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幸せな人生を異世界に求めるのは難しすぎる  作者: 二月 愁
第3章 幸運と言う名の災厄を背負う少女
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のどかな休日 魔剣

相変わらずドラクエ三昧。ですが今回は以前と同じ文量です。

次からは再び闘いの日々へと移り変わる予定……あくまでも予定

 目を開くとようやく見慣れた天井が写った。

 体を包む低反発のベッドの感触と寝起き特有の気だるい四肢。起き上がらずに首だけ窓に向ければ、夕日が沈み始めている光景が見える。


「……寝ていたんだろうが、どうにも寝た気がしないな」


 ムクリと起き上がれば、確かに気だるいながらも体の疲労は抜けている気がする。

 ボサボサに乱れた髪がどれだけ寝ていたかを物語ってくれるし、ベッドに横になったのは女性陣が買い物に出てすぐなので正味3時間は寝たはず。徹夜で地下迷宮ダンジョンに潜っていたので十分とはいえないまでも、普通なら満足できる睡眠時間。

 しかしなんとなく寝た気がしない、これが隼翔の正直な感想だった。


「ふわぁー。……まあずっと話していたんだから仕方ないか」


 らしくない気の抜けた大欠伸を漏らしつつ、ボサボサニなった髪を簡単に手櫛で直す隼翔。

 彼はベッドで横になり、意識を落とした瞬間に女神に呼び出されていた。言うなれば体は休まっていたが、精神こころはずっと覚醒状態にあったようなものであり、隼翔の気分からすれば一睡もできていないような状態。別にそれには一応慣れているのだが、いかんせん体だけ休まってしまったために、肉体と精神の疲弊状態に齟齬が生まれ、果てしない違和感に襲われている。


「全くこの体の状態と言い、頼み事と言い、どうにも調子狂うな」


 ベッドから抜けて尚残る、疲労がないことへの違和感。

 加えて女神ペルセポネから頼まれたお願いの難しさ(・・・)。脳裏に過るは不幸を生まれながらに背負う少女。果たして自分に何ができるかと考え、ため息が独りでに漏れる。

 どちらにせよ今日はこの状態で戦いたくないし出来ることもないと、心の中で結論付け、隼翔は愛刀二本を腰に携え、工房で待つであろう友の元へ足を進めるのだった。









 金属に息吹を与える炉の唸るような轟音も、魂を武具に籠める金属音もしない、比較的静かな工房。

 しかし扉を開け、一歩踏み込めばむわっとむさくるしいほどの熱気が抱擁で歓迎し、鉄と油の強烈な臭いが鼻を刺激する。

 普通なら嫌われるであろう環境。だが隼翔はこの環境に嫌悪感はなかった。

 工房が建った当初の状況とは大きく変わり、正しく建物が息づき、呼吸し、産み出している。そのことをうれしく思いつつ、この場所の主と化した人物を探し、不躾にも踏み入る。

 そのまますっかりクロード仕様と化した工房内を楽しそうに眺めていると、巨大な炉の前に座り込む男の姿を見つけ隼翔は、今更ながらに挨拶をした。


「クロード、邪魔させてもらってるぞ」

「おう!ハヤト、よく眠れたのか?」


 普通なら鍛冶師としての自らの聖域に無遠慮に入り込んでくれば怒るのだろうが、クロードはその様相を一切見せず、むしろ快く迎え入れた。確かに隼翔がこの工房建設の資金は提供しているので、クロードに文句を言えるかと言えば微妙な線だが、それでもやはりこうして快く迎え入れてくれるのは二人の間に確かな信頼関係があるからだろう。


「うーん、一応疲れは取れたが、寝たのかと言われれば微妙だな」

「なんだ、そりゃ?目を瞑ってただけなのか?」

「いや、確かに体は寝てたな」

「……なら寝たりないのか?」


 そういうわけでもないんだがと隼翔は苦笑いを浮かべつつ、かぶりを振る。

 両者の間で交わされるのは職人と依頼主のまじめな会話ではなく、親友同士の気楽なやり取り。今までこのような会話を楽しめる相手がいなかった隼翔にとっては楽しいひと時なのだが、これ以上は説明できないし、時間もあまりないということで肩を竦めることで会話を打ち切り、本題へと切り替える。


「俺のことはいいから、それよりも本題に入ろう」

「ああ、それならとりあえず下の倉庫に行くか。色々と試作品を打ったから、それを見た上でお前の要望を聞かせてくれ」


 友として、また職人としても隼翔の体調は気がかりだが、本人は問題無いと言うし、見たところ顔色も悪くないのでクロードは安心したように立ち上がると、案内するように地下の倉庫へ繋がる階段へと向かう。

 階段を下ると、そこには中々に重厚な扉が二人を出迎えた。

 扉にはこの洋館にも採用される生体認証式の石板に加え、丈夫そうな錠前とかなり厳重に施錠され、某古城から頂いた希少金属の盗難対策および職人たちの技術(情報)漏えい対策がきちんと施されている。


「さあ、開いたぞ。入ってくれ」


 ガシャンと重々しい音とともに外れる錠前。

 この部屋に入るための二つの鍵を持つのはクロード―とアイリスに加え隼翔だけ。つまり本来なら隼翔も招かれなくとも入れるのだが、流石に工房と違いここには絶対に無断では立ち入らないようにしている。


