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死なない僕達  作者: 成月
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買い出し

「よしハルト!必要な物は全部買ったか?」

そう聞くのはレンだ。レンは僕と同じ勇者メンバーで僕達は今からまた7日かけてキリコ村へ向かう。その為の買い出しの途中だ。

「多分大丈夫だと思う。携帯食と防御魔法用の魔法陣は買ったし炎の魔法陣と水の魔法陣はストックがあるから。後は剣だな」

剣は刃こぼれが酷いからこの際新しい物を買おうと思う。今は時間が少しでも欲しい。

「レン。剣の刃こぼれが酷いから新しい剣を買いに行きたい」

僕がそう言うとレンは僕の剣を見て言う

「そうだな。これは酷いな。ついでに俺も買い替える事にしよう」

僕は何かが引っかかり少し考える。

「あれそれって確か…」

僕がそう言い終わる前にレンは剣を買いに歩いて行ってしまう。僕は急いでレンの後を追う。

「なんか言ったか?」

レンはそう言うが僕は自分の記憶が上手く思い出せなかった。

「いや、なんでもない。思い出したらまた話すよ」

そう言い2人は歩き出した


「ていうか貴族達は良いよなー」

僕達が鍛冶屋への道のりで歩いてる時レンがそう言った。

「この世界では魔法ってのは基本的に魔法陣に魔力を流して使う物で使い切りの道具みたいなもんだもんだろ。ところが貴族様達は魔法陣なんか使わなくても魔法が使えちまう。羨ましい限りだぜ」

僕はたしかにと思った。

「でも確か教会のやつらは枝みたいなものを振り回して魔法を使わなかったけ?」

するとレンが一瞬困惑した表情を見せた

「あいつらのは魔法なんかじゃねぇよ。あいつらは神学を学んで神から力を借りてるんだ。あいつらは加護とか言ってるが代償に光をって片目を持ってかれるんだよ」

そういえばあそこの人達はいつも眼帯をしている。何故だろうと思っていたがそんな理由があったのか。

「お前はほんとなんでも知っててすごいな」

そういうとレンは笑って言う

「当たり前だろ!俺は情報通だからな!」

すると鍛冶屋が見えて来た。

「もうすぐ鍛冶屋に着くな!さっさと剣を買い替えて出国の手続きしに行くぞ!」

そう言いハルトとレンは鍛冶屋に入って行った

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