全ての作者さんと読者さんへ送るゲ○のような落書き
まずは注意書きをします。
このエッセイには、下品な例えを用いた文面が出てきます。苦手な方はどうかどうかご注意ください。
また、以下より始まる文面の()内の言葉は、筆者自身のツッコミです。
さて。
新作作成中(2021/12/4現在)の一布です。
実は私、とあるエッセイに多大な影響を受けました。本人の了承は一切得ていないので(おい)お名前は明かしませんが、その影響でこのエッセイを書いております。
ちなみに、下書きも推敲もなしの殴り書きです。
あと、私に影響を与えた方は、私のような下品な例えも文面も書きません。そこだけは重々ご承知ください。
とりあえず、簡単な自己紹介から。
私は小説を書き始める前は、とある競技の選手でした。
思いもよらない敗戦で落ち込み、弱いくせにやけ酒を浴びるように飲み、気が付くとごみステーションにいたことがあります。
かと思えば、番狂わせを起こして勝ち、人前でマツケンサ○バを踊れるほどテンションが上がったこともあります。
十年以上も現役を続け、当時はただただ必死でしたが、今にして思えば好きなことに関して努力し、時には結果を出し、時には悔しい思いもする、幸せな時間でした。
ですが、スポーツ選手である以上必ず引退のときはくるわけで。
もちろん私も例外ではありません。
とても寂しくて、悲しかった。生きがいをなくして、面白くない日々が始まりました。
あ、どの程度の選手だったかは聞かないでください。悲しくなるので。一言、日本一にもなれなかった選手とだけ書いておきます。
そんなわけで生きがいをなくした私は、とりあえず何かしたいなーと考えました。
ふと、小説でも書こうかな、と思いました。それこそ、京都行こうかな、みたいな。
もともと小説を読むのは好きで、現役中に他県に泊まりがけで大会に行くときは、空港で5、6冊の本を買って飛行機内やバスの中で読みあさっていました。
思い立ったが吉日。
プロットを立てて、文章にして、書き上げて。読み返して、修正して、また読み返してみて。
このお話、悪くなくね?──などと、自己満足に浸ってました。
はっきり言って、オ○ニーと変わりません。自分を慰めて喜んでいるだけです。日本語で自慰○為とはよく言ったものです。作者:自分、読者:自分、評価者:自分、感想:自分、レビュー:自分。
当然、思うわけです。誰かに読んで貰いたい。感想を聞かせて欲しい。オ○ニーに明け暮れる男子中学生が、好きな女の子と付き合ってセッ○スしたいと思うのと同じです。たとえ○○を○○しているときに(下品過ぎるので完全伏せ字)「下手くそ!」と言われてしまったとしても。
しかし、そこで問題が発生します。友人知人に小説を読んで貰うなんて、ハードルの高いことはできない。
もともとヘタレなんです、私。現役のときの試合前は、恐くて恐くて、膝が電動マッサージ器より震えていました。あ、ここ、イヤらしい意味で捕えないでくださいね(そんな奴はいない)。
そこで白羽の矢が立ったのが、この「小説家になろう」でした。
早速登録し、ログイン。
しかしそこで、ふと思うわけです。人に読んで貰うなら、もっと作り込まないと。だってオ○ニーじゃないんだから。セッ○スなんだから。相手が悦ぶ──もとい、喜ぶことを考えないと。
再度推敲しました。お話の登場人物設定は書き込み過ぎて、ほとんど落書きみたいになりました。
それから投稿。投稿しながらも推敲、修正。
独りで書き、独りで読んでいたお話は、誰かに読んで貰えるお話となりました。
しかし。
アクセスが少ない。反応がない。
投稿中、アクセス数の少なさに心が折れかけることもありました。少し読んで飽きられてしまったのかな。面白くないと切り捨てられたのかな。やっぱり、ただの自己満足のお話なのかな。
どんどん心が沈みました。
そんなときに、初めての感想が入りました。
自分の目を疑いながら、何度も読み返しました。
そこには、明らかに私のお話を読んでくれた感想が書かれていました。
嬉しくて、どうにかなりそうでした。
このお話を読んでくれる人がいる。続きを待ってくれる人がいる。
感想がくれたモチベーションは、寝不足も仕事の怠さも現役を引退して感じた寂しさも吹き飛ばすものでした。
今現在、初めて投稿したお話は完結し、現時点(2021/12/4)でトータル100ポイント。きっかりしっかりぴったりな数字です。
大人気のお話に比べれば千分の一、一万分の一程度の数字です。
いただいた感想は7件。レビューは2件。
これも、大人気作に比べれば天と地の差です。
でも、私の宝物です。
この宝物があるから、今、新しいお話の作成ができます。
この宝物があるから、小説を書くのが楽しいです。
もちろん、楽しいばかりではないです。読者を引き込み、離さないことがどれだけ難しいか。読み続けてもらうことがどれだけ大変か。そこから「面白い」と思って貰うまでの道のりが、どれだけ遠いか。
頭を抱え、悩み、意味もなくトイレにこもり、気持ちをゲ○のように吐き出すためエッセイを書いたり(ゲ○かよ)。
でも、楽しいんです。好きなことに関して努力し、時には結果を出し、時には悔しい思いもする、幸せな時間です。
だから。
このゲ○(しつこい)のようなエッセイを読んでくれる全ての書き手の方々へ。
書くのをやめてしまっては、誰にも感想をもらえません。今以上にいい物を書けるようになりません。
買わない宝くじは当たらない。
戦わない選手は、負けることはないけど、勝つ喜びは味わえない。
同時に、このゲ○(いい加減にしろ)のようなエッセイを読んでくれる読み専の方々へ。
どうか、読んだお話に感想を書いてください。それが「面白い!」というものでなくとも。
「この文章はちょっとわかりにくいなー」とか「ここは素晴らしいんだけど、ここはちょっと弱いと感じたかな」というアドバイスをください。
もしかしたら、あなたが読んでいるお話の作者は、将来、ハリ○タ並の世界的な作品を作り出す人かも知れません。
いや、私、ハ○ポタ読んでないんですけどね(なら出すなよ)。
あなたのアドバイスとも言える一言や感想、評価が、その作者を大きく育てるかも知れません。
せっかく存在するWEB小説のシステム。
書き手として、読み手として、育ち、育ててくれたらと思います。
それで、まあ。
何が言いたいかと言いますと。
えーっとですね……。
そのー……。
私も育てて!!
──お後がよろしいようで(よくない)