自己暗示シリーズ いつか見た夢の終わり 作者: エンゼルケーキ 掲載日:2015/10/17 いつから僕は壊された。 ひび割れた夢の器を持つ僕、それを直せないでいる僕。 夢の水は受け取れない不完全な器、何も入らない空っぽの器。 ひび割れた隙間から水が零れ落ちていく、夢の水が零れ落ちていく。 零れ落ちた夢の水は黒く濁り、辺りを黒に染め上げ僕を黒くさせる。 もう生きる夢は失った、後はからっぽの肉体だけだ。 時の風化にさらされ、後は時の流れの一部となりまた壊れていくだろう。 もういい、もうやめよう、おやすみなさい、また明日。