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勇者だったのかもしれない  作者: ぷっくん
世界樹と黒いヤツ
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2章(途中までの)まとめ

2章終わってからまとめる予定でしたが、なんかめっちゃ長くなりそうなのでここで一旦まとめちゃいます。

(それですら多すぎて分ける事に! )


~もくじ~

・人物紹介 

 召喚者達

 PTメンバー

 東国城

 東国ギルド

 その他 

 敵

 お昼時。

 ワイワイと、外で楽しげな男女の声が響いている。


 ここは木漏れ日の射し込む、馬車の中。

 隅に置かれた小さな机の上には、その辺によく有りそうな質素なノートが置いてあった。

 誰かの日記だろうか。


 持ち主はよほど急いでいたのか、投げられた様な形で、雑に横たわっている。

 そのせいで表紙が捲れて、1ページ目が露出していた。

 不思議な事に、そのノートにはこの世界に存在しない文字が書き連ねられている。


 と、馬車がガタッと揺れ、メモを持った若葉がひょっこりと顔を出した。

 そのまま馬車の中を物色し、野菜の袋を手に取って引き返そうとする。

 その時ビュっと風が吹き、手に持っていたメモが机の上に載った。


「大変ですわ。あれが無いとお料理の味付けが上手くできませんのに」


 ブツブツ言いつつ机の上のメモを取る。

 その時。

 置いてあるノートが目に入る。


 そのまま何気なく手に取って、目を通す若葉。

 普通は読めない。何故ならこの世界には存在しない文字なのだから。

 だが。


 若葉の手がワナワナと震え始め・・・、


「ニルフさぁぁああああん!」


 叫んで床にノートを叩きつけ、怒りの表情で馬車を出ていった。

 そのノートの表紙には、こう書かれている。


 異世界冒険記 (ピ)(黒)(ニ)(銀)

=============================

【『世界樹の小精霊が声の魔力を読み取って訳せるのなら、文字でも出来そうじゃない?』

 ピンキーの言ったこの言葉から出来たこの日誌、第2回目を書き始めるぜ!

 4人の、それぞれの世界の文字で書き記しているので、世界樹の小精霊を体に宿す俺達しか読めない不思議なノート。

 そのノートには、世界の秘密を記されているのだ!


 さて、俺達が召喚されてから大体9か月経った。

 キリが良いので今までに合った出来事の続きを書いていくとしよう。

 まずは人物からだ! 長いから適当に読み飛ばしても良いぜ!


 確か前に書いたのって召喚されてから2か月経った時点だったっけ? (ニ)】


 ~人物について~

 召喚者達

 ・ニルフ(召喚者):(不明)

  シルバーランク冒険者。

  胸の前で留めるタイプの長めの茶色マント(フード付き)、紺色の長いマフラー。

  武器:木刀(蔦模様に、新緑の様な色)、ハープ(命名シルフィ)

  スピードと反射神経がいい。ただし体力と力が無い。魔法は使えない。

  ハープの音色には、範囲ヒールや範囲MP回復効果あり。

  属性:風

  属性特技:ハープの音を聞いた生物に様々な効果を出せる(害は与えられない)

  ≪登録≫済み世界樹石碑:風・水

  『このじじぃいいい! 俺の記憶かえせええええ!』


 ・銀:ぎん(召喚者):元傭兵

  シルバーランク冒険者。

  濃いこげ茶のやわらかい厚手の布で出来た帽子とコート。

  魔弾を武器から継続的に発射し続けて一時的に飛べる。

  現在、妙な包帯男に右腕に爆発する魔法を掛けられてスライムで治療中(右腕は自力では動かせない)

  武器:両手剣(青みがかった金属のような感じ)

  属性:水

  属性特技:水質の変化。武器に触れた水は飲料水にも猛毒にもなる。

  ≪登録≫済み世界樹石碑:風・水

  「名前?・・・名前、な。スライムでいいか」


 ・黒蹴:クロケリ(召喚者):高校生。サッカー少年

  シルバーランク冒険者。

  バンダナに膝上までの短めマント(クローク)。まるで義賊の幹部。

  9か月経って、身長が160cmから170cmになった。

  どんな異常状態が出るか分からない土魔法を、眠りと麻痺限定で出せるようになった。

  武器:双銃剣

  属性:火

  ≪登録≫済み世界樹石碑:水

  「ニルフさんって、相手が女性だったら優しいですよね」


 ・ピンキー(召喚者):大学生。

  シルバーランク冒険者。

  鉄の胸当てに細身のズボン、腿まである長いブーツの上から長めのコートを羽織っている。

  (コートのボタンを全て止めるとあっという間にロングワンピースにロングブーツのお嬢様風装備!)

 コートは上半身が白く、腰から下は徐々に黄色く色づいていくデザイン。ブーツは明るい茶色。

  リザードマンの槍の石突をペンダントトップに付けたネックレス。

  紳士の嗜みで異世界物の小説に詳しい(偏った知識らしいけど)

  現在、妙な男の魔法により狼(全長1mほど)化中。

  武器:片手剣

  属性:おそらく雷?

