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Dark Brack Memories 闇黒の記憶  作者: 紅蛍
第1章 幕開け
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第10話「時之記憶」

V.S. Shadna the chrnodragon


G・R「さて、まずはこれだ!『グレネード硫酸弾』!」ダァン


シャドナ「空間切断」

目の前に黒い空間ができた。

次にシャドナの両目が赤く輝き、

シャドナ「遅すぎよ!」

時間が止まり、その空間に逃げた。


ドゴォォォン

ドロォ…

硫酸で着弾点の金属が溶けた。


G・R「予想はしてたが逃げられたな… !おい、レガイン、後ろ…だ…」ズバァッ

レガイン「ラプター、ゲホッ…見切れないの?」

G・R「無理だな。それに時間停止に魔法無効が発動しないってことは俺らが攻撃できねえ。」


ゴオッ


レガイン「そうだ、『あの技』なら…」

G・R「何する気だレガイン!」ズバァッ


レガイン「今だ、0距離対空ミサイル」


ミサイルの爆破音があたりに鳴り響いた。

シャドナ確かに攻撃を食らった。

が…ダメージはなく鎧が壊れ、あられもない姿になっただけだった。

シャドナ「ふ、なかなかやるじゃないの。それに重い鎧がなくなったし身軽になったわ」ギュゥン


レガイン「やっぱ倒せてない…!」ズバァッ

G・R「くそっ、ダメージを食らうどころかより強くなったか…」


レガインはなにか秘策があるのか、妙に笑っていた。


レガイン「これじゃ防戦一方だね…」ニヤァ

G・R「それだと再生が追いかないで死ぬだ」ズバァッ


シャドナ「のんきに喋ってる場合?」スパッスパッ


レガイン「ラプター、『あれ』はあるの?ハアッハアッ…」

G・R「『P.カウンタ』か。やるよ。…召喚する前に飲ませるべきだったな。」

レガインはそのP.カウンタなる薬を飲んだ。

レガイン「謝るのは後にして。ラプターはどこかに逃げてなよ。」

G・R「!あいつ、何か技を出すつもりだ!」


ラプターの言うとおり、技を出した。


シャドナ「記憶第一章『時空之剣』!!」


レガインの腹部が切り裂かれた。

普通の人間なら絶対死ぬ。

そのとき、レガインの右足が赤く輝いた。

レガイン「深獄の一撃」

その倍の威力でシャドナを蹴り飛ばした。


シャドナ「ぐふぉッ…やるじゃないの…さすがわが娘ねゴホッゴホッ、あなたの力になるわレガイン。」

レガイン「ゲホッ、母さア゛ッ゛…ありがとう」


二人はまともに喋れないほど重傷だった。

それにあたりは血まみれ。


G・R「待てよ、話はここを出てからにしよう。俺らは今傷だらけだろうが…」

シャドナ「そうね。」

どうも。Franhotalです。

タイトルにある「時之記憶」は今回シャドナと戦ったステージ名です。

今後英雄戦のステージは「○○之記憶」というようにに表記されます。


シャドナの時空を操る能力は今回おわかりのとおり瞬間移動、亜空間を利用して攻撃を回避、時間を止めて切り刻むなどなんでもあり。

でも時間を巻き戻すことだけはできない。


次回 シャドナがいろいろ語る

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