ルークが居なくなった後…
ルークとリルが旅に出て、数十分後…
「な、何でこんな雑魚的に俺らが負けるんだよ!以前ならこんなランクの魔獣なんて余裕で倒せただろ!」
ルークが居た、フーリズゴッドのリーダー、サインがCランク魔獣のブラックウルフと対峙している。
「おい!お前ら、ちゃんと援護しろよ!」
「わかってるって!でも、数が多くて捌ききれない…。うあっ…!」
サインたちがいるのは、「ウォーロック都市型迷宮」。
今から約750年前にできたとされる、Aランク以上の強さを持たないと入らない迷宮だ。
フリーズゴッドは、一応Aランクパーティーとされている。
「クッ、ルークが抜けたせいで人数が足りない…。今のままじゃ、迷宮攻略なんて無理だ…。」
サインは、ブラックウルフを剣で吹き飛ばし、入口の方は走った。
「お前ら!今のままじゃ負けるだけだ!アイテムと仲間を増やして戻ってくることにしよう。このまま戦ってもこっちが負けるだけになる…。」
「わかった。『空間にありし、火の魔力よ。我が手に集まり、一つの砲となれ。フレイムキャノン』」
フリーズゴッドのメンバー、カノンの手から炎が噴き出て、ブラックウルフを後退させる。
「今だ!」
サインの合図とともに、フリーズゴッドは撤退した。
一方その頃、ルークたちは平原を呑気に歩いている。
「ルーク、この後どうするの?なにをするかも、どこに行くかも決めてないし…」
「そうだな…。とりあえず、拠点とする建物を探さないといけないな…。となると、大きめの都市が良さそうか」
ルークは、拠点とする建物を決めるため、新たな都市を探すことにした。
えー、初の2話目ということです。
今回は、サイン率いるフリーズゴッドからルーク達が別れた後の話ですね。
フリーズゴッドは、「ウォーロック都市型迷宮」に。ルーク達は新たな都市を探す旅に出ました。
ま、こんなとこで本編の話は終わりにしましょう。
では、次の話で会いましょう。(・◇・)/~~~