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未来へ!

作者: チェリー

2×××年。


2年制の専門学校で、介護の勉強をしている。


名前は莉香りか


現在は2年生の冬休み。


学校に行くのは残り2か月ちょっと。


今は冬休み中に出ている学校の課題、さらにテストの問題の復習や国家試験のテスト対策など、


冬休み中でもやることがたくさんあり、あまり休んでもいられない.....。




[過去]


介護の勉強をしたいと思ったのは、小学校の高学年頃だった。


私の家の近くには同年代の人達より、年齢が上の人達ばかりだった。


家の左右には自転車で5分くらい走った所に特別養護老人ホームやグループホームがあり、


たまに施設の行事で遊びに行ったりしていた。


地域の集まりなどでもお年寄りの人達がたくさんいた。


そして、その頃から介護に興味を持ち始めた。


高校生の時に、少しだけ介護の勉強をした。


しかし、それはほんの少しだけで介護の技術までは勉強していなかったので、


しっかりと勉強する為に今の専門学校に入学した。



[専門学校]


1年生の頃は、とにかく介護の知識や技術をある程度覚え、実習に行き施設がどのような場所か、


どのようにコミュニケーションを取るかなどを学び、再び介護の知識や技術を積み重ねていく。


2年生になると、さらに深い知識や技術を学んでいく。


その間にいろんなことがあった。


友達と遊んだり、衝突したり、勉強がうまく出来なかったり、頭に入らなかったり...。


辛かったこともあり、楽しかったこともたくさんある。




[現在]


周りの友達や仲間達は、次々に就職先を決めている。


しかし、私はまだ就職先を決めていない。


実は、1年生の時に実技の勉強をしていた際、膝の筋を痛めてしまっていた。


膝の痛みはあったが、あまり病院には行かず、我慢して生活をしていた為、かなり悪化してしまった。


その為、今のまま働くことはますます膝に負担がかかる為、就職を考えていない。


私の親は、就職をして家にお金を入れてくれることを願っている為、私の話をまともに聞いてくれない。


しかたがないので、今はとりあえず学校を無事に卒業することを目標にしている。



卒業まであと2か月ちょっと。


冬休みが明ければ、毎日がほとんどテストの日々になる。


この日々を乗り越えれば、その先は[卒業]。



卒業した後のことは自分でもまだ分からない。


いや、これからもずっと分からない。


だって、自分の人生は自分のもの。


他人が決めていいことではない。


ずっと同じ道を進むのも、いろいろ迷いながら進むのも自由。


だからきっと、私も自分の人生を自由に進んでいく。


さぁ! また新しい朝が来た!!




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