神様はゲキおこ! ~もうこうなったら新しい宇宙、作っちゃうもんね!~
「宝珠竜と予言の戦巫女」を執筆中に、もやもや頭の中にただよっていたものを書いてみました。
キャラなし、プロットなし、適当感大有り。
書いてスッキリしたいだけだったので、テキト~に読んでください。
「ちょっと~~? コイツら、ちょうしにのりすぎでしょ~?」
ヒトでいうところの西暦5231年
数え切れないほどの銀河が煌めく大銀河の中央部。
黒々と渦をまく巨大ブラックホールの中で、神様は飽きていた。いや、隣人の神様が作り出す発展した宇宙が羨ましかった。
隣人の神様とは違い、自分の宇宙では猿から進化したヒトという生物だけが神様のつくった舞台を席巻している。
最初の神様の思惑通りなら、この猿は一つの惑星を食い尽くして滅ぶはずだった。何せ、この猿達ときたら自分の欲望に抑えがきかないのだ。
肥え、姦淫し、強欲で、そのくせ泣き叫び、かと思ったら怒り狂い、だらけ、人類に不可能はないと自惚れ、全ては自分の物だと主張する。
それって全部、昔神様が「ダメですよ~?」って教えてあげたヤツじゃない?
もちろん神様だって黙っちゃいない。
ときおり隕石をぶつけてあげたり、星から火を噴かせてあげたり、太陽を隠して凍えさせてあげたりしている。けれども猿の奴等ときたら生存本能ばっかり進化していきやがる。
今やこの猿達は神様が与えた星から飛び出し、他の星の子供達さえも自分達の欲求の捌け口にしていた。
もうね。神様、あきれ果てましたよ。
神様が与えた地球ってそんなに住みにくかった? いや、地球って言葉も猿達の言葉だけどね? もうめんどくさいから地球でいいけどね?
緑も水も空気も、神様頑張って用意しましたよ?
それをたった5000年ちょいでここまでぶっ壊すってどういうこと?
これでも神様、46億年ものあいだ君達が快適にすごせるように頑張って来たつもりだったんだけどなぁ。
もういいや。神様、もう我慢の限界。
もう祈ってる猿もいないし、いいよね?
神様の信仰ぱわー、もはや限界です。地上に生きるモノの信じる力が神様の原動力だもん。そもそも猿にだけ知恵の実をあげちゃったのが神様の反省点。
うん。はんせー。
神様はブラックホールの中にある創作デスクにドカンと座りますよ。
机も、椅子も。ついさっき届いた新品です。
今までのデスクセットも、もう46億年も使ったし愛着もあるけど……神様、心機一転!
新しい宇宙、つくっちゃおうかな~?
いや、実はさ。
さっきも言ったけど、隣人の神様がすっごい得意げに自分のつくった宇宙を自慢してくるんだよね。
ウチには水素人とか、ヘリウム人とか、ダークマター人とか。おもろい子供達が沢山いるんよって!
え? 何? そっちは猿だけ?
……鳴き声がキーキーキーキー、うるさくない?
え? それがいいの?
ふーん。変わってるねー。
だってさ。
ムキー! 神様、げきオコですよ!!
ホントはうるさくって敵わないよ!
猿共ときたら、
自分が楽してる時は神様の悪口いうくせに、苦境にたたされた途端。
「おお、神よ! 哀れな自分を救いたまえ!!」
とか言うんだよ!?
もういいです。君らはもう神様の手をはなれて、自由に生きんさい。
神様も鬼じゃないからね。削除はしないであげる。
でも、もう神様頼みはおわりだよー? 自分達のことは、自分等でなんとかしなね?
神様は机の引き出しから、新しい宇宙を取り出しました。
まだまっくら、星はおろか、宇宙そのものさえありません。
宇宙の横には色んなアイコンがあります。
神様はそこから[新規作成]をペンでタッチしました!
新しいメッセージが出てきます。
――新規作成する宇宙の規模を選択してください――
1-宇宙
2-銀河系
3-太陽系
コマンド?
コマンド?
コマンド?
コマンド?
コマンド?
神様はペンに付いたキャンセルボタンをいじりながら考えます。
もう後戻りはできません。
っていうか、キャンセルするたびに聞き返すのやめーや。
神様の創造システムは一度つくった宇宙をあるていど発展させるまで削除できないのです。
でも神様は久々にわくわくしていました。
今度はどんな子供達がうまれるんだろう?
もう猿系はご勘弁。さかな? とり? くさ? 意外性を採用して空気や鉱物でもいいかな。
神様はどんな物質にも命を与えることができるのです。
だって神様だもん。全知全能ですが何か?
「さあ、新しい宇宙を始めましょう!」
神様はウキウキしながらペンを走らせはじめました。
今度の宇宙はどんなかな~?
隣人の神様には負けないかんな!
――続きません――
基本的に続きません。要望があるならば考えます(笑




