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勇者の俺は異世界で女装少年に迫られています (起)

一話目は非エロ。

 俺、詩与田翔太17歳は今悩んでいる。

 猛烈に悩んでいる。

 何に悩んでいるかって?


 一年ほど前に異世界に召喚されて、地球に戻れない事か?

 そんな事は別にどうでも良い。こっちの世界をそれなりに満喫しているからな。


 残してきた両親に親孝行していないのが心残りだが。とはいえ、上二人の兄は俺なんかよりずっと優秀だったから孝行はそっちに任せようと思う。むしろ劣等生の俺がいても将来の心配ばかりさせていた事だろう。勿論、行方不明になれば迷惑を掛けるが、俺に関する記憶は消されているらしいので心配ない。・・・尤も、それを寂しくも感じるが、その方が家族が幸せで居られるなら歓迎すべきだろう。


 では、いきなり召喚されて勇者として魔王を倒してくれと言われた事か?

 それも大して心配していない。なんせ勇者らしいチート能力を豊富に貰っている。自分でも未だ全部把握し切れていないほどにだ。


 魔王だって強いだろうし、その配下が物量戦で攻めてきたら困るだろうが、対処する自信がある。

 戦力分析には抜かり無しだし、俺自身の成長率と仲間達の急成長ぶりから計算すれば来年には討伐出来るはずだ。


 では、勇者の俺に他に悩む事等あるのか?

 勿論、ある。


 というか、日々悩んでいる。

 勇者だってタダの人間だ。強力な力があるかもしれないが、社会生活を営んでいる限り社会の構成員の一人であり、社会組織に属するという事は即ち日々悩みが生まれるという事だ。


 とまあ、抽象的な話は良いとして、俺はそういったシガラミのせいで今悩んでいるのである。


 俺は今、奴隷商館にいる。

 勿論、奴隷を買う為だ。

 そして、その奴隷を買うという行為に置いて、決心がつかぬのである。

 え? 奴隷という制度に人道的な反感を持ったからかって?

 いや、俺は中身がゲスイのでそんな道徳的感情は持ち合わせていない。


 ファンタジーな異世界に来て、勇者としてコツコツ頑張っていれば金は直ぐに溜まる。しかし、溜まる一方で使い道は無い。武具や防具は王国が最高級品のものを支給してくれるし、衣食住にかかる費用もはした金で済む。そんな所へ、この国では奴隷売買が合法で、一部のオタクが抱く至高の夢であるケモ耳やエルフ耳の奴隷たちを買って好き放題できると聞けば、買い付けに行きたくなるのが人間の浅ましい性分である。


 というわけで、奴隷商館に来たのは、こっそり猫耳の女の子かエルフのお姉さん、あるいは巨乳のダークエルフでも買ってきてイチャコラしてやろうという腹積もりだった。


 昨日、クエストから帰って来て一人寂しく風呂に入っている時に奴隷を買おうと決めたのだ。

 ところが、その計画が今日の朝食の席から狂い始める。


 俺が朝食を取っている時に訪れたのは、御目付役の騎士と文官のセットだった。お目付役と言っても、別に俺の監視を任務としているわけでは無い。基本的に俺のサポートである。

 で、その文官がその席で俺を讃え始める。こいつは俺を讃えるのが好きなのだ。そして、俺が讃えられるに値する人間だと本気で信じている。おい、頼むからそんなキラキラした尊敬の眼差しで見るのは止めてくれ。


 文官の讃辞によると、歴代の勇者たちは英雄色を好むとは言え、手癖が悪く、訓練やクエストそっちのけで勇者の肩書きを使って手当たりしだい女に手を出して何股もしていたそうだが、俺は今までそういった傾向を一切示さずに訓練やクエストに勤しんでいる。ゆえに巷では、聖人だとか、勇者君子だとか呼ばれているそうな。

