 母とメリッサは、楽しそうに話している。


 昨日は夜遅くまで、父と格闘技の練習をしていたのだが、

 筋肉痛にならなくてよかった。

 なっていたら、今日の試合は出れなかっただろう。


 ギーモンからは、魔法の威力の上げ方を、

 教えてもらっていた。

 おかげで、光線(レヨン)の、最大出力での放出の際は、

 目視による回避は不可能なレベルになっていた。


 魔法付与(エンチャント)の上手な仕方も教えてもらった。

 原理としては、

 魔法詠唱の際、莫大に空気中に放出される魔力を、

 魔法付与(エンチャント)部位に集めるというものだ。

 その為発動する魔法の内容によって、

 魔法付与(エンチャント)効果も変わるという。


 最大出力でのパンチを繰り出して見ると、

 恐ろしい威力---木を一本倒す程度---にまで上がっていた。


 ボーラはハリウスと剣の特訓をして、

 学校内でも指折りレベルの強さになったし、

 俺はヴェナと新魔法の研究のついて話し合った。


 ヴェナは優しい子で可愛いし努力家で、

 互いに良い意見を出し合い、

 第7階位水魔法 (ヴロヒ)を、

 生み出すことができた。


 ちなみに俺はこの魔法のお陰で、

 奥の手(・・・)を生み出すことができた。


 ニークはどっちともつかずで、

 最初は俺たちと魔法を考えていたが、

 最後は結局ハリウス達と共に剣の練習をしていた。


 俺は父から格闘技を習っていたし、

 魔法付与(エンチャント)での攻撃の方が剣での攻撃より強かったので、剣を振るう必要がなかった。


 -----


 俺たちはチーム結成の時よりも、

 随分と強くなって、武闘大会に臨んだ。


 優勝の条件は3連勝で、

 グランプリ形式となっている。


 観客には沢山の家族が来ていて、

 自分の子を応援しに来ていた。


 たったの3歳なのに勝負させるのは何事か、

 という声も上がったそうだが、

 学校には優秀な治癒魔道士もいるということで、

 何があっても大丈夫だと諭されていた。


 開会式では村の村長として、

 父が挨拶をしていた。


「ご紹介に預かりました。村長のアルク・ハーキュリーズです。今回は初めての試みとして武闘大会を開催すると聞いたときは、親の立場からしてとても不安でしたが、我が子が一生懸命魔法や武術の訓練を頑張っているのを見て、成長したなと、改めて感じました。今回の優勝商品は、優勝してからのお楽しみ…ということで、生徒諸君には頑張っていただきたいです!長くなりましたが、これより武闘大会の開催をここに宣言します」


 流石村長だ。家で俺に見せる態度とは違い、

 凛として、とても格好良かった。


 ということで戦いの火蓋が上がったわけだが、

 第1試合は、完封勝利してしまった。


 司会は校長のリーモル先生が引き受けていた。


 先鋒はボーラ VS 3階位生。

 ボーラが負けるような相手ではないと、

 俺は構えで確信した。

 ボーラはハリウスとの特訓で、

 隙がない剣技を覚えていたし、

 ギーモンに魔力総量が少ない事を相談すると、

 総量は低いのは威力に関係なく、

 魔力を凝縮すれば一撃必殺で倒せるだろうと、

 アドバイスをもらっていて、

 居合の達人のような強さになっている。


「第8階位で最も剣捌きが上手な男の登場だ!

 魔力総量が多ければ、すぐにでも3階位クラスに行けるほどの実力者だったにも関わらず、

 今の彼が出す魔力は、美しい鋭さを放っている!

