【簡易版】設定&主要登場人物紹介&大切なお知らせ(18/4/16更新)
※必要に応じて随時更新します。
※お知らせはあとがき欄にあります。
【舞台】
かつて二十二の大いなる神と五十六の小さき神によって治められていた世界《エマニュエル》。その神々が神界戦争ののち復活の予言を残して眠りに就いてから、早千年の月日が流れた。
導く者を失った世界は分裂し、数多の国が興っては滅びていく。人々は神々の復活を待ち侘びながら、神刻と呼ばれる神々の力の欠片を用いて暮らしていた。
その神刻の中に、大神刻と呼ばれる強大な力を持つものがある。それは眠れる二十二大神の魂そのものと言われ、大神刻をその身に刻んだ者は半神半人の神子となり、世界を導く存在として幾度も歴史に君臨した。
時は黄暦335年。『北西大陸の覇者』『黄金の国』と謳われるトラモント黄皇国にも、腐敗の影が落ちていた。
かつて太陽神シェメッシュの神子として人々を導いた、竜騎士フラヴィオの築いた皇国。一時はエマニュエル史上稀に見る栄華を極めたその国も、斜陽の時を迎えている。
現黄帝オルランド・レ・バルダッサーレは正黄戦争で簒奪された皇位を奪い返し、この地に平和と繁栄をもたらした英雄だった。しかし彼には未だ嫡子がなく、国の中枢には数々の陰謀が渦巻き始める。
そんな国の腐敗を正すべく立ち上がった革命軍。なおも黄帝を信じ忠誠を奉じる将軍たち。遥か北の天険からその帰趨を見守る竜の一族と、神々に代わって地上世界の支配を目論む魔のものども。
西では砂賊の国シャムシール砂王国が、東では海を越えた先の大国エレツエル神領国が、虎視眈々と黄皇国の崩壊を待っている。
これはそんな動乱の時代を駆け抜けた人々と、一人の神子の物語。
※世界観や歴史をもっと詳しく→https://ncode.syosetu.com/n9234en/
※ざっくりまとめた各章あらすじ→http://emanuelsaga.blog.shinobi.jp/Entry/8/
【登場人物一覧】 ※主要人物のみ。()内は登場時の年齢。
◆カミラ(16)
かつて竜騎士フラヴィオに太陽神の神託を下した伝説の村・ルミジャフタ郷出身の少女。剣士にして火の神術使い。郷に伝わる儀式のために旅立ち行方が分からなくなった兄を探して一人旅を続けている。
◆イーク(22)
カミラと同じルミジャフタ郷出身の剣士。カミラやその兄エリクとは幼馴染み。雷の神術使い。エリクと共に旅に出たのち、同じく行方不明となっていたが……。
◆フィロメーナ・オーロリー(24)
腐敗の進むトラモント黄皇国で世直しを掲げ立ち上がった救世軍の総帥。かつて黄皇国の建国を支えた名軍師エディアエル・オーロリーの末裔として、多くの人々から信望を集めている。
◆ジェロディ・ヴィンツェンツィオ(14)
栄えあるトラモント五黄将の筆頭ガルテリオ・ヴィンツェンツィオの一人息子。父に憧れて自らも軍人として生きる道を選ぶ。幼名は「ティノ」。考古学者の母の影響で、古代ハノーク文明について旺盛な興味と知識を持つ。
◆マリステア(18)
ガルテリオの養女にしてヴィンツェンツィオ家のメイド。幼い頃からジェロディの世話役を務め、ヴィンツェンツィオ親子にひとかたならぬ信頼を置かれている。が、ちょっとおっちょこちょいで世間知らず。水の神術使い。
【種族】
◆竜
トラモント黄皇国の北に聳える竜牙山脈で暮らす一族。かつて自由の神ホフェスによって生み出され、空を飛ぶ術を持たぬ人間たちに下賜された。
寿命は200~300年ほど。「竜父」と呼ばれる一頭の雄竜が複数の雌竜たちを従えており、竜の谷でごくわずかな人間たちと共生している。トラモント黄皇国の同盟相手。
◆魔物
神界戦争に敗れ地の底へ追いやられた邪神の手下。無差別に人間を襲い屍肉をあさる。ほとんどの魔物は知性を持たないが、中には人語を操る悪魔もいるとか。神界戦争時、神々のしもべとして戦った人間の殲滅と地上世界の支配を目論んでいる。詳しい生態は不明。
◆獣人・半獣人
獣の頭に人間の体を持つ種族。半獣人とはその獣人と人間の間にできた子のことであり、大抵が〝まざりもの〟として人々から迫害を受けている。
死の谷に暮らす人食い獣人・竜人や、奴隷として売り買いされることの多い犬人族、世界中で商人として活躍する狐人族などが有名。人型から獣型に変化できる種族とそうでない種族がいる。
※本作をお読みいただく前に
本サイトで活動されている甲姫様(ユーザID:341105)が各種サイトにて掲載中の作品に『きみの黒土に沃ぐ赤』(https://ncode.syosetu.com/n6177eu/)という小説がございます。
こちらと本作(及び本作からの派生作品)の間にキャラクター、シチュエーション、台詞等の類似点が多数確認されたので心配になり、第三者の検証を交えて話し合いをさせていただきました。
結果として甲姫様からは、両作の類似性はほとんどが偶然の産物であること、また拙作に「影響を受けた」部分もあるかもしれないが、いずれも「無意識」にしたことであるとのご回答をいただきました。
念のため、作者間で話し合い済の事項としてご報告しておきます。
(問い合わせた類似点まとめ)
1.ヒロインの設定(滅多にない赤い髪、過保護な兄がいる等)や性格。
2.ヒーローが身に付けている青い装飾品が「母親の形見」という設定。ヒーロー初登場時、容姿を下から上へ描写していくくだり。
3.ヒーローとヒロインのイメージカラーがそれぞれ青と赤。
4.侍女(メイド)キャラの性格・言動。
5.成人の年齢。
6.妹キャラの「おおきくなったら(兄)のおよめさんになる!」という言動。
7.大衆浴場の話題から人目を避けて入浴し女性キャラの裸体を描写するという一連の流れ。当該シーンでの「抱いて眠ったら気持ち良さそう」というキャラの台詞。
8.ヒーローが突然目の前で服を脱ぎ出してヒロインが赤面し慌てる。そののちヒーローの服の丈をヒロインが背中側に回って調整してあげるというくだり(こちらは本作番外編『誰が為に花は咲く』(http://mblg.tv/desertflower/entry/472/)のシーン)。
9.ヒロインの「これには○○湖(滝)よりも深い理由があるの」という台詞。
10.ヒロインが戦いで人を傷つけることに葛藤する一連の流れ。
より詳しい情報はこちら→http://mblg.tv/desertflower/freepage/1
※『2CHread』による本作の無断転載について
2018年4月16日現在、『2CHread』という海外サーバーを利用したWeb小説自動収集サイトに本作が無断転載されております。転載に伴い作者名は削除されており、『2CHread』の管理人が拙作の著作権を主張している状態です。
しかしながら本作の著作権が著作者本人である長谷川に帰属することは明白なため、『2CHread』内における同名作品の著作権もまた長谷川に帰属するものとしてここに権利を主張します。『2CHread』からの転載もまた長谷川の保持する著作権を侵害する行為とみなし、場合によっては法的措置を取らせていただきますので、ご留意のほどよろしくお願い申し上げます。
(『2CHread』内『エマニュエル・サーガ―黄昏の国と救世軍―』掲載ページ)
https://www.2chread.com/13334/
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