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美女と髭男  作者: いけやまだ
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#1 出会い

#1 出会い



りょうた

あーあ。かったるい、、、

いつもと変わらない毎日、いつもと変わらない人間関係、いつもと同じ時間に職場へ行き馬車馬のように働かされる、、、毎日がつまんない



社会人になって2年目を迎えようとしていたりょうたはなにもなく、ただただ働かされている現状に嫌気がさしていた



大林

「りょうたおはよう。今日から新入社員くるね。どんな子くるか楽しみだね」



りょうた

こいつは大林。俺の大学の頃からの同い年の女ともまた。化け物みたいな体格で、ジャングルで育ったような顔面だけど、工業高校出身で女という生物を見たことのなかった俺は

うーんまぁ、普通だよね?なんなら可愛い方?

ぐらいに思っていた。(大学の最初はね?)

その工業マジックのせいで俺は、この大林と大学へ入学してすぐ趣味があったせいか、2人でカラオケに行きプリクラを撮り付き合っている疑惑まであがっていた。まぁ今では腐れ縁になってしまったんだよな


りょうた

「あー、興味ないよね。だって馬車馬のように働かされるには変わりないでしょ」

この化け物は何を期待してるんだよ

ぐらいに思っていた。この時は、、、



課長

「おーい集まれ、新入社員を紹介する。1人ずつ挨拶をしてくれ」


新入社員A「青森から来ました。〜です。よろしくお願いします」


りょうた

田舎もん。


新入社員B

「おはようございます!!今日からよろしくお願いします!!」


りょうた

キラキラしてるね。夢から覚めればいいのに


新入社員D

「〜大学から来ました。よろしくお願いします」


りょうた

後輩かよ。知らねー

もうどうでもいいよ。眠い


りょうたはそっとうつむいた


新入社員E

「お、、おはようございます。き、、緊張してるんですけど。よっ、、よろしくお願いします」


りょうた

もう終わった?さぁて、いくか

と顔を上げたその時


新入社員E

「り、、りなです。川瀬りなです」


りょうた

俺はその場から動けなくなってしまった

大林という肉食動物の横で過ごしてきた俺に、奇跡のような白い肌の女の子が立っていたから


大林

「りょうたどうしたの?」


りょうた

「いや、、なんでもないよ。ありがとう。やっぱ大林を見ると、昔飼ってたうちのぴーちゃんを思い出してなんか安心するわ。」


大林

「なんかそんなこと言われると照れるな。ありがとう」


大林

りょうたってずっと猫欲しいって言ってるから、昔猫ちゃんでも飼ってたのかな?それを私に似てるってよく照れずに言えるよね!私のこと、、、


ナレーション

りょうたは昔ぴーちゃんという名前のウシガエルを飼っていた


りょうた

川瀬りなかぁ、、、俺が生で見た人間の中で1番白くて、1番、、、



#1 おわり

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