 この力で、上位階位クラスへ下克上なるか!」


 リーモル先生、相当熱がこもってるなぁ。

 楽しそうにスラスラと言いあげるその姿は、

 圧巻だった。


 相手は8階位生を前に、

 楽勝そうな顔をして挑発をした。


 勝負は一瞬で決した。


 ボーラは相手の挑発に舌打ちをして、

 魔力を凝縮し、魔法付与(エンチャント)した剣で、

 居合斬りを放ったのだ。


 その剣先は美しい放物線を描き、

 相手の懐に入った。

 居合斬りをまともに受け、

 崩れ落ちた。


 グラウンドでは、

 敵チームの唸り声が聞こえる。


 治癒魔道士が動いたおかげで、

 教員や観客からもざわつきが起こる。


「し、勝者! ボォォォォォルァァァァァァ!」


 リーモル先生が驚いたように叫んだ。

 歓声が上がった。

 いとも簡単に勝敗を決したボーラに、

 先生陣も驚きの声を上げている。

 ハリウスは当然のような顔をしたが、

 俺だって驚いた。一撃とは思わなかった。


 ボーラはハリウスに向かって、

 嬉しそうに手を振った。

 とても微笑ましく、

 ボーラの母は笑顔で泣いていた。


 ボーラの勝利のおかげで、

 士気が上がった俺たちは、

 ニーク、ハリウスと勝利を続け、

 1回戦目は勝利を収めた。


 2回戦目では、ボーラ、ニークと勝利を続けた。


「剣の扱いは学校一!

 甘いマスクに一目惚れさせ、

 油断したところを突くハンター!

 彼の実力は王宮騎士になれるだろうと、

 先生方からのお墨付き!

 1回戦目で相手は、一撃を与えることも出来ずに敗北した!

 彼を倒すことのできる強者は果たしているのか!?」


 リーモル先生のノリノリな紹介が終わり、

 戦いが始まった。


 相手は一回戦目を見ていて、

 作戦を建てていた様で、

 開始直後に魔法を放った。


 相当な早さの出た魔法だったが、

 ハリウスは難なく避け、

 間合いを詰める。


 相手側が壁を作り、ガードする。

 しかしハリウスの剣の前に、

 壁は意味を成さず、

 ハリウスの一撃が決まった。


 今回も俺の出る幕はなかった。

 ヴェナと暇そうに話をしている俺たちは、

 敗北した奴等に白い目で見られた。


 ヴェナは俺に将来の夢を話してくれた。


 ヴェナには父と母がいない。

 産んだ後に叔母に預けられ、

 冒険に出たんだそうだ。


 なんとも無責任な親だ。

 そう思ったがヴェナは否定し、

 私を育ててくれるために、

 親はお金を稼いでくれたのだという。

 だからヴェナも冒険者になって、

 親が歩いた場所を歩いてみたいそうだ。


 しかし親は冒険先で魔物に殺され、

 結局会えず終いらしい。

 でも親を憎んではいないそうだ。

 なんと出来た子だろうか。

 もし俺だったら、そんな親を許しはしないだろう。


「勝者!ハァァァリウゥゥゥゥス!」


 リーモル先生は嬉しそうだった。

 8階位生が相当強くなり、

 1階位生と仲良くしているのを見て、

 うんうんと頷いていた。


 次はいよいよ決勝戦だ。


 決勝戦の相手は全員(・・)1階位生だ。

 大将はこの村の神父の息子である、

 ダグラス・ケインズだ。

 神父は世界(ワルド)教の神父で、

 元々は大魔導師だったそうだ。

 無論その息子も学年一の実力者だ。


 チームメイトの訓練もして上げた様で、

 1回戦、2回戦も、強力な魔法が使われていた。

 正直、勝てるかどうか不安だが、

 どうにかなると信じたい。


「最終戦!この学年最強を決めるこの戦いで!

 勝利の女神が微笑むのはどっちなのかァ!

 両チームとも、副将と大将の出番は未だなく、

 実力は未知数!この戦いで実力を見ることができるのか!

 それとも今まで通り、中堅で終わってしまうのか!

