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Dark Brack Memories 闇黒の記憶  作者: 紅蛍
第1章 幕開け
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第14話「対落隕神案」

前回のあらすじ

レガインの友人である灯に頼んで、白夫を召喚してもらった。

灯と白夫が仲間になった。


4人はヘリコプターで研究所に戻った。


するとたまたまいた一人の研究員が焦りながらラプターに話しかけた。

研究員「所長、シャドナ様が意識を取り戻しました!」

G・R「そうか、いいタイミングじゃねえか。だが無理はさせるなよ。」


白夫「シャドナ、か…これまたなぜか聞いたことあるような名前だが、思い出せない。」

灯「まあ世界に似てる人は何人かいるって言うし。そんなもんでしょ。」


そしてすぐにシャドナがいる研究室に向かった。


R・S「あれが母さん?包帯思いっきりぐるぐる巻きだけど…」


ミイラのように体じゅうに包帯が巻かれていた。

だが、隙間からほんの少しだけ深い青の髪の毛が出ていたので、シャドナであることはわかった。


シャドナ「この声、レガインね。あなたなかなか強くなったじゃない。」

G・R「俺を忘れてもらっちゃ困りますぜ。」


なぜかラプターが突然敬語で話した。

シャドナがほほえみ、

シャドナ「忘れるわけないわ、何しろ大切な部下だもの。久しぶりにあなたと共に戦えるのね。」


どうやらシャドナもかつては研究所に努めており、かつラプターの上司だったようだ。



待ちきれなかったのか、白田家が割り入る。

白夫「なああんたら…再会を喜ぶのもいいが、そろそろ次の作戦を伝えてくれよ。」

灯「そうだよ。」


G・R「待たせてたようだな、すまないな。じゃあ次の作戦を伝えるぜ。次に仲間にする『英雄』は…『落隕神ミーティア』だそうだ。召喚方法は俺が知ってる。それと、この研究所にある資料の量によると、協力させることが可能な英雄はこれで最後だ。」


灯「『神』、だってぇ!?どーしよにーちゃん!」

白夫「落ち着け。ブハッ」

白夫は吐血し、意識を失った。


灯「兄ちゃんはまだ生きてるから続けていいよ。」


レガイン「ラプター、別命から察するにその神はあの『龍魔法』を使えるんじゃ…」


G・R「その通りだ。」


シャドナ「龍…魔法…あの人も言っていたけれど、神でも手に負えないくらい強力だけど使うことは普通の人間では不可能に近く、かつ一つの魔法を覚えるにはこの世のどこにあるかすらわからないくらい希少な『魔導書』が必要になるそうよ。そんな魔法を軽々と使えるなんて…さすがは神と言ったところね。」


G・R「だが今回は、仲間にするというわけじゃないぞ。」


白夫「なあ…まさか、そいつに魔法を教えてもらうのが目的とでも?」


G・R「そうだよ。だが、龍魔法を覚えられるのはおそらく悪魔であるレガインだけだ。」


この発言から、灯は何かを察し発言した。


灯「ラプターさんはそんな見た目でも人間だったんだ。」


ラプターは誰がどう見ても悪魔としか言いようがない見た目だが、まだ人間のようだ。



レガイン「私たちが落隕神に挑み、唯一龍魔法を覚えられる私が教わりに行くのが目的なのね。なんとか作戦の全貌はわかったよ。」


G・R「ではメンバー決めだ。まずはレガインは確定とする。次に奴の龍魔法のメテオをどう対策するかだが、魔法は一切効かない体の俺も行くことにする。そうすると奴には長期戦にはなるが確実に勝てる。」


灯「ラプターさん、私も行くよ。だって私は光と水属性の魔法なら使えるもん。それなら少しは早く勝てるでしょ?」

灯が腹をくくったらしい。


G・R「フッ、小娘がかっこつけやがって。若くして死ぬんじゃねえぞ。」


シャドナ「悪いわねラプター、私はまだろくに動けないのよ。」


レガイン「母さん、無理しなくていいから…休んでな。」

シャドナ「心配してくれてありがとね。」



G・R「そうだ、なあ灯。」

灯「何?」

G・R「お前、武器ねえだろ。いくら魔法使えるとはいえ武器がねえのはさすがに心配だから銃の一丁ぐらいやるよ、ほら。」


そう言ってラプターは灯にM1911を渡した。


G・R「そいつなら簡単にはブッ壊れねえし威力もそこそこある。それに女のお前でも撃てるはずだ。」

灯「ありがとラプターさん。」




レガイン「じゃあ行ってくるよ、母さん。」

シャドナ「あの人の娘なら絶対ないとは思うけど、私より先に死ぬんじゃないわよ。」

レガイン「たかが石ころ一つじゃ死なないよ。」




レガイン「おまたせ!」

G・R「全員、揃ったようだな。召喚に必要なものはこのオスプレーに全部積んであるからな。では乗ってくれ。」

灯(兄ちゃん忘れてた…)

シャドナが堂々と死亡フラグ建ててしまいましたね…


灯は水、光属性の魔法以外にも剣、拳銃、ショットガンの扱いに長けています。

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