 いやまあ、単にキモデブな上にコミュ障でヘタレなだけなんですよ。死にたくないから、訓練にかける時間を多くとって出会いの機会が無いのも勿論要因ではあるが。なんせ、汗ふきタオルを持って来てくれるのもメイドさんじゃくて、勇者に憧れてキラキラした目をさせる騎士見習い達だからな。当然、男だ。戦うのは男の仕事という因習に支配されている此の王国には残念ながら勇者の嫁候補に為り易い女騎士なんていない。いたら、今頃この俺でもフラグの一つや二つ立てているはずだ。


 で、まあ、つまるところ、女奴隷を買ってムフフな展開をと思っていた俺は、いきなりこの純粋無垢な青年文官様から聖人だの勇者君子だのと言うレッテルの下に拘束されてしまったわけだ。

 この青年文官には本当にお世話になってきた。だから彼の中にある俺の硬派な勇者像を破壊したくないのである。困ったもんだ。


 さらに追い打ちをかけるようにして、今度はイケメン騎士の番である。

 彼は俺の騎士道精神を褒め称え始めた。なんでも、騎士の理想形はか弱いご婦人方を守り通し、彼女たちに勝利と栄光を捧げるために戦場に立つことらしい。それがいったい俺にどう当て嵌まるというのだろうか? 

 聞いてみると、歴代の勇者たちはたくさんの女に手を出していたが、それが私生活のことなら未だ目を瞑ってもよいかもしれない。だが、しかしほとんど全員がその手を付けた女達をあろうことか魔王討伐の強行軍に連れまわしたのだという。しかも、実際に無理やり戦闘までさせていたのだから言語道断というわけだ。

 ・・・ほんと、歴代の勇者たちは何やってたんだか?

 イケメン騎士の話は続く。確かに戦場にいるのは男ばかりではない。例外的に兵士相手に稼ぐチャンスと、軍の後ろに娼婦の一行がついてくる事はよくある話だ。だから、魔王討伐中に色に耽るのは眉を顰めたくなることだが、百歩譲ってそういう欲求解消の手段を用意するのは必要だと認めてもよい。しかし、自分が手を出した女達を全部ゾロゾロと引き連れていくのは如何なものか? しかも、守り、その身を捧げるべき相手を戦闘の駒に使っていたのだから最低だ。それでも、魔王を討伐してしまえば大功を論ずるものは小過を録せずで、問題にされなかったわけだが。

 その点、王国への信頼アピールを兼ねて仲間選びを完全にお役所任せにした俺は正統武闘派の筋肉の塊達に囲まれて訓練とクエストに励んでいる。姫様に好意を寄せられても忠誠心を捧げるだけで決して下卑たマネをしでかさなかった。素晴らしい。とのことだ。

 姫様に好意を持たれているなんて話は、この時初めて聞いたので、心底驚いた。しかし、あの姫様の無感動な冷たい目を思い出すと、俺の中で姫様云々のくだりは騎士道物語に熱を上げすぎてイケメン騎士が妄想するに至った結果だと結論付けた。こいつはこいつ自身の理想の物語を脳内に持っていて、それを俺に投影する癖があるからな。十中八九間違いないだろう。


 俺はイケメン騎士の話を姫様云々以外の部分、つまり歴代の勇者=下衆で鬼畜な性豪の部分に関しても話半分に聞き流した。大功を挙げたものは少なからぬ嫉妬を生む。そういう嫉妬が寄り集まって根も葉もないうわさ話を形成して、本人やその周囲の証人が居なくなった頃には、真実の物語とされてしまうなんて在りそうな話だ。

 ただ、一人の勇者を貶める噂話ならともかく、歴代の勇者全員となると何か裏がありそうだが。


 まあ、いずれにせよ俺がやろうとしている事は間違いなく彼らを失望させてしまうだろう。

 ああ、こいつもか。こいつもなのか! と。

 

 折角、こっちの世界に来てチヤホヤされて尊敬されているのだ。蔑んだ眼で見られたくない。世間から立派な人間として認められたい。これは俺の願望であり、見栄であり、勇者活動の原動力である。


 というわけで、俺は俺がやろうとしていることを絶対に知られてはならないのだ。

 さて、どうしたものか?

