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20.

消えて行った。

あのプレイヤーはデビッグと言う名前だったらしい。

同じような形をした文字を確かPVPの申請が来た時に見たような気がするけどどうでもよくて重要な所だけ読んでたから気が付かったな。

っと見てすらいない言い訳は無かった事にして、んー、また見てる人多いなぁ…。


歩きながら手に入れたアイテムの整理とかしようか。

デビッグの使っていた剣は、鋼の剣でそこまで強くはないけど、初期の武器よりはマシな程度らしい。


防具は特になしで、服はまぁ、剥奪して無かっただけよし。

あとは…特に何も無いねー。あ、お金は沢山手に入った。

まぁ、このお金は刀に消えていくと思うけど…。


ん、あれ?

こんな所に道あったっけ?

少し通ってみようか。


分かれ道はなく、かなり続いているように見てる薄暗い道

でも、ここまで分かれ道が無いのも珍しいかも。



しばらく歩いた所、地下に降りる階段を見かけた。

降りて見て直ぐに床が見えて来たし、そこまで深く無いんだね。

っと、あれは、なんだろう。

白くて四角の形をした薄い物…紙?布?が机に畳んで置いてあって、その隣にガラス玉。


紙は真っ白で何も書かれていない。

ガラス玉は下に石の支えがある以外何も無い。

占いとかにガラス玉を使ったりするとか聞いた事あったけど、それは何か違う気しかしないんだよね。


まぁ、その部屋にまだ隠し通路的な物があるみたいだけどね。

流石に扉の開き方までは知らないからなぁ。

僕が行けるのはここまでだろうな。

偶にはこう言うワクワクする町探索もいいよね。


さて、これからどうしようかな。

一旦外でマップを埋めるか…だけかな。

一応ガラス玉と紙は持って行こうかな。


別に置いて行ってもいいと思うけど、まぁ、そこにあったから貰って行こうと思う。


さて、前同様南西側の森に行こうか。



夜と違って昼間はいいね、明るい。

本当は直接森に行こうと思ったけど、時間が時間だったから一旦家に戻ってログアウトを挟んでから来ました。


とりあえずゆっくりできるのはいいよ。


ん、魔物かな?。振り向いてみる。


居たのは1匹の兎。可愛い。

持ち上げて頭の耳の間に乗せる。


とりあえず周り音を感じて何かいるか確認して、居たら其方に向かって居なかったら散歩再開かな。


少し大きめの声が聞こえるのはわかるや、魔物は居ないみたいだし、移動しようか。



歩いてる内に頭の上に兎が乗ってるのを忘れてた。

つい、下を向いた時にずり落ちそうになってたけど、落ちては無いからセーフ。


んー、全然遭遇しないなぁ…。

っとそんなこと思ってたら沢山居そう。

木の隙間から遠くが見えるけど、あれは…狼のようだ。

って狼多い。

どうやってここでこの兎は生きて居たんだろうか。


運が良かっただけかも…いまは何でもいいか。

数は5匹。狼の魔物なので集団で行動はするけど、集団が大き過ぎる訳でもないのかな?それとも数が居ないだけなのか…。


さて、兎を床に置いて、走り、先手必勝で1番近い狼の頭を切り落とし、後ろへ下がる。


強引にでも力を入れて斬り落とす事が出来た。


さて、あと4匹。微妙に牽制をして、狼の飛んでくる順番や時間を調整していく。


数字を4つ同時にカウントするだけ、簡単だよね。

ある程度下がった所で、牽制をしない狼を出し、突撃させる。

予想通り足を噛もうとをしようとしてくるので首に刀を振り、斬り落とす。直ぐに後ろに下がって狼の牽制。

を繰り返そうとしたところで牽制を無視して突進してくる1匹。

そしてその狼を止めようとして残りの2匹が飛び付いてくる。

最初の1匹目は頭だけを縦に斬れたけど、2匹目は首が半分、3匹目は胴体に傷。これだけ。


走って追いつかれないようにしつつ、首が半分しか繋がって居ない方を先に斬る。

最後に残ったやつを斬って終了。


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