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プロローグ

 世界がどんなに残酷でも、そこに救いが無くても、死んだら全ておしまい。

 そんな言葉を様々な小説やドラマや映画で嫌になるほど聞いてきました。

 しかし、本当にそうなのでしょうか、本当は死の向こうには私たちの想像しないような世界が広がっているのかもしれません。

 でも、そんな事をいくら考えようとも無意味であることは明確でわかりきった事です。死の向こう側なんて物が存在したとしても死んでしまったらその光景を語ることなどできないのだから、そんな事は小さな子供でもわかる事です。ではなぜ今私がこんな事を考えているのか、それはなんていうか希望を持ちたかったからかもしれません。多分私は今から死んでしまうかもしれないから。

 私は今学校の屋上へ続く長い階段の一番上から仰向けに頭から階段の踊り場へ落下しています。打ち所が良ければ助かるかも知れません。それでも何らかの障害が残るかもしれない、そうなるぐらいなら一思いに死にたい。

 不思議と恐怖心や後悔はありませんでした。

 ただ一つ心残りが在るとするならばたった一人の親友と永遠に会えなくなってしまう事だけ。

 そんな事を考えながら落下していく私の視界には背を向けて立ち去っていく唯一の親友の後ろ姿だけが見えました。

 

 これが私の生前最後の記憶

ご覧いただきありがとうございます。この度初めて小説を書きます。至らない点や誤字脱字等ありましたら申し訳ございません。今回は適当に思いついたものを投稿させていただきました。更新は不定期になると思いますが月に2回は更新したいと思います。次回からはもう少し本文が長くなると思います。これから頑張って行きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。真白意 ねこでした。

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