 奴隷を買うのは一人でこっそり奴隷商館に行けば簡単である。商人たちは客の情報をそう簡単には外部に漏らさないだろう。なんなら口止め料を弾んでやれば済む話だ。

 問題は、買った後だ。

 目の前にいる青年文官とイケメン騎士の二人は非の打ち所が無いような人格者なのだが、ただ一点プライベートの尊重ということに関しては完全に抜け落ちている。俺の返事も待たずにズンズン家の中に入ってくる。朝食中だろうがなんだろうがお構いなしだ。女奴隷を隠すには一苦労だろう。

 まあ、俺には勇者専用スキル、『隠れ部屋』と『路傍の石輪』があるから、それを駆使して何とかできる算段は既についているのだがね!


 というわけで、思い立ったら吉日主義の俺は今から秘密の特訓をするとかなんとか適当に誤魔化して、まず彼らを帰らせた。 

 ちゃんと追い出さなくてはいけない。ちょっと外出の用がありますので、なんて言って自然なお開きを目指そうとしてもこの二人は絶対に私たちもお供しますとか意味不明なことを言い出すのは経験上分かっているのだ。

 

 二人が揃って帰ったのを確認した俺は台所の床板を一枚外して金貨袋を取り出す。今日の軍資金である。貯めに貯め込んだ財産のほんの一部だが、それでもギッシリ詰まった金貨の袋はそれなりの重量だ。俺はほくそ笑みながらその重量を確かめる。この重さが、俺の欲望を叶えてくれる大きさに比例するのだ。きっと今の俺は相当悪代官な笑みを浮かべている事だろう。例の二人には絶対見せられない顔である。

 

 俺はそれから暫く裏庭で剣を振る。日課である。毎日やっているので、逆にやらないと気持ち悪く感じてしまうほどだ。俺も変わったものである。こっちに来る前は体育の授業が死ぬほど嫌いな運動音痴の運動嫌いだったのに。人間環境が変われば、ある程度その性質も変わるものだ。

 そうして、俺はその他諸々の鍛錬のルーティーンをこなすと、昼食後ついに欲望の市場へと向けて出陣したのであった。


 俺はドキドキしながら分かりにくい鉛筆書きの地図を頼りに奴隷商館へと辿り着く。スマホも無しに標識のない街をうろつく心細さは経験した事のない人にはわかるまい。


 でだ。辿り着いたのは良いさ。商館にすんなり入れたのも良い。

 ところがどっこい。

 商人から奴隷がいる大部屋へと連れて行かれる途中で、今日は申し訳ありませんが抜き打ちの査察が入っておりますので、もしかすると何らかのご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、平にご容赦を。ときたもんだ。

 いやー、正直嫌な予感が急速に渦巻いてきて、俺の首筋を冷や汗が流れたね。

 

 そして、その嫌な予感は当たった。勇者専用スキル『危機察知』を持っている俺だ。外れるはずが無い。

 案内された大部屋にて、何区画に分かれた鉄格子の向こう側に奴隷と思しき人々が居並ぶ。服に番号札のような物が縫い付けられている。男は黒い数字で、女は紅い数字だ。分けておいた方が管理がしやすいのだろうか?