 注目の戦いを見逃すなァ!」


 観客から湧き上がる歓声が、

 皆の顔を引き締めた。


 ---先鋒戦---


 ボーラは今まで通り居合を放とうとした。

 だが、敵は想定していた様で、

 素早く背後へ回り込み、

 居合を避けた。今までにない展開だ。

 ボーラは目を見開き、

 後ろへ向き直る。

 敵は一瞬でボーラの懐へ踏み込んだ。

 ボーラは剣を握ったが、間に合わない。

 ボーラが負けた。誰もがそう確信したが、

 ボーラは何かを唱えた。

 次の瞬間には敵が吹き飛び、倒れていた。

 ボーラは咄嗟に魔法を放ったのだ。

 吹っ飛んだところを見るに、風魔法だろう。

 この判断力は、ギーモンがもしもの時はと、

 仕込んでいた様でギーモンが俺を見て、

 ウインクをしていた。

 恐ろしい老人だ。


 しかしボーラは、

 全試合居合で勝つつもりだったらしく、

 悔しそうな顔をしていた。

 俺とヴェナが凄かったと賞賛したが、

 ボーラは苦笑いをして、ハリウスの元へ向かった。


 観客から歓声が上がる。

 いい判断だった、早かったなど、口々に言い合っている。

 ハリウスは自分のことの様に胸を張って、

 ボーラと話をしていた。


 ボーラも次第に笑顔になってきた。

 彼女はハリウスの事が好きなのだろうか。

 今度聞いてみることにしよう。


 ---次鋒戦---

 ニークは善戦したと思う。

 土魔法を使い、敵を囲み動けなくさせ、

 剣を使い敵を追い詰めていった。


 しかし敵は剣に魔法付与(エンチャント)させ、

 魔法を使ってニークを吹き飛ばし、間合いを詰めていった。

 敵は強力な魔法---恐らく6階位程度---を連発して、

 強力な魔法付与(エンチャント)をした剣は

 ニークをジリジリと追い詰めていく。

 ニークは敵の魔法に必死に抵抗(レジスト)をしたが、

 魔力の差があり少しずつ圧され、

 剣を交えたが折れてしまい、

 敗北をしてしまった。


 ニークは涙目で帰ってきた。

 ごめんと繰り返し言ってきたので、

 気にするなと答えて、皆で慰めた。

 あの子は強かった。よく頑張ったよ。仕方ないさ。

 と皆が声をかけるので、

 ニークも少し落ち着いた様子だった。

 チームの仲が良くてよかった。

 ここで酷いことを言えばニークの心は折れ、

 学校へ二度と来なくなっていたかもしれない。


 ---中堅戦---

 敵が間合いを取り、魔法を連発するので。

 ハリウスにとって戦い辛かったと思う。

 6階位程度の魔法を連発され、

 苦戦を強いられていたハリウスだったが、

 戦況は一瞬で変わった。


 ハリウスは剣を投げつけた。


 敵は大慌てで剣を両手で止めたせいで、

 魔法の使用は止まってしまい、

 ハリウスに一気に間合いを詰められてしまった。

 敵は咄嗟に魔法を使用したが、

 ハリウスに避けられ、

 思い切り殴り飛ばされた。


 大歓声が上がった。

 絶望的な状況でハリウスは、

 賭けに出たのだ。

 剣を避けられていたら、

 恐らく負けてしまっていただろう。

 ボーラはハリウスに駆け寄り抱きついた。


 やはりボーラはハリウスの事が好きなのだろう。

 ハリウスも嬉しそうに、顔を赤くした。

 それを見たヴェナも顔を赤らめたのを見て、

 改めて、かわいいと思った。

 次は彼女の初の出番だ。

 頑張って欲しい。


 ---副将戦---

 ヴェナは相手の力量を測るため、

 8階位魔法を使っていた。

 敵はいとも容易く抵抗(レジスト)し、

 間合いを詰めてきたので、

 ヴェナも少しずつ本気を出して行った。


 第6階位魔法を繰り返し使い、

 相手を圧倒していたヴェナだったが、


 敵も次第に的確に抵抗(レジスト)し始め、

 魔力が底をつき始めた。


 激しい攻防戦は、ヴェナが先に根をあげた。

 魔法を使用したが魔力不足で発動せず、

 驚いた顔で、硬直した様に動かなくなった。

 いや、動けなかったのだろう。

 敵に魔法を打ち込まれ、ヴェナは敗北した。


 帰ってきたヴェナは涙でぐしゃぐしゃに顔を濡らしていた。

 俺はヴェナを抱きしめてあげた。

 よしよしと頭を撫でながら、

 よく頑張ったね、偉いね、と、

 いつも母にやっている様に慰めてあげた。

 しばらくヴェナは泣き続け、

 俺は泣き止むまで頭を撫で続けた。


 泣き止むとヴェナは、

 疲れ切ったのか、ぐっすりと眠ってしまった。

 仇は俺が取らなくちゃな。

 次は俺とダグラスの一騎打ちだ。


 ---大将戦---

「皆様!お待たせいたしましたァ!

