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祝祭の鐘

作者: 白樺セツ

祝祭の音を聞け

さればその耳は針のむしろになるだろう


祝祭のにおいを嗅げ

されば身の内から傲慢の陰が滲みだすだろう


祝祭の味を含むがいい

されば終末のとき全ては明らかになるだろう


祝祭の色を見よ

さればその端々にあるこごった全ての色に気付くだろう


祝祭の毛皮を撫でよ

さればその手にノミと垢がとりつくだろう


祝祭の歌をうたえ

されば汝の声が聞こえるだろう


それら全て祝祭の鐘なり

鳴らすのは今

鳴らすのは今


汝と汝が相対するために

今、鳴らせ



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