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人格付与

『お帰りなさいマスター初めての戦闘はどうでしたか?』

「まだまだ初心者って所だけど楽しかったな。それよりもありがとうな凄く良い調整だ。」


 少し肌寒空気、陽射しは程よい暑さ、空はゆっくりと流れる白い雲。


「癒されるな~。」

『ふふ、それはなによりです。今出来る調整はこのくらいです。あとは現在ある1000MWPでマスターが希望のオブジェクトを設置してもらえば細かい調整は出来ますよ。』


 ティニアに言われウィンドウから項目を選択した。


 ───────

 オブジェクト一覧




【丸太小屋】1000MWP


 丸太組の質素な小屋、中にアイテムの保存が可能。




【湧水】800MWP


 綺麗で美味しい清水がわき出る。




【ワールウッド】100MWP


 LCO内に生える一般的な木。




【岩】50MWP


 直径約80センチ程の石




【野菜】50MWP


 食用野菜がランダムで出現。


 ─────────────


 現在選択出来る中でやるとすれば。


「【岩】はある程度形を弄れるのかな?」

『はい、少々時間がかかりますがオブジェクト化する前なら加工は可能です。』


 ほほうとなればこの組み合わせだな。


「【岩】の上面を半球状にそうだな俺の手首までの深さでくり貫いて、その中に【湧水】を設置。

後はティニアの近くに腰かけるのにちょうど良い【岩】とティニアが邪魔にならない間隔で【ワールウッド】一本を設置してくれるかな?」


俺は1000MWP使い、後はティニアにお任せする事にした。


『分かりました、【ワールウッド】は私の成長から考えて少し遠目に設置します。後は先ほど言った通り時間がかかりますので期待して待ってて下さい。』


早速【ワールウッド】がセットされたティニアより細くはあるが良く似ているな。

「そんじゃさっそく〖人格付与〗を使ってみるかな。」


ワールウッドに手を置きスキルコマンドをタップした。


〖人格付与〗スキル発動。


『いくつまで捧げますか?』

「1残してあとの全部で。」

『では感謝の気持ちを捧げて下さい。』


俺の身体中から白と緑のオーラが沸き立ちそれらはゆっくりとワールウッドに流れこんで行く、そこでティニアの話し相手が出来ますようにと願いを込めて見守るとあっけなくオーラは静まり終わった。


『マスター大丈夫でしたか?』

「大丈夫でも肩透かしだったかな、何も起きないのがっかりしたけど。」

ワールウッドがしゃべり出すとかもなく少し期待してただけに少し落ち込むけどね。

『いえ、どうやら少しは成功のようですよ。」

「は?それはどういう………。」


ティニアに言われてみても分からないので〖鑑定〗を使ってみた。


〖ワールウッド〗

何処にでも生える木。

意思が宿り始めた?

覚醒率10%



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