新しい…街…?
「さて、また方角も何も決めずに歩いたきたが、何もないな」
「私からも何も見えないよ」
リルはルークの「飛行」で軽く飛んでいるが、そこからでも何も見えないらしい。
「俺も飛んで探してみるか…」
ルークはリルを地面に下ろし、自分に「飛行」を掛けた。
「こんな景色なんだな…ここ。って、街を探さないと」
ルークはリルの場所に「クリスタルウォール」を張り、少し離れたところまで飛んでいった。
すると、白い壁らしきものに囲まれた街?を見つけた。
しかも、かなり広い。
「あれは…街なのか…?とりあえず、戻ってリルとここまで来るか」
ルークはリルの場所へ戻り、見つけた街?へ向かった。
・・・
「あれが新しい街…」
リルはあの街を初めてみるから、大きさは知らなかった。
「おそらくあの大きさからしてかなりの都市だと思う」
ルークとリルが街の壁までたどり着くと、そこには兵士が2人ほどいた。
「何か身分を示すものはあるか?」
兵士にそう問われるとルークは冒険者ギルドのカードを出した。
「よし、その連れは?」
「この子は俺の家族だ。通してくれるか?」
兵士はその場で少し考え、木の板をリルに掛けてくれた。
「これを持って冒険者ギルドに行くといい。そうすればこの街を自由に出入りするために必要なカードを手に入れることができる。」
「わかりました。親切にありがとうございます」
ルークとリルは街の中に入ると、すぐに冒険者ギルドへと向かった。
・・・
「冒険者ギルド…支部?」
支部とは、その団体のトップがいる場所のことだ。冒険者ギルドだと「統括ギルドマスター」がいる。
ちなみに支部といっても、中は普通の冒険者ギルドと同じだ。
「とりあえず、リル用のカードを貰わないとな」
ルーク達は「冒険者ギルド支部」へ入って行った。
中に知り合いがいるとも知らずに…。
Hello
新野玲緒でござる。
今回は、ルーク達が新しい街を見つけました。そして、そこの冒険者ギルドは「支部」だったのです。
つまり…?さて、ここからは次の話になるので話せません!
ということで、本編の話はここまで!次の話で会いましょーバイ!