 本日の大目玉の大将戦です!

 どちらもチーム内最強の実力者!


 こちらは世界(ワルド)教神父の息子!

 神父である彼の父は、元は王国一魔導師だった!

 ダァァァグラスゥ・ケインズゥゥゥ!」


 まるでボクシングの実況者の様だ。

 あの舌の巻具合は、絶対に凄い訓練を積んでるに違いない。


「対して、この村の村長の子で、

 あのギーモンの孫!

 今まで実力を隠していたので、

 先生陣も実力を知りたがっていた!

 ロメディアァァァァ・ハァァァァキュリィィィズ!」


 あのギーモンってなんだろう。

 ギーモンってそんなに有名人物なのだろうか。

 確かの銀貨や金貨を大量にくれるし、

 貴族風な奴等を見下していたから、

 凄い存在というのは分かるが…。

 実際どのような人物なのかとても気になる。

 あとで甘えてみて、聞きだそう。


「レディィィ!ファイッ!」


 おっと始まってしまった。

 まずはどうしようか…。


 考えていると、しびれを切らせたダグラスが、

 どでかい火の玉を出してきた。

 8階位魔法 火粉(プロクス)だ。

 だが威力は6階位程度になっている。

 魔力凝縮術マギア・コンデセイションだろう。

 俺は7階位魔法(ヴロヒ)を使用した。

 雨が降り始め、火粉(プロクス)抵抗(レジスト)した。

 観客は感嘆の声をあげている。


 ダグラスは剣を抜き、俺に襲いかかってきた。

 俺はこの大会で唯一、剣を所持せずに出場している。

 土属性の魔法付与(エンチャント)で、腕を固め、風属性で切るのだ。

 激しい攻防戦となった。

 ダグラスの剣も相当なもので、

 俺に少しずつダメージを蓄積させていった。

 このまま消耗戦に持ち込まれると、

 俺は負けてしまうだろう。


「ハッ。お前はその程度の強さで、

 大将なのか!あの雑魚達が可哀想だな!

 こんなに弱い男の下であれだけの善戦をしたというのにな!

 まぁお前も、あいつらに比べりゃ骨があったよ。

 だがな、俺の方がもっと強いんだ。諦めな。」


 俺の中でブチっと何かがキレた。

 あんだけ頑張ったチームメイト(あいつら)が雑魚だと?

 負けたら泣いてまで俺に謝ってきたのに、

 雑魚だ?こいつ頭がいかれてやがる。

 奥の手(・・・)とか言って、使うの躊躇してたけど、

 こいつだけは許せねぇ。


 俺は魔力凝縮術マギア・コンデセイションを使い、

 通常では(・・・・)使えないほどの魔力を貯めた。

 ダグラスが何か言ってるが知ったことじゃねぇ。

 こいつ殺してやる。

 そう思って俺は、第5階位(・・・・)魔法の、

 超雷雲(スーパーセル)を放ってやった。

 意識が飛びかけた。全魔力を込めたからな。


 周囲に強力なダウンバーストが起こり、

 雨は豪雨となり、竜巻が発生した。


 先生陣は最初魔法の美しさに見惚れていたが、

 強力なダウンバーストを受け、

 慌てて抵抗(レジスト)を始めた。


 リーモルもこれはまずいと思ったのか、

 親御さんにも抵抗(レジスト)の協力を頼んでいた。

 逃げ惑う親子もいたがリーモルの言葉を聞き、

 平静に戻り、皆抵抗(レジスト)を始めていた。


 俺の全魔力を込めた超雷雲(スーパーセル)は、

 ダグラス以外に大量の水や、木などを巻き込み、

 辺りは大惨事となった。

 先生が抵抗(レジスト)を始めるのが遅かったら、

 ダグラスは死んでしまい、

 ここら一帯が更地になっていただろう。


 俺は全魔力を込めた事を、

 少し後悔をしながら、意識を手放した。

 手放す直前に、家族が駆け寄ってくれたのが見えた。

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