小さき者
人生、立ち向かわなくてはならない時がある。
例え身長が小さくても、立場が弱くても、それが年齢や国籍や性別だったとしても、逃げていいのは後悔しない時だけ。
あの時逃げなければ、ああだったのに、こうどったのに、悩んで棺桶まで足突っ込んで、それでも気づかない。
前進まねば。例え小さな一歩だったとしても、それは前進というんじゃないだろうか。
人生は宝物だ。当然色んな目にあう。
盗まれるかもしれない。気づいたら亡くなってるかもしれない。
だけど、後悔の怨念だけは一生自分の心に残る。
墓穴に刻むのは後悔ではなく、希望を。
生きている。それだけで、どんな絵画よりも素晴らしい、どんな小説よりも面白い、芸術が描けるんじゃないか、そう思う。