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『繋いだこの手は絶対に洗わない』

アンチエイジングってよく使われるけど生まれ持ったもんには敵わないわよね〜ほんと嫌になっちゃうわ。

驚く彼女に矢継ぎ早に言葉を送る。

『君がオタクだからなんてどうだっていいよ。ましてや私からしたらそんな君が友達になってくれたらそれはとっても嬉しいなって…』


残念だったなくろみつぅーー

私も中学の時、いわゆる病にかかっていたんだよ!!


多分お前さんより重度のな!!

だからこそこんなに軽やかにネット用語もアニメ用語も出るんだぜ!

どうした?笑えよ黒蜜さん?


「そんな…友達だなんて…私、性格も暗いし…アニメも漫画も好きで周りの女の子たちみたいにドラマやアイドルなんかのはなしなんて『うるせぇ!いこーー!!』いや!?どこに!??」


素晴らしいツッコミだ…武者震いがするぜ。

彼女は本来もっと明るい性格なんだと思う。

環境が彼女を変えたんだ…いや、環境もだが

なにより周りの人間が彼女を変えたんだと思う。

だからこそ彼女に必要なのは対話だ。

理解してあげれる人が大事なんだ…


俺が俺こそが理解者だ!

みせてやるぜ社会人になって培ったトーク術をよーーーー!!


『黒蜜さん君は本来もっと明るい人だったんじゃないのか?周りのことばかり考えて全部自分がおかしい全部自分が悪い「おい!!!早よ教室にもどれ!!」……』


おい!!!!先公!!!

俺の言おうとしたとても身に染みるいい言葉をとめるなや!!

くそがぁーーーー!!!!!!!


いや、これは逆にチャンスか!!

冷静になれ頭を使え…


この教師は口こそ悪いが情に熱い男。

やめとけやめとけこの教師は人情派なんだ…


そうか!!!

来たぜ波が!!ぬるりと!!


『先生!俺さ、黒蜜さんの昔のこと知ってて…高校になって一緒のクラスになったら本当に仲良くなりたいんです。いや、なりたいじゃなくて仲良くなるんです!先生、彼女は中学の時あることがあって一人で抱え込んで悩んで躓いて挫折して、そんな彼女を今度は支えてあげたいんです。今、そのために話をしているんです!今じゃなきゃダメなんです!お願いします先生…私に少し時間をくれませんか?』


少し感情的になってしまって主語がメチャクチャだがまぁいい、この教師はどのみち止めることはできない


わかってるんだよ、こういうの弱いだろ?

せんせーーー???


「そうだったのか…何か深刻な雰囲気だったからつい…そうか…わかった!だが10分だそれを超えたら流石に私も教師として教室にお前たちを戻さないといけない。それでいいか?」


ふふふふふ…計画通り。


『はい!男真城しっかり黒蜜さんの悩み解決して見せます。男と男の約束です!』

この教師はチョロいけどいい人だなぁ〜

絶対3年間大切にしますからね!

よろしくおねがいしまーーーーす!!!


「わかった。男同士の約束だ!それじゃ、話が終わり次第戻ってこいよ。もし戻らなければまた迎えに来るからな」

『はい!ありがとうございます!』


さて、茫然としているが、次は君だからねく、ろ、み、つ、さん♪


『じゃあ、廊下で話すのもなんだし空き教室に行こうか。3階だけどまぁばれないと思うし!』


そう言って私は、彼女の手を引いて階段を上がって行く。

うん!柔らかくてスベスベなおててだ!!!

なんか、ハンドクリームでも塗っているのかな

素晴らしい。

よし帰ったら手を洗わないぞ!

絶対この手は洗わないぞ!


「あの…手を…はなし…」

『ん?話?今からするさ!まっててねもうすぐ着くから』

「だから、手を…」


聞こえているさ、でも離したら逃げるかもしれないだろ?だからだよ、保険保険!!!決して利己的なものじゃない!恥を知れ恥を!!!


というわけで到着ですよ〜

何故かずっと解放されてる3階の空き教室。

3年になってからしか行かなかったけど

まさか今になって役に立つとは!

あっぱれ!


『さて、それじゃ話そうか』

次回、最終決戦開幕。

突破率50%

勝利を零すな掴み取れ!!

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