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2014.04.15 22:36
名前:(=゜ω゜=)
4月15日
イライラしたときはまず落ち着いて、「オッパイ」と声に出して言ってみるべきだ。
案外うれしくなるかもしれないからね。
と、イチローが言っていたことにする。
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No:268534562 修正 削除
2014.05.24 13:17
名前:(=゜ω゜=)
5月24日
夏がきたからって何かいいことが起きたりするわけではない、今朝は変な夢をみた。
ぼくの靴下が全部穴があいているんだ。
仕事にいけない。
むかついた。
だから機嫌がわるくて、テキトーな歌を作って歌っているんだ。
あぽく、ぽく、あぽくぽくぽくぽく、もくぎょぽくぽくさらにぽく。
なんとなく気に入りました。
でもいまいちだ。
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No:268569480 修正 削除
2014.05.26 15:51
名前:(=゜ω゜=)
5月26日
風が強くて。
アイスコーヒー(まずい)を飲んでいたら、くもり空の下をアキカンがころころころころがってゆきました。
いまどきの日本で道にアキカンがころがっているなんて、めつらしいな。
日本人はすぐ掃除をするかね。
これはあれだ、決闘だろうか。
ほら、ガンマンの。
3歩あるいたら振り向いて撃ち合うぞ!って言って、悪い方は2歩めで振り返って撃つんだけど、いい方はそれに気づいて1歩めで撃つから勝てるんだ。
ずるいよね。
くもり空の下、背中合わせの男がふたり。
手には銃。
心に花束。
その時、風が吹いて、アキカンが。
ひゅう、ころころころ。
ふと気づいて目を上げたら、アキカンはぺっちゃんこに潰れていました。
負けたんだろうか。
悪い方のアキカンだったんだな。
ぺっちゃんこにしんでしまったアキカンは、もうそこから動きません。
ころころころころがれないからね。
まるで、きずついたぼくのハートのようです。
ぼくはアキカンを拾って、ゴミ箱にハートと一緒に捨てていきました。
日本人はすぐに掃除をするからね。
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No:268603197 修正 削除
2014.05.28 22:39
名前:茉莉
(゜ロ゜;ノ)ノハートゎ取ってきて~
ホント空き缶落ちてるの最近見ないかもね♪( ・∇・)
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No:269125997 修正 削除
2014.07.02 15:21
名前:(=゜ω゜=)
7月1日
今日は眼鏡をかけてでかけます。
天気がいいからね。
むしろよすぎる、太陽がこう、つよい。
でも大丈夫、眼鏡をかけているからね。
直で見たってへいちゃらだよ。
ぼくは空を見上げると、太陽が眩しいコロナをプロミネンスしすぎています。
でもへいちゃらだね、眼鏡をかけているからね。
ぼくが眼鏡をかけてなんかいるものだから、みんながぼくを避けて通ります。
きっと眼鏡だから、インテリかウルトラマンだと勘違いしているのだろう。
インテリはあっているけど、さすがにウルトラマンではないよ。
眼鏡をかけてでかけます。
そうだ、今日は天気もいいし、電車にでも乗ってやろう。
太陽もへいちゃらなくらいだから、電車に乗っても全然へいきだろう。
ぼくがそう思って駅に行こうとしたら、おばあさんがナンパされて困っていました。
タバコなんかを路上で吸っているけしからん若者二人が、おばあさんに「事故」とか「加害者」とか、「治療費」とか、あげくに「連絡先」とか言っています。
ナンパに間違いない。
おばあさんが困っているのでぼくは眼鏡だし、助けてやることにしました。
インテリのぼくは眼鏡をクイッ。
君ね、慰謝料とか事故とか、そういう話ならまずけいさつをよばなければいけないよ。
あとタバコはほうりつでよくないからね、よしなさい。
タバコはバカだよ。
眼鏡をクイッ。
若者たちはまじありえねえとかパねえとか、イタリアの言葉でしゃべるものだから。
反省しない連中だな、タバコはバカだからやめた方がいいのに。
そう思ってぼくはいい加減にしないと変身するよ?
