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Dark Brack Memories 闇黒の記憶  作者: 紅蛍
第1章 幕開け
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Dark Brack Memories 暗黒の記憶 零 第6話

ラプターが表情を変えてレガインに話し始めた。

G・R「俺らが仲間にするのは、『英雄』だ。」

R・S「…英雄?なんなのそれ。」


DBMの世界で何らかの功績で名をあげた人間はすべてF・Sが葬ったはず。

しかし、「英雄」なるものだけは生きているというのだ。


G・R「お前の親父だろうが絶対殺せない存在だ。だが、この世界を守るための存在ではある。」

R・S「この世界を?まさか別世界からの脅威があるとでも?」

G・R「それもあるが、アメノサギリのように龍の力を持つ者に戦争を仕掛ける神を殺すための力を持つ。お前の親父でも殺せないというのは、どんな攻撃でも完全に見切っているだけの話だ。当たれば死ぬ。」

R・S「完全に見切る…あなたのようにウイルスとかの力で動体視力がおかしいとか?」

G・R「ふっ、それは実際に戦えばわかるさ。」

R・S「『戦えば』?まさか戦って力を示さねばならないの?」

G・R「当たり前だよなぁ?『英雄』はクソザコナメクジには興味がないってそれ一番言われてるから。しかも面倒なことに戦う前に召喚をする必要がある。」


英雄はF・Sでも倒せず、尚且つそれ相応の力を示さねば仲間になってくれないそう。

その上複雑な召喚方法があるらしい。


次回作戦会議やるってさ。

Franhotalだ。

「英雄」

・一人だけではなく、複数人いて世界のどこかにいる。

・対峙する者のすべての攻撃を避けるため絶対に殺せない。

・別世界からの脅威へ対抗、戦争を仕掛けた側の神を殺すといった役目がある。


・何らかの代償が必要(生け贄など)

・魔方陣を完璧に描く

・特定の場所で呪文を詠む

などの決して楽ではない召喚方法が必要になるほど強力。

・DBM世界では、龍神>龍>神=悪魔>強い動物>人間>弱い動物の順に強いが、英雄は龍よりも強く、龍神と同じ強さ。

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