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出会い


 ショウは、ルフエルや兄弟達と別れた後——冒険者となった。


 そして、Fランクのクエストの薬草採取をする為に森の中で【サーチ】を使い。

 沢山の薬草を手に入れて、薬草採取のクエストを終えた帰り道——ブレイン達と出会う事となった。


 その時のブレインは、まだ同郷のレインと二人で——彼らも薬草採取の為に森に入ろうとしていたブレインにショウは話しかけた。


「君達、今から森に入るのか? なら、やめた方がいい」


「……何で!? 俺達は、薬草採取のクエスト為に森に入らなきゃ行けないんだ!

 危険って言っても、この森は魔物は少ないし。

 危険って、君だって——さっき森から出て来たじゃないか。

 それに同じ駆け出しの冒険者と言っても俺達は、君より強いと思うよ!」


「ああ、確かに君達の方が俺より強いって言うのは間違いないが……

 強い弱いじゃなくて、今この森の付近には薬草の反応がないんだ。

 俺は【サーチ】のスキルがあるから、もし良ければ薬草が生えている場所に案内するよ」


 そう言うと、納得したブレインとレインはショウの案内に従った。

 そして、三人は薬草が生えている場所に向かいながら話していると同じ年って事が分かると自己紹介をする事になった。


「俺の名前は、ブレイン——魔法剣士——いずれ勇者になる男だ!」


「私は、レイン……僧侶……今は、ヒールしか使えませんが……いずれ! どんな怪我も治してみせます」


「俺は、ショウ……シーフだ。

 褒められた物ではないが……鍵開けとサーチのスキルを持っている」


「凄いじゃないか! 二つもスキルを持っているなんて——俺は、魔法剣士だけど——まだ魔法は一つも使えないんだ」


「いや、鍵開けとサーチのスキルなんて戦闘には使えないし……冒険者としては、致命的だ」


「そんな事はないさ。

 鍵開けとサーチなんて、冒険者には必要なスキルだよ。

 ダンジョンだったら、最も必要なスキルじゃないか!

 冒険者は、強くなる為には——必ずダンジョンにも潜る必要がある。

 ダンジョンは、冒険者が大金を掴むには必要な場所だし宝箱にはレアなアイテムも存在する。

 それを手に入れる事で冒険者は強くなって行くんだ!

 しかも、ダンジョンは魔物がウジャウジャ湧いてくるから経験値集めにも必要不可欠だからね」


「そう言って貰えると嬉しいよ……」


 そうこう話しているうちに三人は、目的地である。

 薬草が生える場所に着くと、ブレインとレインの二人は薬草採取を始めた。


「ショウ、君は採取しなくて良いのか?」


「俺は、充分に採取したから。その薬草は、君達が全て採取してくれ」


「そうだっのか……

 それは、自分の薬草採取が終わっているのに——俺達のクエストに付き合ってくれて、ありがとう」


 その感謝の言葉に、ショウは少しむず痒くなった。けど、それは黙っておく事にした。


 そして、二人の薬草採取が終わると三人はギルドに戻るとクエストの報告をした。

 

「それでは、報酬はコチラになります。

 そして、おめでとう御座います! 三人ともFからEへとランクアップとなります。

 これにより次からは、ゴブリンなど小型のモンスターの討伐も行える様になります!」


 そして、三人はランクアップの祝勝会として一緒に食事をとる事にした。


「君のお陰で、今日の報酬は——いつもの倍以上だよ! だから、その御礼も兼ねて今日はおごらせてくれよ。

 いや〜……それにしても一緒にランクアップとは、なんか奇遇だな! なんか縁があるのかもな俺達——。」


 そして、上機嫌で話すブレインがショウをパーティーに勧誘する。


「なぁ、ショウ……これも何かの縁だ! 一緒にパーティーを組まないか?

 一応、次からは小型と言ってもモンスターとの戦闘になる。

 三人の方が、安心できると思うんだ……」


「それは良い案です。私も賛成です!」


 ショウは、少し悩んだが……


「とりあえずパーティーを組む組まないは、後で考えるとして——明日のモンスター討伐のクエストは一緒に行く事にするよ。

 俺も戦闘面は不安があるからな……」


「うん。今は、それで良いか……

 でも、必ずパーティーを組んで貰うぞ! ショウ——。」


「俺をその気にさせてくれよ」


「私も頑張ります!」



 そして、次の日……


 三人は、初めてのモンスター討伐に向かった。

 三人は、難なくゴブリンを数体討伐すると証明のゴブリンの耳を切り取ると袋にしまった。


「ゔぇ〜気持ち悪い……討伐クエストは、これがあるからな……」


「仕方ないさ。互いの実力を確認する為にも、もう少し討伐して行こう!」


 ショウのその提案に、二人はショウに自分達の実力を認めさせる為にも乗っかった。


 そして、中々の数のゴブリンを討伐して帰ろうとした。その時……


 誰かの助けを呼ぶ声が聞こえて来た。


「……声が聞こえる」


「声……?」


「誰かが、助けを呼ぶ声だ!」


 ショウは【サーチ】を使い場所を特定すると走り出した。

 そして、現場に着くと木の影に姿を隠して様子を見る。

 

