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〜妹の作るご飯はどの七つ星レストランよりも美味しい〜
「今日は、春兄の好きなマカロニサラダとナタデココとブルーベリージャムのトーストだよ!えへへー美味しそうでしょ?」「おう、美味しそうだな。ありがとう、姫奈」俺がよしよししてやると抱きついて来た。「春兄好きー!明日からも頑張るね!」ヤバイヤバイヤバイヤバイ泣けて来た。可愛すぎるんですけど。なんですか。姫奈は天使か女神の申し子ですか。「春兄泣いてるの?そんなに嬉しかったんだ、へへー」そう言うと姫奈は俺の腰位にある頭をスリスリして来た。華奢なその体を抱きしめてやると姫奈も俺の腰にまわす腕により力を入れて来た。「と、とりあえずパン、冷めちゃうから食べるよ。」「あ、う、うん」そう言って姫奈は顔を赤らめて離れて行った。「そう言えば姫奈、夏休みの宿題やった?」俺はトーストを食べながら言う。
「まだだけど、まだだよ?」「そうか、一緒にやるか?」「え、えぇっっ!やるって。えぇ!?」「ば、ばーか宿題だよ。」「知ってるし、わわわ、わかったから早く姫奈の部屋来て!」トテトテトテと、姫奈は自室へと戻って行った。あぁーかわいいー!」
誤字脱字ごめんなさい!