眼鏡をクイッ。
若者たちは変身は許してくださいと言って反省してくれました。
おばあさんはその隙に逃げました。
ぼくはけいさつにあのババアを逮捕するよう言っておきました。
いいことをすると気持ちがいいな。
変身でもしようかな、今日は眼鏡だからね。
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No:269759218 修正 削除
2014.08.11 12:02
名前:(=゜ω゜=)
8月11日
驟雨。
吉崎山の夕刻は雨の幕を下ろし、一寸の先も見えず。
古寺の屋根を滝が打つ、その軒先にて見るとはなしに空を眺めているのは旅のサムライ・ナンジャモンジャエモンである。
―住職。
何刻ほどそうしていたであろう、モンジャエモンがおもむろに口を開いた。
―この寺には、貴公のほかにはいないのでは、なかったかな。
ぽん。ぽん。ぽん。
―ええ、それが、実は。
ぽん。ぽん。ぽん。
堂の方より聞こえている木魚の音に、向かい合う和尚が表情を曇らせる。
―狸囃子、でして。
ぽん。ぽん。ぽん。
幕府が開かれて十余年。この辺鄙な吉崎山にも時代の性か、土地開発の波が迫り。
つい先日も吉崎ダムの開発をしますと業者が菓子折を持ってきたばかり、いよいよこれはタマランと、棲家を追い出されたいたずらタヌキが住み着いてしまったのだという。
―狸め、あのように坊主の真似事をしては、私を愚弄しまして。
ぽん。ぽん。ぽん。
なるほど、どうやら木魚と思われた音は狸の腹鼓。目の前の気難しげな和尚の真似事をしてからかっているのだとすると、それはそれで微笑ましくも思える、が。
ぽん。ぽん。ぽん。
ぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
腹鼓に合わせて、次第に何やら読経の声。
―ほう、これはなかなか。芸の細かい。
モンジャエモンの素直な感想に、気難しげな思えはさらに顔を険しくし、返答する。
―ええ、まったくです。
ぽん。ぽん。ぽん。
ぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
ぽん。ぽん。ぽん。
はげ はげ はげ はげ ぽん。ぽん。ぽん。
はげ はげ はげ はげ はげぼうず。
はげ はげ はげ はげ ぽん。ぽん。ぽん。ぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
唐突に和尚をディスり始めたいたずらタヌキ、思わず吹き出したモンジャエモンの前で、和尚のはげ頭がみるみる紅潮していく。
―あ、いや、失敬。
ぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
ぽん。ぽん。ぽん。
つづく。
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No:269759338 修正 削除
2014.08.11 12:25
名前:(=゜ω゜=)
(つづき。)
はげ はげ はげ はげ ぽん。ぽん。ぽん。
はげ はげ はげ はげ はげぼうず。
ここのおしょうはいんちきだ おきょうあわせてへばかりこいて だんかのみなさんこしぬかす。
はげ はげ はげ はげぽん。ぽん。ぽん。
ぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
―わっはっはっはっは。
これはこれは。なかなか愉快な狸公ではござらぬか。
たまらず大笑いするモンジャエモン、目の前の和尚が今にも唇を噛みきらんばかりにぶるぶる震えているのに気づき、あ、いや失敬。とその場を創う。
―このように。
あの狸め、はげなどと申して拙僧を愚弄するのです。
いや。お前ははげだろう?
思わず出かかった言葉を飲み込んだモンジャエモン、頭頂部に投げたその視線に反応し、ますます厳しいものとなる和尚の表情。さすがに気まずい沈黙の中、狸囃子が無神経に続く。
はげ はげ はげ はげ ぽん。ぽん。ぽん。
―ほとほと、困っておりまして。
若干クールダウンしたのか。居住まいを正して威厳を繕った和尚が口を開いた。
しかしその刹那、
はげ はげ はげ はげ ぼんじーソワカー。
―い、いや、失敬。
たまらず吹き出したモンジャエモン、鬼の形相と化した和尚の前でこちらも居住まいを正す。
―大分お困りのご様子。ここは雨宿りのお礼に、拙者がいたずらタヌキめを成敗してしんぜよう。
モンジャエモン、大小を携え腰を上げると、はげ和尚を居間に残し、いたずらタヌキ和尚が経を読みたる堂へと向かう。
はげ はげ はげ はげ ぽん。ぽん。ぽん。
(つづく)
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No:270131238 修正 削除
2014.09.04 13:25