 そして、その鉄格子の外側、つまり俺がいるのと同じ側に、奴隷商館の職員と思しき者といっしょに見慣れた二人がいた。

 

 俺も驚いたし、あちらさんも驚いたさ。なんせ、俺は俺の家の朝食の席に突撃してきたことからこの二人は今日は非番で暇なのだろうと思っていたし、あっちはあっちで俺が秘密の特訓のために家に籠っていると考えていたはずだから。

 当然の如く、青年文官から問い質される。俺は特訓が予想以上の速さで上手くいってしまい暇になったから、奴隷でも買おうかと思って来たのだと言い訳した。


 すると、今度はイケメン騎士がなぜ奴隷を買いにと、こちらも至極当然な疑問を呈してくる。俺は勇者専用スキル『詭弁家の饒舌』を使って言い訳を瞬時に考え付く。

 実は、俺は前々から仲間の戦力に不安を感じていた。今日の秘密の特訓にも関わることだが、最近新しい特訓法を考え付いたのだ。ところが、これは効果が未知数。あくまでその特訓法で強くなれるというのは俺の机上の空論に過ぎない。しかも、この方法は非常に危険なものである。理論的なリスクは、死にはしないし日常生活を送るのも問題無いが二度と戦えない体になる可能性だ。俺の仲間として国が斡旋してくれた人達は全員が騎士を生業としている。こんなリスクを負わせることは出来ない。また、その特訓方法は俺の勇者専用スキルの隠し玉に関わるので、秘密である。秘密が魔王軍にばれてしまうと危険なので、俺に取れる最良の選択肢は束縛の魔法が掛かった裏切らない奴隷を買って、特訓させて

みることである。

 俺は滔々と立て板に水の如くにしゃべった。イケメン騎士は納得したようだった。疑うどころか、まだ仲間となって間もない騎士達の事を俺が思いやる様に大いに感服してしまった。それで奴隷選びに協力を申し出てくる。余計なお世話だ。


 一難去ってまた一難。

 俺が奴隷商館にいる理由については華麗に誤魔化せたが、誤魔化すために弄した虚言がイケメン騎士の、お仕えします勇者様!なハートに火を灯してしまったらしい。これでは、奴隷を選ぶのに悩んで時間がかかりそう、二人は忙しいだろうから先に帰っててね作戦が実行できない。このイケメン騎士は本来の公務と俺のサポートがブッキングしたら俺の方に駆けつけて来るやつなのである。それは嬉しい事ではあるのだが。

 この場においては邪魔とか思ってしまった俺は性格悪いなと、軽く自己嫌悪する。

 

 それから俺は売られている奴隷たちを見て回った。大部屋を何度も円を描くように巡回した。俺の真の目的である若い女奴隷が集められている区画に何度も目が留まる。しかし、その区画の前で止まろうとしたり、あるいはゆっくりした歩調で進もうとすると、急に後ろからの2対4つの視線が強まるのを感じて碌々観察する暇もなく次の区画へと進んでしまう。一回当たりに見れる時間が短いなら、見る回数を増やすしかない。とならば、俺は必然的真理として何度も何度も奴隷たちの鉄格子の間を廻らねばならないというわけだ。


 尤も、俺だって気づいているさ。何度見たって、観察できたって、今日の所は背後からくる4つの視線が俺を見えない鎖で拘束しているのである。

 ゆえに俺は悩んでいるのだ。

 冒頭の悩みはこれである。

 女奴隷を買いたい本心と、青年文官とイケメン騎士の二人の憧れで居続けるために、嘘を押し通して建前を守り強そうなガッチリムッチリな筋肉兄貴を買いつけるのか。


 まさしく、社会的人間に降りかかるシガラミの戒め。軽蔑の回避と聖人たる称号を守る為のサクリファイス。


 いや、キザったらしく言っても何も解決しないし、現状は何も変わらないんですけどね。ええ。ええ。もちろん、分かっていますとも。


 ほら、御覧なさいな。あのガタイの良い漢奴隷が詰め込まれた区画の前に行くと、目を輝かせて俺にじっくり丁寧にそれぞれの奴隷がどんな風に筋肉がついていて、どれくらい強くて、どんな戦闘方法が適しているかをコンコンと説明してくれるイケメン騎士のあの表情! 今、猛烈に勇者様のお役に立っています! という喜びに満ち溢れている。もうこれは、本音を言い出せる雰囲気なんて無いね。

