七族王
「お兄ちゃん一緒。入ろう」
「良いけど、急にどうした」
「風呂入れて、来るね」
俺達はいつも、一緒に入る。が昨日は春斗がいたことで、2日に入ることにした。
「お兄ちゃん。背中流うよ」
「ありがとう。よろしく。鈴は春斗嫌いか?」
「嫌いじゃない。けどまだ何か隠してる。から信用出来ない。だけ」
「それは俺。も思ってるけど、もっと関わって、秘密を暴こう」
「分かった。話しかけるよ」
春斗は俺達。に隠してること、を暴くことにした。
「この場所から、今日通った道。と僕が通った道、の地図。が完成しました」
「見せてくれ。道路の地図に魔物情報。か凄いな」
「明日行くのは、東なのでスライムです」
その翌日春斗の姿。がなく机には、魔物図鑑と書かれてる図鑑。に昨日完成したばかり、の地図に三通の手紙が置かれていた。一通目の手紙には、春斗の感謝の気持ちに図鑑と地図。の使い方が書かれていた。
「春斗ごめんね。私がもっと、関わり優しくしていたら」
「鈴が自分を責める。必要はないから、元気出して探しに行こう」
俺達は予定通り、東へ足を運んで行った。
「今なら帰れる。けど行かなくて良いの?」
「あの二人なら、貴女方。七族王を倒せると信じてます」
「倒せるといいね」
春斗は七族王。呼ばれる者。と話を行い彼女は楽しそうにその場から立去る。その頃地図を見ながら、進んで行く。
「お兄ちゃん。ぎゅー」
「鈴休憩するか?」
「うにゅ。ただ抱き付きたいだけ」
「手を繋ぎ、腕くっついた方。が歩きやすいんじゃ」
俺の方から、腕を組んだのが、嬉しかったのか。ぎしっと掴んで歩いて、難しい顔をする。
「お兄ちゃん。昔の道と今違う。」
「言われて、みたら違うようにも思える」
「昔までは、神社と公園コンビニ。くらいしかなかった。が今は店が増えている」
「新しい店。が出来たんじゃ」
「最初は私。も思ったけど、看板見て」
「広島って書いてるだと」
東京より東。へ歩いて進んでいたはずだが、看板には広島。文字に全て、を理解した顔をし説明する。
「日本全体の場所、が可笑しくなったんだと思う。私はあの廃町見て、強い魔物が暴れた。考えていたけど、日本の何処かにあれと似た。場所があって、あの場所へ移動した。と私が思うから、この道や場所移動している」




