一瞬リルに嫌われた…
「あ、ルーク!」
ルークがリルの元へ戻ると、リルはすぐさま振り返り、ルークの元へ走り出した。
が、ルークが張った「クリスタルウォール」にぶつかった。
「痛い…」
「そりゃ、『クリスタルウォール』あるのに走ったからだろ?」
「ん〜、ルーク嫌い!」
「なんで!?俺なんもしてないよ!?」
リルから唐突に嫌われたルーク。理不尽だな…。
「ハンバーガーがまた作ってやるからさぁ…」
「本当!?なら許す!」
「えぇ…、変わり身早すぎだろ」
リルの食欲には何も勝てないのでは…?と思うルークであった。
「というか、昼食ったんだから街探し行くぞ」
「えぇ〜。動きたく無い〜」
リルは絶対に動かないと言わんばかりに座っている。
「飛行」
「うわっ!」
ルークはリルのことを「飛行」で浮かせ、移動を始めた。
・・・
一方そのころ「フリーズゴッド」はどうしているのか。
ダンッ
「何でCランク魔獣すら倒せないんだよ!前の俺らはそんなことなかった。なのに何で!」
「ルークが抜けてから異様に弱くなってる気がするな…」
「まさか俺らは知らないうちにルークに助けられていたってことか?あんな役立たずに…?」
サインはそんなことないと思いたいのだが、確かにルークがいた頃より弱くなっている。
「ルークを役立たずとしか見てなかったからこうなったのか…?あんなのにもできることはあった…?」
「今更だが謝りに行くか?それでパーティーに戻ってもらう」
「そうしよう。あいつの力は認めよう」
サイン達は拠点を出て、ルーク達の方へ向かった。
good morning!(おはよう!)good afternoon! (こんにちは!)goodevening!(こんばんは!)
新野玲緒です!
今回は、「ワニの魔物との戦闘後とフリーズゴッドのそれから」です!
フリーズゴッドのサイン達はルークの強さに気づいてしまいましたね。
さて、ルークに追いつくまでどんな困難が待っているのか。
楽しみですね!
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では、次の話で会いましょう。バイ!