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第31話 『命令される夢』

「はろー?にーはお?

やぁロミーちゃん。お元気?」


また来たのか。

相変わらずの巨木は今日も青々と茂っている。


「順調にクエストクリアしてるね」


監視してるのか?

悪趣味な奴め。


「なんと失礼な!

まぁ覗き見には変わりないし、

君の魂が段々と初代に近づいてるのも、

クリアしてる証拠だよね」


まぁ大体ギーモンがやってるし、

俺は何にも動いてないんだけどね。

だから初代っぽいのは、

俺じゃなくてギーモン。

伝言とかある?


「きゃー!サバサバしてるぅ!

んで、まぁギーモン君には、

御宅の娘は預かったとでの伝えておいて。

あと君に魂で間違いないよ。

将来良い栄養になりそうだね!」


良い栄養って……。

完全に肥料にする気満々じゃないですか。


「もちろん!この世界樹(イッグドラスール)の栄養になってもらうよ!

んでもって新しい世界の創造を始めようかなぁって」


新しい世界?

あんた創造神なら好きに作れば良いだろ?

それとも一人じゃ作れないとか?

俺たち人間のエネルギーを利用して作るとか?


何それだっさ。


「言いたい放題言うじゃないかぁ!

今のグサァっと刺さったわぁ。

まぁ違うんだけどね。

今はまだ9世界しかないけど、

多分君の魂が栄養として吸収されれば、

世界樹(イッグドラスール)の成長が終わる。

つまり成体になるわけかな。


だからその分世界樹(イッグドラスール)に世界を作りやすいわけ。

上の方に3つぐらい作って終わりかなぁ」


なるほど?成長した部分に世界を創造すると……。

容量がないってことか?


「ご名答!もう世界樹(イッグドラスール)ちゃんの容量が足りないから、

君の魂で拡張させるわけさ!

おわかり?おかわり?」


おかわりは要らないけど、

俺なんかに魂で良いのか?


「まぁ試験世界(テスタ・ルワード)は別に私が娯楽で作ってたわけだし?

君なんかが転生するなんて予想外だったわけだし?

まぁやってもらう事はあるよ?

君が創元の宮殿(プロメテウスパレス)への介入を許されたのは、

君の世界に付けといた、

古いシステムの誤作動なわけだしね」


古いシステム?


世界(ワルド)システム。

昔は君の世界はRPG世界で、

ある程度の成長で能力が獲得できてたのさ!

まぁそんなシステム稼動させ続けてたら、

転生してきても、魂が粉々になってただろうけどね」


は、はぁ。で?やってもらうことって?


「よくぞ聞いてくれましたぁ。

その名もヘリル王国の破壊!

君にとって恨みのある国の壊滅で、

君の魂が解放されるのさ!」


つまり?


「それはやってみてからのお楽しみ。

ちなみにあの山壊したことによって、

ヘリル王国と戦争始めた国があるから、

多分難行クエストする頃には、

ヘリルの国力は弱り切ってるよ。

そんな中颯爽と現れ国を破壊する君!

大丈夫!国民に避難は済ませとくよ」


まぁ……それなら破壊しても良い……のかな?


「おっと今回も時間みたい。

んじゃまた今度だね。

お爺さんによろしく言っといて!

じゃぁね!良き旅を!」


あっちょっと待て!

おい?


-----



「おっ起きたな、ロミ夫?

どんな夢見たんだ?ニヤケやがって?」


にやけてたのか…俺?


「いや…まぁ変な夢だったよ」

「どんな夢じゃった?」


化け物爺が部屋から出てきた。


「ツインテールで黒髪の少女から、

お爺様によろしく言っといてくれと言われる夢です。

創造神とか言ってましたよ」

「そ、そうか、それは、変な夢じゃのぅ。

はは……ははは、はははは」


ギーモンが妙な笑いを上げて、

その場に座り込んだ。


爺「……はは、ははは」

狼「おい、こいつどうした?」

嬢「お疲れなのよ。休ませて上げましょ」

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