第24話「核嶺亀」
前回のあらすじ
ラプター話を聞く
白田兄妹ボケる
自然の国上空。
レガイン「あそこだけ、なんか変」
シャドナ「自然の国という割には、穴だらけじゃない…」
本来なら、島全土が森になっており、建物もほとんど見当たらない自然の国。
ラプター「これだけ森を吹っ飛ばせる魔法を使える龍だ、楽しめそうじゃねえか。」
その穴だらけのところに着いた時、何かが見つかった。
灯「!ラプターさん、あれそうじゃない?」
白夫「額に紋章もあるし、間違いない。それにあれは、大砲のように見えるけどステッキだ。」
リビコッコ「お主ら、さっきから騒がしいぞ。」
ラプター「お前こそ黙れ!今から焼き尽くすから覚悟しろ!」
部下を傷つけられ、ラプターは完全に怒っていた。
F・S「確かに、そいつは突風属性の使い手だ。炎と爆破属性を使えるラプターが一番有利だ。」
ラプター「だから俺に任せろ。下ろせ!」
レガイン「私たちはこのヘリを守ることに専念しよう。ラプターなら何があっても死にはしないし。」
シャドナ「弾薬が足りなくなったらこれで言ってね。」
ラプターはトランシーバーを渡された後、飛び降りた。
リビコッコ「小僧、お前が挑むというのか。この『核嶺』にわざわざくるとはな。」
ラプター「小僧じゃねえ、俺はグレネード=ラプターだ!」
リビコッコ「儂は核嶺亀リビコッコ。お主、格好を見たところ先日の女の仇をとりに来たというところか。」
リビコッコ「だがそれは、叶わぬ夢よ。『核爆風』!」
突風属性の魔法をラプターに放った。
辺りの木はどこかに飛ばされた。
灯「風がラプターさんに!」
風が収まった。
ラプター「とんだ子供騙しだな。クレールの右腕を持っていけただけ凄ェよ。」
当然のように無傷だった。
リビコッコ「なっ…当たったはず!そなた、なぜ無事なのだ!」
ラプター「こいつは当てられたご褒美だ。」バァン
右前足の爪を全て破壊した。
ラプター「ここからが本番だ。遊ばせてもらうぜ。」
次回「リビコッコ死す」!