  ≪登録≫済み世界樹石碑:水

  「なんだい、銀。封印されし右腕かい?」


 PTメンバー

 ・若葉(世界樹の巫女)

  9か月経って、巫女見習いの修業が終わった。

  シルフを握りしめなくても(ニルフの言葉が分かるようになったっぽい。

  武器:真っ黒な大鎌

  属性:風

  ≪登録≫済み世界樹石碑:なし

  「ニルフさん! わたくし、若葉と申しますのよ!?」


 ・隊長(東国第3師団隊長):俺達の護衛兼指南役。

  武器:デカい片手剣

  ≪登録≫済み世界樹石碑:(俺達が知ってるのは)風・水


 ・ケモラーさん(東国第3師団ナンバー2):ヒーラー系兵士。ピンキーの護衛。

  元々、城でピンキーの獣耳に引かれてこっそり見ていた。実はギルド行くときに護衛いいつけられて一番喜んだ人。

  第3師団では(味方には天使のように回復し、敵にはおそろしい猛攻をすることから)天使の悪魔と呼ばれていた。

  西の国出身の元・冒険者。

  属性が風だったため東の大陸に渡り、そのまま兵士となった。

  武器:鞭

  属性:風

  属性特技:鞭に風をのせた範囲かまいたち。物質も魔法も切り裂く。

  ≪登録≫済み世界樹石碑:風・水

  「ピンキーさん。私、ギルドに報告に行ってきますねぇ」

  

 ・ポニーさん(東国第3師団ナンバー1):戦士系兵士。銀の護衛。

  ポニーテール金髪美女。私服だと胸が大きいのが分かる人。

  貴族女性なので、意外だが育ちが良くてマナーにきびしい。

  武器:オノ(真っ赤に燃えた感じの刀身)

  属性:火

  属性特技:オノに炎を宿し、それで切りつけられると傷口から燃やされる。

  ≪登録≫済み世界樹石碑:風・水・火

 「ハーピー、銀にまとわりつくのは辞めなさい!」


 ・ハーピー(魔物):ハーピー女王。銀のお供(?)

  人間化できる。銀にベッタリ。

  鳥姿:20歳くらいの美人な女性の姿に近いフクロウ。猛禽類のコスプレをした猛禽類ぽい顔の女性ぽい。髪の代わりに羽毛。

  人姿:白いTシャツ+ふわっとしたピンクの短いスカート+赤いコルセット(砕けてる)+ロングマント

  属性:風

  「ピィヒョロロロロオッホォオオオウ! 貴方コソ私ノ≪夢の王子様≫!」


 ・スライム(魔物):仔スライム。銀のお供

  薬草と水が主食。緑色のクリームを出す(上質の傷薬)。

  銀の、魔法を掛けられた右腕に張り付いて、魔力を吸い出す手伝い中。

  属性:水(元々)・風(後天的)


 ピンキー親衛隊:西の国の闇市で奴隷として売られ、貴族に飼われていた3人娘。

 貴族に飽きられた為、人柱(金集めのショ―)として埋められそうになってるところをピンキーが助けた。


 ・レモン (ラブリーレモン):ピンキー親衛隊

  10歳ほど。黒髪を結って猫耳を作っている。黒ゴスロリの黒髪。

  ピンキーの呼び方:ご主人。

  魔法が得意。

  ブロンズランク冒険者。

  武器:スティック(全体に星のデザインのちりばめられた、かわいくて美しいデザイン)

  属性:火

  ≪登録≫済み世界樹石碑:なし

 「アタシはラブリーレモン。こっち見るんじゃないわよ変態!」


 ・サイダーちゃん (ジェルサイダー):ピンキー親衛隊

  15歳ほど。青いロングヘアに、赤い長いリボンを付けている。リボンはピンと立った兎の耳の様。

  スレンダーな体つき。剣士とかが着てそうな服(黒蹴談)を着ている。(シャナリとした着物?)

  ピンキーの呼び方:主人

  ブロンズランク冒険者。

  武器:日本刀(ピンキー発案&作)

  属性:水

  ≪登録≫済み世界樹石碑:なし

 「某それがしはジェルサイダー。その変態が主人の仲間というのか?」


 ・ライムさん(キューティライム):ピンキー親衛隊

  23歳ほど。薄いオレンジ色のカールした長髪を背中に流している。ふわふわで羊みたい。

  胸が大きい。服はフワフワの柔らかい布で作られている。デザインもフワフワしたお菓子系女子って感じ。

  ピンキーの呼び方:ピンキーちゃん

  ブロンズランク冒険者

  武器:棘トゲの棍棒

  属性:おそらく雷(ピンキーと同じ現象)

