いつか見た夢の終わり
いつから僕は壊された。
ひび割れた夢の器を持つ僕、それを直せないでいる僕。
夢の水は受け取れない不完全な器、何も入らない空っぽの器。
ひび割れた隙間から水が零れ落ちていく、夢の水が零れ落ちていく。
零れ落ちた夢の水は黒く濁り、辺りを黒に染め上げ僕を黒くさせる。
もう生きる夢は失った、後はからっぽの肉体だけだ。
時の風化にさらされ、後は時の流れの一部となりまた壊れていくだろう。
もういい、もうやめよう、おやすみなさい、また明日。
いつから僕は壊された。
ひび割れた夢の器を持つ僕、それを直せないでいる僕。
夢の水は受け取れない不完全な器、何も入らない空っぽの器。
ひび割れた隙間から水が零れ落ちていく、夢の水が零れ落ちていく。
零れ落ちた夢の水は黒く濁り、辺りを黒に染め上げ僕を黒くさせる。
もう生きる夢は失った、後はからっぽの肉体だけだ。
時の風化にさらされ、後は時の流れの一部となりまた壊れていくだろう。
もういい、もうやめよう、おやすみなさい、また明日。
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