 すると、一つのパーティーが大きな蛇と交戦をしていた様で、少女一人を残して皆んな倒れていた。

 その為、残った少女は一人で蛇と対峙していた。

 蛇が近づいてくると魔法で攻撃する。

 しかし、鱗で覆われた体は低レベルの魔法では致命傷は与えられない。


 ショウは、二人に相談をすると——ブレインは何も聞かずに飛び出して行った。


「まあ、お前は——そう言う奴だと思ったよ」


 そう言って、ブレインの後をレインと共に追った。

 ブレインが大蛇の前に立ったのでショウは、少女に駆け寄る。


「まだ、戦えるか?」


「当たり前でしょ! 馬鹿にしないで——」


 傷だらけだが、少女は虚勢を張る。


「君と俺で隙を作れば、ブレインが必ず大蛇の頭を切り落としてくれる」


 そう言うと、ショウは大蛇から隙を作る為に走り出した。


「完全に相手は格上なうえに、一撃でも喰らえば命取りになる。

 でも、やらなきゃ誰も助からない……ブレイン頼むぞ!」


 「任せろ——ッ!!!」


 その言葉を信じてショウは、大蛇を惹きつける。

 そこに魔法使いが攻撃を加えると大蛇の動きが一瞬鈍くなったのをブレインは見逃さなかった。


「ここだ——ッ!!!」


 そして、見事に胴体から首を切り離すと——首の無くなった胴体が少し暴れた後で静かになる。

 すると、腰を抜かした様に全員が……その場にへたり込んだ。

 その間にもレインは、倒れた人達にヒールをかけ続けているが誰一人目を覚ます事は無かった。

 すると、少女が苦しみ出したのでレインが急いでヒールをかけるが、いっこうに良くならない。

 少女は、大蛇により毒を喰らっていたのだ……。


 その為に急いで彼女の持ち物やパーティーの持ち物を調べるが誰も毒消し薬を持っていなかった。

 

 それもそのはず、彼女達もEランクパーティーで基本的に相手にするのはゴブリンやホーンラビットや大型でもオークの為に、こんな事態は想定していなかった。


 そして、少女の息がどんどん荒くなるとレインとブレインが焦り始める。

 そんななか……ショウは、植物を調べ始める。


「ショウ——ッ! 何やってんだ。

 薬草なんて探したって意味が無いだろ!」


 そうブレインが怒鳴るが、ショウの手には、沢山の薬草かと思われたが——毒消し草が握られていた。


「そのままの毒消し草が、毒に効くとは限らないが……何もしないよりは、マシかと思って——。」


 そして、ショウは——その毒消し草を少女に一枚、また一枚と食べさせた。

 すると、少女の容態が少しずつ緩和して行くのが分かった。

 それに安心した三人は、少女が容態が落ち着くとショウが担いでギルドに連れて帰る事にした。



 それけら数日して少女が元気になると、ショウ達の元に御礼を言いに現れた。


「あの時は助けてくれて、ありがとう。

 他にもギルドから色々と聞いたわ……」


 他にもとは、ギルドに運んだ事——仲間だった者達の事も助けようとしてくれた事。

 そして、埋葬してくれた事……


 そう言った話をした後で、自己紹介をすると彼女——。

 魔法使いの少女は、クミンと言ってショウ達の一つ上の先輩って事が分かった。


 その後、ブレインはクミンをパーティーにと誘うと……クミンは、心良く了承してくれた。


 そして、クミンが新たにパーティーに加わった。

 クミンがパーティーに加わると後方からの魔法攻撃により前衛の戦闘が楽になり。

 そらから数々のクエストをこなすと、ブレインは魔法を覚えると、レインも負けじと解毒魔法と防御魔法が使える様になった。


 それにより一段とレベルの上がったパーティーは、更なる高みを目指す為にダンジョンにも潜る様になった。


 ダンジョンでは、ショウのスキルをフル活用すると危険を回避しながら次々のレアなアイテム手に入れて行くとショウ達のパーティーは、ますます強くなっていった。


 それから、元々Eランクで大蛇を倒した事で有名だった獅子の牙は、異例の速さでDランクに上がると——その名前は王都を駆け巡った。


読んで頂き! ありがとうございます。(*⁰▿⁰*)


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