ラストのその後……
それからショウは、修道院で——ルフエルとスラムの兄弟達と共に少しの間、過ごすと……
数日後、修道院にルフエルを訪ねて——とある人物がパーティーを連れて現れた。
「何だ! ルフエル、怪我治ってるじゃん」
そう、軽口で話す人物をルフエルとショウが見つめる。
「あっ! 久しぶり、兄ちゃん」
そう言って、ショウに飛びついて来る人物は……
「ケント——ッ!!!」
「聞いたよ! ルフエルの怪我、兄ちゃんが治したんだって——さすが、俺らの兄ちゃんだな!」
「ケント、お前は——何しているだ? そして、どうしてここに?」
「実は、俺もルフエルの怪我を治そうと思って——冒険者になって、薬を探しに行ってたんだ。
そして、やっとの思いで——フェニクスの涙を手に入れたんだけど……
兄ちゃんの方が、一足早かったみたいだな! さすが、兄ちゃんだよ」
「いや、そんな事ないけど……
てか、お前こそフェニクスの涙って……超激レア。アイテムじゃねーかよ。お前、今ランクいくつだよ!」
「やっと、Aランクに上がった所だよ!
まあ、でも、やっぱり! 兄ちゃんには敵わないな。
凄いよ! 兄ちゃんは——。
だって、エクストラポーションを自分で作ったんでしょ。めちゃくちゃ凄いじゃん!」
「二人とも、そろそろ辞めて——兄弟で褒め合って、ちょっと恥ずかしいわよ!」
そうルフエルが止めに入るが……
「いや、兄ちゃんは——本当に凄いんだって、昔も今も——ッ!!!」
その後も続くケントのショウに対する想いが続く。
それは、いかにショウが凄く! 素晴らしいか……それを淡々と話し続けるケント——。
しかし、あまりにも置いてきぼりなっている他の人達を気遣って……
その後、置いてきぼりになっている互いのパーティーを紹介する。
すると、ショウの胸元が光り出す——ッ!!! と、そこからキーウィが現れた。
そして、ケントに近づき! まじまじと見ると——。
「勇者だ! コイツ、勇者だよ!!!」
キーウィが騒ぎ出した。
「勇者……? 俺が……!? んな訳ねーだろ。何だ、この変な鳥は——。」
「いや、お前——ゆー者だから、勇者……」
「一旦落ち着けよ! キーウィ……」
そして、落ち着いたキーウィが説明をする。が……当の本人はピンと来ていない。
しかし、ショウはキーウィがケントを勇者と言った瞬間に、何となくしっくりきていた。
その時が、昔からショウが思っていた気持ちが確信に変わった瞬間であった。
そして、ショウがケントに……
「やっぱり。お前は、凄い奴だったんだな……
スラムで、お前の夢を聞いた時から、ずっと思っていたよ」
すると、ケントも……
「それを言ったら、俺も兄ちゃんの事——ずっと、凄いと思っていたよ!
俺が勝てないのは、この人だけだと——ッ。
だから、俺が勇者なら。兄ちゃんは英雄だよ!」
「私も、そう思う!」
「俺も」「私も……」「僕も」「俺も……」
「そうか。こんな俺でも、お前達の英雄になれたんだな……ありがとう。」
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これで、この物語は終わりとなります。
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