第9話「時空龍騎士」
二人は異空間に来た。
周りがすべて歯車などでできている、スチームパンクな場所だった。
G・R「ここにいるのは、『時空』を操る者だ。別の空間に入って攻撃を回避、時間を止めて攻撃といった戦法が予想される。」
R・S「けがは絶対回避できないということね…にしてもその人、ほんとはどんな名前なんだろ。」
G・R「フッ、後ろを見てみろ。」
R・S「後ろを見てって…えっ!?」
レガインが驚くのも無理はない。
なぜならその人物は…
G・R「久しぶりじゃねえか、『シャドナ』!!!」
R・S「母さん…なの…?」
G・Rとは何らかの関係があり、かつレガインの母だ。
シャドナ「驚きね…私の力を借りにきたのが、まさか娘とかつての部下だなんて思わなかったわ。そうよ、私の名は、シャドナ=シェイドドラゴン。あなたの母よレガイン。」
G・R「シャドナ=『ウィズ』じゃなかったか?」
シャドナ「それについてはあの方から聞いてないの?まあいいわ、後で話してあげる。」ヒュッ
R・S「私は父さんから母さんは亡くなったってき」ズバァッ!
なぜか一瞬でレガインの右手が血まみれになった。
R・S「…え?」
G・R「時間を止めたことで瞬間いど」ザクッ
ラプターの腹部が切り刻まれた。
G・R「…レガイン」
R・S「わかってる」
G・R「今のあいつは戦うことしか考えてねえようだな。」
シャドナ「これがあの人も恐れた『時空龍騎士』となった私の力。」
G・R「『使用人』は辞めて戦闘に特化したか…」
R・S「使用人…まさか母さんがメイドとして働いてたとでも言うの?」
シャドナ「その話も戦いが終わってからよ。」
DBMで戦うことになる最初の英雄。
レガインの母、時空龍騎士シャドナ登場。
シャドナ=「ウィズ」だったころについてはシャドナ戦が終わったあと。