『あかりボンバー』
暑い日に鍋食べたくなることあるよね?寒い日にアイスもあるし。なら、適温だった場合はどうなるんだろう?ぬるいやつ食べるのかな?
教室の扉がガラガラと音を立てて開かれる。
「すみません!真城くんとお話ししてて少し遅れました!!先生、クラスの皆さん本当に申し訳ございません!」
教室に入るや否や、彼女は開口一番に謝罪を行なった。
彼女がまさかこんな行動をするとは驚きだがこの騒動のきっかけは僕のせいなので
彼女の謝罪に便乗する形で続けて謝罪をした。
『えーー、皆様方の貴重な時間を奪ってしまい大変心苦しく思います。でもね、仕方ないよね?反省してるし許してよ!若気の至りってやつよ!!これから3年間共にするんだしさ!慈しみの心が大事だよ!だから仲良くしようね!ということでよろし…イタ!?』
あれ、おかしいぞ…彼女にはみんな大丈夫だよーとか
何かされなかった?って優しい言葉や心配の声がかけられてるのに
僕にはなぜか文房具が飛んできてる…
それって男性蔑視ですよねーーー???
みんなキレやすいったらありゃしない!!
これだから最近の若いのは…嘆かわしい…
あ、頭に当たった!てめぇらゆるさねぇからな!!!
まぁ、あの謝罪はないわなぁとは思うけど!
でも、これをきっかけに彼女は少しはクラスに馴染めるだろう。
感じてるかい?灯ちゃん、周り人たちはそんなにみんながみんな悪い人たちばかりじゃないんだぜ?
「「なに物投げられてにやけてやがるんだこの変態やろー!!!」」
『いやん!?それをわかりながらまだ投げ続けるなんて、わたくし以上の変態ですわーー!!変態の巣窟ですわーー!!』
「「俺(私)たちも巻き込むんじゃねぇ(まないで)!!」」
このクラスおもしろ!!
「みんな待って!真城くんは悪くないの!どちらかと言えば私が真城くんのお世話になっちゃって…だからあまり責めないであげて…」
『そうなの!!私は悪くないの!!だからみんな私を許してあげて!!だってみんな仲間だもんね!!!』
さすが灯ちゃん!のるぜこのビッグウェーブ
「ぐっ、…今回はゆるそう…あくまで黒蜜さんが庇ったからだからな。温情だぞ!温情!」
『ははぁーーー!!温情感謝仕る!!黒蜜さんもありが…イッた!?』
庇ってくれた灯ちゃんにお礼を言おうとしたら
かなりの力で足を踏まれた。なぜ?理不尽?
もしかして急な女の子の…
いや、センシティブすぎるな自重自重
「くろみつさん??私はあかりだよ?」
なるほど!そういうことね!OK OK!
あと、そんなガチ恋距離まで詰めて言わないで
周りがびっくりしてるから!
『灯ちゃん!どうもありがとう!感謝感謝!』
「うん!よろしい♪こちらこそだよ真城くん♪」
あかりちゃんつえぇーーー!!
このまま非リアども根絶やしにしようぜーーー!!
なんてね!!
さて、皆さんの反応は…
うん!コソコソ噂してるね!
そりゃそうだよね〜
わかります!はい!
「ねぇーー!2人ってもしかしていい感じの関係?」
こらこら掘り返しなさんなこれだから女子は〜
ほら先生止めなされ。不純異性交遊だぞ!
「今はまだだよ!いまは!!」
ん?
ん?
この子とんでもない爆弾放ってきたな…
これから名前ボンバーマンで決定な!
灯ボンバーマン!!勝負だ!!
いやいや、まてまて、冷静に
このパターンはまずい絶対にまずい
先生!ヘルプ!!
おい!!先生!なに感動してやがる!!あの灯ちゃんが明るくクラスのみんなに話しかれるようになったのはすごい感動するのはわかるけど!そのせいで生徒が1人追い詰められてんだぞ!!助けろよ!いや、助けてください!!なんでもしますからーー!!
こうなったら純ちゃん!!
あ、目逸らした!!
このひとでなしーーー!
なるほど…仕方ないこうなったら最後の手段だ!
『戦略的撤退!!』
みくびるなよガキども
今の僕の体なら逃げ切れる!!
大人はねみんな汚いのよ!
困ったら逃げていいのさー!!
さて、あとは扉を開けるだけ「まって!!」
灯ちゃん…
「ありがとう!これからも末長くよろしくね!」
なんだよ…
そんな笑顔見せられたら…
僕は…それでも僕は…
『バイバイ!!』
「えーーー!!そこは逃げないんじゃないのー!?」
そんなに人生は甘くないのだよー!!
「「逃げるなぁーー!逃げるなぁ卑怯者ー!!」」
本日2度目の追いかけっこが始まった。
今度は追われる方だけどね!
文字数増やすかどうするか…
悩みどころの今日この頃




