『まるで将棋だなぁ』
いいことってすぐ忘れるけど、悪いことってずっと覚えてるよね。人間の頭って不思議?私だけなのかな?
さて、皆さんは学生の時女性と一緒に食事した経験は一度でもあるだろうか?
まぁないでしょうね。そんなリア充みたいなこと!
でも、ざんねん。わたくし安土 真城なんとめでたく
初昼食デビューを飾りました!
といっても弁当一緒に食べるだけなんですけど…
もちろん教室の中で!みんなに見守られながらね!
灯ちゃんがなぜか教室で食べたいって言ってきたから…おじさん断れないのよ。
誘ってくれるのは嬉しいけどクラスのみんなの前では少しだけ恥ずかしいかなぁってそれとなく伝えといたよ!僕も成長してるね!
何でもかんでも甘やかせばいいわけじゃないの!
立派なモノノフにしちゃるんだから!
楽しみで震えてなさい!
まぁ予想はついてると思いますが2人っきりですわ。
一緒にいるっていったもんね!交わした約束忘れないよ!!
でもさぁ〜せっかく灯ちゃんがクラスメイトのみんなと接点できたのになんか勿体無いなーって思っちゃってそれとなく伝えてみたら「私には真城くん、真城くんには私。それだけで充分じゃない?ずっと一緒にいるっていったのに…責任…とらないの?」と言われてしまってもう大変!
この子結構重いよー!
だってこれって「ずっと一緒だよ!離さないからね!一心同体ですわ!」っていってるようなもんじゃん!
しかも、責任取らないの?ってあくまであなたが始めた物語でしょって言われてるようなもんだし…これから先やっていけるのかなー
一応圧に負けて『も、もちろん、責任取らせていただきますとも』と回答してしまった。
あれ、詰んでねこれ?
と、そんなこんなで楽しい楽しい昼休みを過ごしたのでした!終わり!
あとは、放課後彼女を送り届ければ今日のミッションは終了!
今日の帰りに伝えなちゃいけないことあるからね!
おらワクワクすっぞ!
さて、退屈は時間は終わり
いよいよ放課後。
帰る準備を「真城くん一緒に帰ろう♪」うん。早いね。絶対逃さないって執念を感じるよ。
しかもね、昼休みの時も伝えたんだけど
みんなの前でところ構わず誘うね君。
少しは僕の話も聞きてほしいなぁ〜なんて
もしかしたらド忘れしちゃったのかな?
仕方ないなぁ~あかりちゃんは〜なら再確認のためにもう一度復習しようね〜
『灯ちゃん。お昼に僕が伝えたこと覚えてる?』
「うん!責任取るって言った!」
『はっはっは!おてんば娘め!!よく覚えてたね。さすがだよ!でもね、今聞きたいのはその言葉じゃないんだよなぁー!もう一つ伝えたことあったよね?』
「え?あとなんかあったっけ?」
この子無敵すぎんか?
責任とれとれミサイルめっちゃ発射してくるじゃん。
しかも、自分の都合が悪い内容全部忘れるやん。
「責任取るだって」ヒソヒソ…
「やることやってんじゃない?不潔よ不潔」ヒソヒソ…
「あのリア充やろう。リアル銃ぶっ放してやろうか」
「あの…みなさん…その…今日なんですけど…あ、いえなんでもありません…ごめんなさい。」
はは!!周りがみんな敵だらけだ!!
さすがだよ灯ちゃん!君には僕は勝てないね!
将を射んと欲すればまずは馬を射よだね!
実際にされるとは思わなんだ!!
いやーまいったまいった!
あと、小町くんごめんね…何かみんなに伝えたいことあるんだろうけど手伝ってあげられないよ。
みんなそんなことより僕たちのことの方が気になるみたいだし!
よしなら、善は急げだ!早くこの空間から脱出しよう!
「ん!」
へ…?
「て!」
に…?
「て!」
なにをやってるんだ彼女は?
嘘だよね…さすがにそれは…
「てーーー!!」
砲撃かよ…ってつっこむより先に
僕の右手が掴み取られた。
このやろう、やりやがった…
おてて繋いで帰れってか
しかもみんなの前で…
だめだ恥ずかしすぎて顔が…
どんなに御託を並べても僕はまだそこまで免疫があるわけじゃないのよ…
でも、よかった…真知さんで少しだけ慣れてたおかげで取り乱すまでは「誰のこと考えてるの?」
ふーーーーーー。。
ミスったなぁ〜
テレパシー持ちかぁー
さてどう言い訳するか…「で、誰のこと考えてたの?」考える時間も与えないなんて…ジブン検事とかむいてるんとちゃう?
『昔、手を繋いで帰ったことを少し思い出してね。』
よしまずは正直に伝えよう。
「誰と?おんな?」
こらこら口が悪くなってるぞ〜
そんな悪い子には「早く答えなさい。」『はい。』
『お姉ちゃんです。(真知さんも含む)』
嘘ではない。何度でも言う嘘ではない!!
よく年上な女性のことを姐ちゃんと呼ぶだろう?綴りは違うけど!だからさ、嘘ではないんだよ!
「お義姉さんいたんだ…今度挨拶しないとね!」
『うん!!!(白目)』
今度は親族を攻めるのか…まるで将棋だな。
あと、お姉さんの言い方?なんか違和感があるんだけど…まぁいいか!よろしくなぁ!!
「嘘はついてないみたいだし…うん。よし、それじゃ帰ろっか♪」
『うん!!!(写輪眼)』
僕は無事帰ることができるのだろうか?
いきなり好感度マックスの方がみてて安心できるでしょ?誰だってそう思う俺もそう思う。
あと一人称は僕で統一するね!よろしく。