 仮に、筋肉でムキムキの女性がいたりしても、今朝の朝食の席でのイケメン騎士の演説を思い出す限りでは却下だろう。


 そう、もはやアイツの頭の中では俺がムキムキ筋肉を買い付けることが確定事項なのだ。


 だが、それは嫌だ。俺が今日ここに来たのは、枯山水のゴツゴツした石庭庭園に数輪の美しい紅い花を添えたいが一心だったのである。

 常日頃からムキムキの岩石に囲まれいているのだ、なぜ家の中にまでガッチリした石を持ち込まねばならんのだ。

 俺が欲しいのは石ではない。花だ。見ているだけで此方が癒されるような花だ。

 この際、一切その花に触れなくとも、あるいは匂いを嗅ぐことも出来なくとも構わない。

 ただ一輪、視界にいてくれるだけで良いのだ。

 そう、それが例え造花であっても良いのだ。

 造花には花本来の感触は無いかもしれない、蜜も出さぬだろう、香りもなかろう。

 命無き造花は、元より花ではなく石に属するのだから。

 それでも、美しければよいではないか。

 造花を初めて作った者も、またそれを求めた者もそう思ったに違いない。

 塩気の多い死海の湖畔に挿す、一輪の造花の薔薇。

 極限の凍土と氷の地に挿す、一輪の造花の百合。

 それらが許容されるというならば、石庭に一輪の造花の秋桜を挿すことに罪があろうか?

 いいや、そんなはずは無い。


 追い詰められている俺は造花を求める。

 花を得られぬ。

 石庭に持ち帰ってよいのは命無き石だけ。

 ならばせめて、造花を。

 

 造花は石だ。造花を花足らしめるのは、あくまで人の意志によってのみである。


 俺は悩みを終わらせる。俺は決断した。


 俺は奴隷商人を呼ぶと、一輪の可憐な造花を指差した。


「あの花が欲しい。」


 奴隷商人が物分かりの悪そうな顔をするので、仕方なく、あの黒字で69番の番号札が縫い付けられているまだ幼さの残る可憐な銀髪の少年であると教えてやった。

 奴隷商人が鉄格子の向こう側から少年を連れ出す。やや伸びた髪が肩にまでかかりそうだ。


 例の二人は酷く驚いた。 

 その少年はまるで少女のように華奢で荒事に向いているとは思えないと言って、首を傾げるイケメン騎士。

 仕草もどことなく嫋やかで、果たして勇者様の特訓に付いていく精神があるでしょうかと、青年文官。

 二人に向かって、俺はまたも『詭弁家の饒舌』で煙に巻く。

 曰く、くだんの特訓法は非常に特殊なものであり、既に固い筋肉がついてしまっている者では効用が薄い。ゆえに一人前にするには時間はかかるかもしれないが、俺の勇者専用スキルにより潜在能力のあるこの子を見出したのだと。

 

 イケメン騎士は納得したらしく、なるほどと言ってポンと手を打ち合わせてくれた。青年文官も早速俺の為に奴隷商人と値段交渉をしてくれた。金はあるから別に値引きとか気にしないんだがな。と、思ってしまうのは定価買いが原則の日本で暮らしてきた影響か。

 

 かくして、俺は当初の予定とは異なり、気づけば、可憐なショタ奴隷を購入してしまっていた。

 

 今思えば、俺はあの時どうかしていたに違いない。


同好の士(=ショタ好き)を集める旅に出たい。

ショタコン帝国党を立ち上げて、一年半後の参議院選挙に打って出ます。

公約は憲法改正して、同性婚の認可と男の子の結婚年齢を10歳にまで引き下げる事です。これで合法的に・・・ジュル。


嘘です。

唯の冗談ですから、本気にしないで下さいよ? 筆者はそんな事を考える変態ではありません。至って普通の人間です。

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