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若手社員が優遇される世の中になった反面、氷河期世代が冷遇される世の中になった気がします。

作者: たこす
掲載日:2026/04/30

いろんな意見があるかもなので感想欄はあけてますが返信はできないです、すいません。

 正社員として雇ってもらいたくともなかなか内定が取れなかった氷河期世代です。

 当時は採用されるだけでありがたかった時代でした。

 まわりの人たちもみんな落ちまくっていました。

 たぶん誰もが一度は不採用通知をもらってるんじゃないでしょうか。



 そんな私も複数の企業に落ちまくり、運良く今の会社に決まりましたが採用通知が来たときは心底ホッとしました。



 ですが、いざ働いてみるとサービス出勤サービス残業は当たり前。

 朝5時に出社して夜9時に帰宅なんてざらでした。(ひどいところはもっとでしょうけど)



 先輩社員より遅く来ようものなら「重役出勤?」と嫌みを言われ。

 仕事でミスをしようものならみんなの前で正座をさせられ。

 不手際があると「頭を丸めてこい」と言われて坊主にさせられ。


 胸ぐらつかまれるわ、机を蹴られて威圧されるわのパワハラのオンパレード。



 でも当時はあまりパワハラというワードはあまり浸透してなくて、私自身も

「やっぱり社会人になると厳しさが違うな」

 と受け止めていました。


 それがパワハラだなんて思ってなかったんですよね。

 教育の一環だと思ってました。


 知り合いなんて、熱が出て

「会社休みます」

 と連絡したら

「電話するくらい元気だったら大丈夫だろ。出社しろ」

 と言われたそうです。怖っ。



 まさに根性論がうずまく時代。

 まあ昭和の方がもっとひどそうですけどね。





 さて。



 そんな私ですが数年前に昇進してついに管理職という立場になりました。

 しかもそれを推薦してくれたのが新入社員の時にいろいろとお世話になった(胸ぐらつかんできたり威圧してきた)上司で、「お前なら任せられる」と太鼓判を押してくれたんです。

 本当に嬉しかったなあ。


 おかげで新入社員の時に仕事のイロハを教えてくれた先輩が部下になり。

 かつての上司の上司が定年を迎えられて再雇用されて部下になり。

 当時は雲の上だったいろんな人が下につきました。



 まさに順風満帆の会社人生がこれからスタート。



 と思いますでしょ?



 実は真逆で。



 会社の方針が若手社員の待遇をよくしようという流れになり、将来の会社を支える人材を手放さないようマニュアルが設けられました。

 パワハラ・セクハラは論外ですが、「絶対に残業させるな」とか「気軽に相談できる関係性の構築」だとか、とにかく若手社員に気を遣えというマニュアルができたんです。

 しかも管理者は半日かけて研修を受けろというお達しまで出て。

 私の時はあったのかと思わずツッコんだくらいです(笑)



 おかげで新入社員の時とは別の精神的負荷が発生しました。



 この前も、若手社員の一ヶ月間の残業時間が累計2時間超えてしまって(日々、数分~数十分の残業が発生してしまったため)なぜ残業させたのかの報告書まで提出させられました。

 管理がなってなかったということで私の上司の上司が本社から責め立てられたみたい。

 ほんとすいません……。



 若手社員に残業はさせられない。

 でも業務内容は変わらない。

 内容によっては時間内に終わらない。

 他の中堅社員も残業させるなの厳命つきなので残業させられない。

 じゃあどうするか。



 自分でやるしかない。



 結果、自分の時間を使って業務を肩代わりする羽目に。

 若手社員は定時に来て定時に帰る(早く来るのも絶対NG!)

 管理者は朝一に来て最後に帰る。

 それでも終わらないから家に持って帰る(データの持ち出しは厳禁なので紙ベースで)


 なんか昔と変わらない気がしてきました。



 それに若手社員も最後までその業務に携われないから経験が積めないですよね。

 ホワイトすぎて辞めてく新入社員が多いという記事を見ましたが、まさにこれのことなんだなって思いました。



 そして極めつけはこれ。




 なんと新入社員と給料が一緒!!!!




 先日、遠く離れた別の部署で働く同期から連絡があり、愕然としました。

 去年くらいから新入社員の待遇改善で給与がアップされたそうです。


 で、新入社員の基本給がなんと私たちと同じくらいに上がったそうです。


 管理者はそこに管理者手当がつきますが、正直数万円の管理者手当をもらっても割りに合いません。



 しかも最近その管理者手当まで削られました。



 結果、今の給料はサービス残業とはいってもある程度残業代は出ていた新入社員だった頃より下がりました。

 信じられないことに先日の給与明細では、会社人生で最も低い手取りでした。

 おっふ。





 会社の方針だから若手社員に罪はない。

 そう決められたからそれに従うしかない。

 でもなんだかなぁって正直思います。



 このままだと若手社員が成長する前に氷河期世代が会社を去ることになりかねないなあと思う毎日です。

最近、氷河期世代の同僚や同じ年度に入社した同期に電話したときの第一声が

「いつ辞めます?」

になってます(笑)



お読みいただきありがとうございました。


前書きにも書きましたが、いろんな意見があるかもなので感想欄はあけてますが返信はできないです、すいません。

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― 新着の感想 ―
お疲れ様です!!
私も同年代。超氷河期の鍋底景気と言われた時代でした。 朝5時出社の24時でも終わらず毎日タクシーで帰る生活。 なんと信用金庫でですよ。しかもタイムカードきっちり定時で押すことになってて、お疲れ様でーす…
管理職はつらいよ、ですね……(´・ω・`) 若手社員には最大限の配慮をしますが、正直なところ私は成長のためには一定の物量をこなす経験が不可欠だと思っています。 やる気があったり育てたい相手には或る程度…
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