表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/33

『僕と契約して図書委員長になってほしいんだ』

セラピストって何種類あるんだろう?もしかしたら2000種類あるのかな?

親友の純ちゃんとの邂逅も果たした後、無事自分のクラスである1-2組に到着した。その際に純ちゃんから「随分校舎の中について詳しいんだな」って聞かれたけど適当に『一度来たから覚えちゃったんだ』と返しておいた。

きっと純ちゃんからしたら私は頭が良い男に見えているだろう。

ふん。崇めろ!!


それからというもの

特段前と変わりなく、平穏な入学式を行った。

一応、まぁ一応、入学式で3年生の面子を確認したが残念ながら真知さんは見つけられなかった。

全然悔しくはないが、それならクラスぐらい前の時に聞いておけばよかった。全然悔しくはないが。


さて、ここからは皆さんもご存知のよう。

真城部活辞めるってよ計画に最速に移行せねばならない。プランはもう組んでいるし角も立たない方法も準備できている。

決行は本格的な練習が始まる2日後だ。

乞うご期待。


それまで手持ち無沙汰なので青春のための第一歩である委員会に属することにしてみる。

委員会にも色々種類があるようで前の世界では委員会などには属さず野球のみしてきたので

かなり新鮮ではある。うん。下心はないがやはり女性と一緒にできる委員会に入ろう。本当にたいはないが!


所詮相手は15歳、30歳の私がときめくわけがないと、昔の私はそう思っていました。

ところがどっこい。精神年齢も身体に合わせて若くなってるのですよ。ご都合主義がすぎるぜ。


ということで楽しみである委員会ガチャ。

うちのクラスは女子が男子より少しだけ少ないくらいなので高確率で女性と一緒に委員会ができることとなっている。やったね!真城!女友達ができるよ!!

やめろぉ!!


男性の1番人気は美人の佐々木さん。

オッズは1.1倍もはやかける必要ないのでは?と感じるくらいの倍率。


でも、まだまだだね。

顔だけで判断しちゃあいけないよ。

大事なのは将来性さ!

ダイヤの原石を見つけるんだよ青二才(サニー)ども!

ということで、佐々木さんの志望している美化委員ではなく、俺は図書委員を志望するぜ!


そう、良くも悪くもこのクラスは才能が頭一つ抜けている奴らが多い。勿論、図書委員は二人一組。頭がめちゃいい《黒蜜 灯(くろみつ あかり)》さんを選び放課後勉強タイムを二人で楽しむためだ!

顔?スタイル?そんなものあとからでも十分磨けるわ!!

キャンメイクトウキョー!かわいいはつくれるのよ!


「お前図書委員会希望なの?黒蜜さん地味じゃね?いいのか?せっかくの委員会なのに話とか合わなかったら地獄だぞ?」

ん?隣の小蝿がうるさいなぁ

隣の席だからといって馴れ馴れしく話しかけないでほしい。環境保全委員会に投書するぞ馬鹿野郎!

てか、お前誰だよ!あ、そういえば知ってたわ《春月 一平(はるつき いっぺい)》くんじゃないか!!


野球の時は結構いいやつだったんだけど…

よし社交的に抹殺してやるぜ!大人舐めんな!

『忠告ありがとう!でも、私は黒蜜さんだからこの委員会に所属したいと思ったんだ!きっと楽しくできそうだし』

と少し離れた先の黒蜜さんに聞こえるように宣言した!いやー男塾だねぇ〜

吼えろ青春!!!




いや、なんまじでなんだよこの空気…


おい黒蜜さんなぜいきなり離席して教室から出て行くんだい?

まるで僕発言が恥ずかしくて逃げてるみたいじゃないか…


許さん!!追いかけてやる!!

追い込み漁だ!!!わっしょいわっしょい!!!

おまつりだーーーーー!!!


『黒蜜さーーーん!!!!』

「いやーーー!追いかけてこないで!!!」

『逃げるからさ!さぁ恐れずにこの胸に飛び込んでおいで!!』

「いやですーー!!変態ですーー!!」

『おいおい、私を褒め殺す気なのかい?私は君がより一層気に入ったよ!僕と契約して図書委員長になってほしいんだ!!』

「変態から変態勧誘くそうさぎに変わりましたー!!より一層嫌悪感が増したのです!!」

このこ、結構ノリいいぞ!楽しくなってきた!!

俺のトーク力はレボリューションだ!!


だか、これ以上長引くとまずい

先公が来ちまう。

仕方ないこうなったら足を止めさせてもらおう。

『勧誘くそうさぎを知ってるってさては君玄人だなぁ?』

ビクッと反応したあと彼女の足は止まっていた。

「まさかあなたも私を馬鹿にするんですか?」


なるほどね、なんとなくわかってきた。

でもね、残念ながら年の功があるのよこちらには。

『なぜ、馬鹿にするのと思ったんだい?』

いや、答えはわかってる。

「それは私が『次にお前はオタクだからという』オ…!?はっ!?」


わかるってばよ。

天国は近い

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