第16話「邪龍剣」
レガインリスカした。
灯が隕石食らったっぽい。
灯に確実に隕石が当たった…
はずだった。
灯「こんな石ころであたしを殺そうなんて甘いね。」
なんと、隕石は真っ二つになっていたのだ。
灯の手には、刀身に龍が描かれている真っ黒い剣が握られていた。
明るい性格の灯には全く似つかわしくなかった。
レガイン「え、何それは…」
灯「これはね、ある日兄ちゃんがくれたの。『勇者である僕にはこんな邪悪なものはいらない。だから灯、お前にやるよ。』って言いながら。」
ラプター「入手した経緯はあいつに聞かなきゃわからねえってことか…まあいい、これでお前も前線で戦えるな。」
そして戦闘態勢に入ったわけだが、レガインが異変に気づいた。
レガイン「ねえ、ラプター。目の前にいるのに、何もしゃべらないんだけど…」
ラプター「名前を名乗らねえとは礼儀がなってねえな。ならさっさと倒すぞ。」バァン!
グレネード弾が落隕神に命中した。
やはり一撃でなかなかのダメージだったようで、落隕神は倒れそうになった。
灯「ラプターさん、避けて!」ドン
ラプター「何をする…っ」
ラプターの背後に隕石が落ちていたようだ。
そして灯はそれを真っ二つにした。
レガイン「くらえ!」バシュゥゥゥ
凄まじい爆発音とともに、床もろとも落隕神にダメージを与えた。
ミーティア「やるじゃないの…」ドサッ
そして落隕神は倒れた。
だが、
ラプター「おいてめえ、倒れるには早いぜ。レガインに龍魔法を教えてくれるんだな?」
グレネードランチャーを頭に突きつけながら、落隕神に尋問をした。
ミーティア「さっき対空ミサイルを撃ったこね…わかった。」
数分後
レガイン「ありがとうございました。それでは。」
灯「楽しかったよ、じゃあね!」
3人はプラネタリウムのような場所かは脱出した。
ラプター「じゃあ龍魔法を教えてもらったことだし、研究所に戻るぞ。」
次回は研究所で作戦会議。