  ≪登録≫済み世界樹石碑:なし

「あらあら、うふふ。 悪戯好きのお馬鹿さん。容赦しませんよ?」


 ・ベリー(スィーツベリー):ピンキー親衛隊

  白い毛並みの仔狼。全長70cmほど。東の国で悪質テイマーから保護した。

  仲の良かったリザードマンは死んでしまった。

  リザードマンの形見のウロコで作った首輪を付けている。


 ・シー君・フーちゃん(シルフ):ニルフに付いてきた2匹のシルフ。ハープが好き。


 東国城

 ・王様:東の大国の王様。東の国王と呼ばれている。


 ・王宮魔道士:女性。長いシックなローブ。身長170cmほどで年は大体30歳程度。茶色の髪は、適当に頭の後ろでお団子にしている。


 ・大臣:王様付き大臣さん。ふとましい男性。王の過保護を窘める。


 ・2人の王子:俺達が召喚される1年前、南の大陸で忽然と姿を消した。南の国へ、輿入れ予定の王女を迎えに行った帰りだったそうだ。

  痕跡からおそらく3人とも亡くなっているらしい。


 ・王妃:王子達の事件が心労となり、亡くなった。


 東国ギルド

 ・東国ギルドマスター:女好き。厳つい。


 ・東国ギルド受付嬢1:クリーム色の髪のポニーテール。ギルド受付係の服。13歳くらい。語尾を伸ばす子(○○ですか~)


 ・東国ギルド受付嬢2:黒髪ウエーブを肩まで流した美人さん。氷の魔法で真偽が分かる特技がある。


 その他

 ・勇者君:勇者の記憶を持つ者

  10歳ほど。身長140cm程度。

  風の世界樹にいく時にPTを組む。

  動き易そうな軽装に、薄い色合いのマント。薄い茶色で柔らかそうな髪のショートカット(ニルフよりちょっと短め)。

  ハープが得意。

  武器:ショートソード

  戦い方は「魔法の使えるニルフ」って感じ(素早く避けて連続攻撃で翻弄しつつ魔法で仕留める)

  濃い青ローブの魔法使いの女、顔に傷のある大剣士の男、ハンマーを持ったガラの悪い男が仲間。

  「ボクは、勇者だ!!!」


 ・ファイター(大剣士):勇者君の仲間

  顔に、左眉から右顎あたりまでザックリ一刀両断された感じの傷。

  身長2m近い大柄な男。

  何かカッコイイ黒いコートを着ている。

  武器:大剣(背に背負っている)

  「自分は勇者殿の意見に従うのみだ」


 ・メイジ(魔法使い):勇者君の仲間

  長い紺のフード付きマントに身を包んだ女性。魔法使い! って感じの樫の杖を手に持っている。

  背は170ほど。かなりの巨乳。

  フードから覗く顔も妖艶だけど清楚って感じの薄い化粧をしていて、大人の女性って感じだった。

  武器:樫の杖

  「そんな勇者様だから、私達も付いて行っているのよ」


 ・シーフ(盗賊):勇者君の仲間

  ガラの悪そうな背の低いハゲた小太りの男。力自慢な風に、大きなハンマーを背中にさしている。

  背は150cmほど?

  実は料理自慢で、ハンマーは肉たたきに使える。料理でニルフと意気投合。

  武器:ハンマー

  「デェジョウブだ! ニルフには俺のとっておきの香味薬草肉焼きを教えたんだ!」


 大精霊

 ・風の爺さん:眉毛が八の字で、白い髭を蓄えた仙人の出で立ち。とってもつぶらな瞳。背も1mほど。

 ・水のおねえさん:水で出来た、美人で優しい女性。結構フランク。


 駆け出し冒険者(東国のギルド)

 ・ソバカス少女:真っ赤な髪を短く切り、そばかすの浮かぶ顔を真っ赤にした13歳くらいの女の子

 ・兵士っぽい君:兵士風装備の男の子。13歳くらい。

 ・クール魔法使い君:落ち着いた色合いのローブを着た15歳くらいの男の子。



 敵

 ・黒包帯男:黒い包帯で顔全体をグルグル巻きにしている。真っ黒な長いローブ。

  声からしておそらく男だが、加工されているような声で特徴を掴めない。おそらく身長2m。

  風の世界樹で襲いかかってきた。

  相手の魔力を利用して爆発を起こす。炎・氷の初期魔法を使用。空中に浮く。転移(?)する。

  「降りる必要はないさ。ここで死ぬんだしな」

  闇の魔法を使用


 ・キレた男:黒いローブに身を包み、黄色に近い金髪を逆立てた背の高い痩せギスの男。

  水の世界樹で襲いかかってきたが、ポニーさんが左腕を切り落とした。

  雷・土・風・氷・火魔法を使用。

  ピンキーを犬の姿に変えた(≪正体を暴く魔法≫らしい)

  「ソンナモン見てないでサァ、俺とモット遊ぼうゼェェエエ?!」


 【こんなもんかな。結構長くなったから次のページに行くぜ! (ニ)】

 【黒包帯の男が使った魔法、風の大精霊が「闇の魔法」と言っていた。(銀)】

 【マジか。書き加えておくわ。(ニ)】

次回メモ:1時間後にまとめ2投稿


いつも読んでいただきありがとうございます!

ぬっふぁー! 50pいったムッファァー!

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