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日本人だらけの異世界で  作者: 猫目 潤
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王都編③ 生まれて初めて

なんとか本日中の投稿に間に合いました!

土下座。m(_ _)m

なんとなく、この流れならラノベやアニメでは次の新キャラはガチムチのオネェさんなのかなぁ、って思っていた。


その通りだった。


なんだろう・・・ドラァグクイーンとかいうやつなのだろうか。

真っ赤な皮のロングコート、その襟には鳥の羽根。

膝まである編み上げロングブーツ。

私よりも艶やかな肌と鮮やかな化粧。


吸血鬼って、陰鬱とした黒い闇属性のイメージだったんだけど。


「やだわぁ、厨ニ病じゃないんだから。それとも眼帯でもしたほうがいいかしら?」


うふふ、と笑うガタイのいいオネェさん。

厨ニ病て、日本文化に造詣深過ぎ。


しかし(ひる)んではいけない。


「ミサキ・ササキと申します。えと、お名前をお伺いしても?」


途端にブハっと吹き出すオネェさん。


「日本人て、律儀で面白いわぁ」


え?どこに笑う部分があった?



──────────────



半日ほど時間は(さかのぼ)る。


王都の日本人ギルドで亀くんと出会い、そこへ宰相サマが現れ「吸血種を餌付けして日本人ギルドで働くように勧誘しろ」と(のたま)った。


餌付け料理を作るのは、料理スキルがアップしたリョウくん。


しかし料理を振る舞うにも場所をどうしたらいいのか、食材の準備もあるし、と考えようとしたら、宰相サマが


「もう我が家に呼んでいる。」


とのこと。

食材も揃っていると。

どれだけ準備万端なのですか。


亀くんは留守番で残らなければいけないので、挨拶して日本人ギルドから宰相サマのお宅へ転移。

私も随分転移に慣れてしまった。


数秒で先程とは違った室内へ到着。


窓のない部屋から出れば、廊下の窓から外が見える。

見えるのだが・・・


「めっちゃ庭ひろっ!」


庭っていうか、庭園?

外国の手入れされた庭だ。庭師いそう。何人もいそう。


さすが宰相サマのお屋敷。


廊下を進むにつれ、何人もの人とすれ違う。

皆 宰相サマに会釈しているが、メイドさんの格好ではない。


「このお屋敷って、宰相サマの私邸ですよね?今の方々は?」


廊下をずんずん進む宰相サマの背中に問う。

リョウくんはついてゆくだけで精一杯。

ピリッカさんは無言で最後尾。


宰相サマは速度を落とさずに顔だけ振り返りながら私に言った。


「私邸も公邸もあるか!役人も魔術師も出入り自由だぞ。」


なるほど、つまり宰相サマは家でも仕事をしている、と。


そして宰相サマの案内で到着したのが、吸血種オネェさまの待つ、食事の間だった。



───────────────



「アタシ、名前なんてどうでもイイと思うんだけど、ミサオはどう思うぅ?」


魔女みたいな長いネイルで、アゴクイされる。

近い近い。


生まれて初めてのアゴクイが、異世界で吸血種オネェさん相手だとは。


「呼び掛ける時に不便なので、アダ名でもイニシャルでもいいのであれば助かりますね。」


「イニシャル・・・」


プププ、とまた吸血種オネェさんが笑った。

この人 笑い上戸だな!

変な吸血種!!











週1度程度のノロノロ亀更新にお付き合いいただき、本当に本当にありがとうございます!

いいね、ブックマーク、評価もありがとうございます!!感謝でいっぱいです

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