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勇者だったのかもしれない  作者: ぷっくん
世界樹と黒いヤツ
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2章(途中だけど)まとめ2

まとめの続きです!

本日2話(まとめ2個)投稿になりますので、ご注意ください。


もくじ

 今までの出来事

 分かったことのまとめ

 【じゃあ次、僕が出来事書いていきますね!(黒)】


 ~今までの出来事~

 (召喚されてから2か月後)

 1.スライムと戦う。スライムが仲間に。ゴブリンロード事件。

 2.東の国を旅立つ。東の国上部を旅する。西部から東部へ横断。

 3.2か月後、シルバーランクになる。

 4.2か月後、東部の港町に到達。仔狼のベリーが仲間に。

   皆ばらけて大陸回る。黒蹴・ニルフさん→東の大陸、銀さん→南の大陸、ピンキーさん→西の大陸。

 5.2か月後、東の大陸の南部、渓谷入り口にたどり着く。勇者君に出会う。

   黒包帯男に襲われる。銀さん達と合流。

   風の世界樹の石碑に≪登録≫する。

 6.西の国に行き、ピンキーさん達と合流。水の世界樹の石碑に≪登録≫する。

   キレた男に襲われる。若葉さん合流。

 7.転移できる石碑に≪登録≫して回る。

 8.半月後、≪登録≫完了。ギルドの新サービスを知る。駆け出し冒険者君達に出会う(←いまここ)

   行った事の無い石碑を廻る予定。

 (そろそろ召喚されて9か月目ですね! )


 *


 【どうでしょう!(黒)】

 【うまいうまい。一気に色々あった気がするな(ニ)】

 【さすがに前から8か月経っているからな。次はオレか。説明でも入れていくか(銀)】


  ~分かった事~

 ・石碑≪登録≫:魔法得意なら石碑一個で全力での魔法1発増える。不得意なら0.5発分


 ・世界樹の石碑≪登録≫:自属性以外の世界樹石碑一個に付き魔法得意なら10発分。苦手なら5発分。

  自属性の場合は石碑一個に付き魔法得意なら20発分、苦手なら10発分。

  だが魔法を出すのが苦手だという差だと考えると、魔力の増加は同じくらいだと思われる。


 (測定法):初級しか使えない場合は、一発分の魔法の大きさや使用魔力量にストッパーが掛かっている。

  属性を持つ世界樹に登録すれば、その属性の魔法は、魔力全部つぎこんでの魔法も可能。

  ただし魔力測定の時は最初のストッパー時の大きさで測るものとする(ギルド規定)


 ・≪登録≫ルール

  普通は、1つの武器に1つの属性の世界樹のみ≪登録≫する。

  (2つ以上の属性の≪登録≫に、武器が耐え切れない為)


  普通の石碑への≪登録≫分は、武器の宝石に蓄積される。

  装備しないと、≪登録≫の恩恵は受けられない。

  (装備する武器を変えると、その武器の≪登録≫で増加した力は使えなくなる)

  

  つまり、≪登録≫は1人1武器のみなので、いくつもの武器を強くは出来ないという事だ。


  転移などの魔法も確認されておらず、世界樹を旅して回る資金も馬鹿にならない。

  その為、もの好き以外は全属性分を集める事は無い。

  自分に属性がある事を知らない者も多い。



  今まで≪登録≫して力を高めた1つだけの武器に、自分の属性の世界樹を≪登録≫した者が最強となるのが普通。

 

  世界樹の武器は、同じ武器に全ての石碑を≪登録≫出来、装備せずに持ってるだけでその効果を受けられる。

  転移能力を除いても、とんでもない性能の武器だった。


 ・転移能力について

  1.誰か一人でも≪登録≫すると、その場所に転移できる

  2.転移は可能だが、実際に≪登録≫しないと力は手に入らない

  3.石碑がある場所は、街やフィールドなどは関係なく転移できる。

  4.1人でもいる場所は赤い点が大きくなり、点滅する。人数や誰が居るかは分からない。


 ・ギルドについて


  ギルドランクの大体の目安。

  ブロンズ・ふたば:かけだし冒険者

  ブロンズ・わかぎ:喧嘩が強めの人程度

  ブロンズ・たいぼく:狭い村で≪腕が立つ≫と言われる程度


  シルバー・ふたば:兵士教育受けた一般兵士程度

  シルバー・わかぎ:腕の立つ兵士程度

  シルバー・たいぼく:隊長レベルの兵士程度


  ゴールド・ふたば:大きな街の英雄程度

  ゴールド・わかぎ:王都にも名前を知られる英雄程度

  ゴールド・たいぼく:誰もが知ってる英雄程度


  新サービス

  現在分かっている石碑の場所を地図に記した物を公開。自大陸の石碑の情報のみだった。

  他にも様々な情報を公開している。

  地図は、シルバーランクから閲覧可能。

  ギルドランクごとに部屋を分け、情報を展示している。


 ・世界樹の島出身の、世界樹で修業した巫女が世界各地の祭りの中枢を担っている


 ・アイテム

  魔物寄せの粉:魔物を呼び寄せる粉。


  結界の聖水:撒くと魔物を寄せ付けない。森の中の休憩のときに使用。


  見せない君:認識障害用アイテム。転移時に他の者に発見されなくなる。見た目は小さな≪カイチューデントー≫。

 魔力を込めると先端から煙が出て、その煙をかぶった者の姿を認識できないようにする。

 音に関しても、聞こえていても、聞こえていないと錯覚させられる。

 煙をかぶった者同士だと、姿は認識出来る。人にも物にも使用可能。

 魔力はほんの少ししか使用しない。

 対象物が大きくなるとその分、掛ける時の魔力は消費するが、それでも初級魔法軽く一発分ほど。

  継続時間は10分ほどなので、素早く身を隠すか、再度使用する必要がある。


 *


 【こんなものか(銀)】

 【結構ギルド関係多かったですね(黒)】

 【なんか急にギルドのサービス増えたよな。ピンキーの言ってたステータスを数値化ってやつも研究し始めたらしい(ニ)】

 【あれあると便利そうですもんね。・・・なんていうか、寂しいですねこれ(黒)】

 【だな。ピンキー、文字に魔力込めて書けないんだっけ(ニ)】

 【あの姿だと魔力操作が難しいらしいな。しばらくはハーピーに通訳を頼むが。ピンキーも不便だろうな(銀)】

 【早く、元の姿に戻しましょうね! (黒)】

 【もちろん! (ニ)】


 =========================


 外で男女の喧騒が聞こえる。


「なんですかあの最初のページの説明はぁあ!

 なにが≪胸は控えめ≫ですかぁああ!」

『待って! なんでアレが読めるの!?』

「わたくしを誰だと思ってますの!

 世界樹の小精霊くらい、取り込んでますわよ!」

『ゲ、まじかよ。ごめんなさあああああい!』


 そのまま痛そうな音が響き、続いてニルフの叫び声が響き渡る。

 今日も平和だ。


「お肉が焼けましたよぉ」

 

 ケモラーさんの声が響き、皆の歓声が上がった。

次回メモ:地図


いつもよんでいただき、ありがとうございます!

明日11時に地図も投稿いたしますぜぃ

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