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勇者のいない世界の果てで

作者:雪幻兎
ある日の放課後、幼なじみである篠月奏と海藤冬也と共にいつも通り下校するはずが篠月奏が忘れ物をしたことにより1人校門で待つことになる岐野凪都。忘れ物を取りに行った2人、部活動をする生徒達の声、校門から見えるいつものように夕陽に染まる街─────そして気がつくと周りにそれらの日常はなく、彼がいたのは見覚えのない草原だった。
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