名前:(=゜ω゜=)
9月4日
(1ヶ月ぶりくらい前のつづき)
きしり。きしり。きしり。
ざあ。
渡り廊下を一歩一歩進むたび、大きくなるいたずらタヌキ和尚が読経の声。
ぼんじーぼんじーぼんじーソワカー。
ぽん ぽん ぽん。
はげ はげ はげ はげ はげぼうず。
しごともしないでへばかりこいて にわもあたまもはげあがる。
ぽん ぽん ぽん ぽん ぽん ぽん チーン。
ーや、これは失敬。
唐突にかつ絶妙なタイミングで入った「チーン」に不意をつかれ、思わず吹き出してしまったモンジャエモン、振り返ったタヌキ和尚のあまりに真面目にムッとした表情に、思わず詫びてしまう。
ーいや、いかんいかん。拙者はこの狸公を成敗せねばならんのだ。
気を取り直したモンジャエモン、タヌキ和尚へ問いかける。
ーやい、狸公。何故そんなに和尚をディスるのだ。
ーオショウヲディスッタラ、ヨクナイカ。
タヌキ和尚殿の返答に、やや困惑顔のモンジャエモン、とりあえず無難に応える。
ーディスるのは、よくはないだろう。
だいたい、人をディスッたりするのは、渋谷の若者がやればいいことだ。
ーワカモノ。シブヤ。
これはしまった、とモンジャエモン。明らかにいたずらタヌキ和尚ときたら、渋谷・若者というキーワードに興味を持ってござっしゃる。
これはいけない。
このままではこの狸公、山を降りて渋谷のストリートでヒップホップを始めかねん。
ジャパニーズミュージックシーンがごきげんなタヌキラップに塗り替えられてしまう。
タヌキの音楽なんてきいていたら、若者がばかになってしまうじゃないか。
だいたい、渋谷の若者なんてばかに決まっている。
危機感を感じたモンジャエモン、とにかく話を変えんと、狸公の事情を聞くことにする。
ー狸公よ、何故そんなに和尚をディスる。
ーオショウ、ヘガクサイ。
なるほど。それは一緒に住む上で大問題であろうが、しかし。
ーへがくさいからといって、和尚をディスッてはいけないだろう。
ーヘガクサイカラトイッテ、オショウディスッタラヨクナイカ。
ーまあ、よくはないだろう。
雨が古寺の屋根をうつ。
ざあ。
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No:270134856 修正 削除
2014.09.04 20:30
名前:(=゜ω゜=)
(つづき)
ーオショウ、ディスルヨクナイ。オショウ、ヘガクサイ。ドウスレべイイカ。ドウスレべイイカ。
ーそう、さな。
モンジャエモン、少々考えるも、不意に手をポンと打つ。
ー和尚をディスらない方向で経を読めばよかろう。ほれ、手本じゃ。
ぽく ぽく ぽく ぽく。
もん もん もん。
モンジャエモン。
いけめんさむらいモンジャエモン。
こどもにやさしくしんせつで、わるいようかいゆるさない。
もん もん もん もん モンジャエモン。チーン。
ーどうじゃ。
狸公、しばらく目を丸くして聞き入っていたが。次第に気に入ったのか、モンジャエモンの真似をはじめるもん もん もん モンジャエモン。
ぽく ぽく ぽく チーン。
ーわあっはっはっは。これは愉快愉快。
さすがは狸公、芸が達者じゃ もん もん もん モンジャエモン。そうそうそれそれ、その調子。チーン。
もん もん もん モンジャエモン。チーン。
あそれ ここのおしょうははげおしょう。
はげはげはげおしょう。
おきょうもよまずにへばかりこいて だんかのみなさんこしぬかす。チーン。
もん もん もん モンジャエモン。
おんなこどもに めっぽうよわい いけずいけずのおひとよし チーン。
ぽん ぽん ぽん ポンジャエモン。 あそれここのおしょうははげあたま。
さらにもひとつはげあたま。
はげはげはげはげはげはげチーン。
予期せぬセッションが沸き起こり、モンジャエモンfeat.タヌキ和尚の互いに触れあう音楽的な琴線が音叉のように共鳴してスパァーク、いま、まさにジャパニーズミュージックシーンに新たな歴史が刻まれようとした、その時。
ー貴ッ様らぁ、いいいいいい加減に、せんかああぁああ!!!
はげ頭の天辺まで赤鬼が如く真っ赤にそまったはげ和尚の怒声。
ーや、これはいかんいかん。狸公、退散じゃ!
モンジャエモンといたずらタヌキ、山を転げるように、やれ、逃げる、逃げる、逃げる。
はげはげはげ、はげ和尚。
わあっはっはっは。
チーン。
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No:270226527 修正 削除
2014.09.10 15:00
名前:(=゜ω゜=)
9月10日
カレンダーに世界崩壊の序曲とか、書いてある。
今日の日付だ。
何のことだかサッパリ思い出せないんだが、今日から滅び始めるらしい。
ジョワジョワジョワ。
ヌワヌワヌワ。
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