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日本人だらけの異世界で  作者: 猫目 潤
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恋物語からの

ギリギリ間に合いました。

短くてすみません。

今年6月頃から投稿を始めましたが、1人でも読んでくださっている方がいる!と思い書き続けています。

あなたの新年が素敵なものになりますように。


マーカストさんと私はザッとソファから立ち上がり、マーカストさんは右手を胸に当て頭を下げる。

私は日本流にペコリとお辞儀。

ちなみにキャメロンさんは壁に背を預けて(もた)れかかったまま。


「臣下の礼など不要だ。今は緊急事態であるし、何より私は王族を離れるよて モガッ」


王太子の口を、宰相サマが自分の手で物理的に塞いだらしい。


「殿下、まだ口に出すのは時期尚早かと。」


宰相サマに()かれ、王太子はふと考える目をし、自らの手で塞がれた手を外した。


(あい)(わか)った。」


ふぅとソファに近付いて来たので、私はソファを譲った。


「すまん。」


ドスンと腰掛け、


「どうにもヒカリの事になると冷静になれんのだ。」


恋だなー。


王太子は私のほうを見やり、尋ねた。


「ヒカリはこの日本人ギルドで、どんな風だったろうか。」


どんな?

そうだなぁ。


「ヒカリさんの『日本人サーチスキル』は正直とても助かっています。

異世界転移して即魔物に襲われる日本人を救えます。

まぁ、例外はありますが・・・。」


この私の最後のひと言が余計だったのだ。


「「例外?」」


王太子とマーカストさんが同時に発する。


「え? あぁ 、最近 沙漠を横断してきたらしい母子がいまして・・・」


「その母子は今どこに?詳細を教えてくれ。」


やけに食いつくなぁ。


「保護した際に衰弱が激しく、この日本人ギルドで回復待ちです。」


「回復魔法は使わんのか?」


マーカストさんの疑問もごもっとも。


「それが・・・どうやらその母子、ここが異世界だと認識していないようで、回復して精神が落ち着いてから、説明と聴取をしようということになっております。」


「知れば取り乱しそうなのか?」


「今はまだ何とも。」


そうだよなぁ、異世界の流行なんてラノベやアニメに興味なければ知らないし、理解したところで日本に帰してくれと暴れられても帰してあげられる訳でもなし。

メンタルサポート出来る誰かを手配しなきゃな。


「その母子は、聖女か勇者の可能性もある、か。」


「母親は魔法は使えないようでした。」


「ではその赤ん坊のほうか。」


「いや他の可能性も」


などとやり取りする。

王太子は私の直答(じきとう)も当然のように会話する。

偉ぶってはいないし、回りくどいのも苦手な様子。

真っ直ぐな武人か?ちょっと微笑ましくなってきた。

そんな私と王太子の会話に割って入ってきたのはマーカストさん。


「そもそも、その母子ってぇのは、ホントに日本人なのか?」


「外見上は日本人そのものでしたよ?」


「ヒカリの『日本人サーチスキル』に引っ掛からなかったんだろ?」


そうなんだよねぇ。

モヤモヤする。

そして宰相サマは、また(ふところ)の通信機の画面を見て言った。


「ヒカリが見つかりました。」


週1度程度のノロノロ亀更新にお付き合いいただき、本当に本当にありがとうございます!

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