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プロローグ
これが初めての作品になります。
書くスピードは遅いですが、最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
感想やご意見などもよろしくお願いします!!
暑い。
今、僕の頭の中はこの一言で埋め尽くされている。
家の中で涼んでいたい。実際、さっきまで涼んでいた。だが、あの一言で僕は地獄のような暑さの中、買い物に行かされた。
『どうせ暇なら、おつかい行ってきて』
そして、渡された財布の中に入っていたメモには『おちゃ』と書かれていた。
くそぅ。好きな飲み物を買っていいという条件にまんまと騙された。
さっさと済ませて家に帰ろう。
そんな事を考え始めた時、ガラガラという音が聞こえた。音がする方を見てみると、ちょっとした列が出来ていた。
「福引きか……」
確か、財布の中にメモと並んで入っていた紙切れがあったはずだ。
「あった」
その紙切れには大きく、『福引き券』と書かれていた。
今並んでいる人は二人。これなら早く終わりそうだ。