「随分とまた数打ったんだな」

「まだまだ未熟だからな。練習のためにな、もちろん一本一本心血注いで、丹精込めてるぜ」

「もちろんそれは疑ってないさ。持つだけでかなりの重さ(・・)があるからな」


 棚に整然と並べられた希少金属塊(インゴット)に、陳列するように飾られる剣や槍、弓といった武器。そのどれもが見ただけで高価だというのがよくわかり、武器に限って言えば手に取って少し振るだけでどれだけクロードやアイリスが心血注ぎ、魂を込めたのか伝わってくる。

 その隼翔の素直な賛辞に、クロードもたとえ試作品だったとしても理解されたことが嬉しく、愛好を崩す。


「本当にハヤトは職人と言う生き物をよく分かっているよな。嬉しすぎるぜ、マジで」

「職人と言う生き物を理解できているか分からんが、少なくとも武器は殺し合いおける相棒だ。そこに妥協はしたくないし、鍛冶師にも妥協されたくなかったからな。その点がきっと波長が合うんだろうな」


 殺し合いを想定した動きではなく、儀礼的な型を意識した槍術を披露する隼翔。

 確かにその動きには抑揚や見せる(・・・)ための無駄な動きが散見するが、クロードから見てもかなりの使い手だとわかる、卓越した動き。この動きが殺伐とした状況でどう変わるのか、隼翔が求める槍を握ったときどこまで凄いモノに昇華するのか、そして何より自分の槍がどう躍動するのか。それを見るためにもより一層精進しようと、クロードは決意を新たに胸に秘める。


「っと。勝手に使って悪かったな」

「いや、気にするな。それよりも……」

「ああ、わかってる。確かにこの辺りに飾られるのも凄いが、お前が試させたいのは他にあるんだろ?」


 槍を元あった位置に戻し、ニヤリと笑って見せる隼翔。その期待が籠る笑みにクロードは内心で一抹の不安を抱えながらも、ああと力強く頷いて見せ、隼翔を案内する。

 隼翔が案内されたのは倉庫の奥の方。そこには大剣と槍、そして頑強そうだがどこか禍々しさ漂う一対の短剣が置かれていた。


「まずは試作品の大剣と槍だ。とりあえず何本か打ったうちの良くできた作品だ。ここからさらにハヤトの要望を聞き入れた上で、何度か試作して、本番に向かう予定だ」

「わかった。それじゃあ少し試させてもらうぞ」


 そう断りを入れた上で、隼翔はまず大剣に手を伸ばす。

 一切の飾り気を排除した重厚な刀身。長さは隼翔の身長に匹敵するほどで、身幅も隼翔の痩身を軽く覆い隠すほど。そのやたらに巨大な大剣を隼翔は片手で軽く持ち上げる。

 だが決して軽いわけではなく、むしろ見た目以上の重さを誇る逸品であるのは違いない。現に横で見ていたクロードはさしも驚いたようで目を丸くしている。


(……いや力があるのは知ってたけど、改めて見ても驚きを隠せないよな。あの痩身のどこにそんな力があるんだ?)


 隼翔の主武器は日本刀という一見すれば、細身の切れ味や美術性を重視した武器を使用している。確かに切れ味と言う点は間違っていないが、日本刀は見た目以上に耐久性が高い武具であり、ちょっとやそっとでは刃毀れどころか曲がることすらない。

 だが隼翔のこの世界での敵と言うのは一言で表すなら人外の輩ばかり。それ故に求める基準と言うのは普通の日本刀レベルではなく、隼翔の愛刀である瑞紅牙と同程度以上の耐久性を有する武器。

 クロード自身もその要望に応えるべく隼翔の愛刀を見せてもらったことで実感したのだが、いかんせんその製法が分からないし、大剣へと応用できるかも不明。

 そこで彼は大剣の刀身自体により厚みを持たせ、巨大にしてみたのである。また素材である金属も重金属グラビライトという鉄や鋼よりも比重が何倍も重い金属を使用。見た目こそ10㎏そこそこだが、実際は30㎏を優に超える作品へと仕上がっていた。

 ソレを片手で容易に持ち上げ、剰え子気味良い空斬り音を鳴らす始末。非常識さには慣れたとはいえ、驚かないわけがない。


「なるほど。見た目以上に重たいが、まだまだ許容の範囲内だな」

「……使えるとは思ってたが、まだ余裕があるのかよ」

「ああ、天井知らずのジョブのおかげだろうな」


 流石女神から賜ったジョブだな、と内心で自分の変容ぶりに驚く隼翔。

 いくら日本に住んでいた時から達人的な身体能力を有していたとはいえ、今手に握る大剣を振れと言われても両手で持ち上げるのがやっとで、自由自在に扱うなど不可能だっただろう。

 武神という天井知らずに成長し続けることが出来る、まさに異世界補正があってこそ成せる業である。

 そんな風に感慨深く感傷に浸っていると、不意にクロードが不思議そうに首を捻り隼翔に尋ねた。


「職、ね。……と言うかそういえばハヤトの職って何なんだよ?」

「ん?そういえば教えてなかったか」


 クロードやアイリスにある程度の情報は開示しているとはいえ、職などあまり隼翔にとって馴染みがなかったことなどはすっかり説明を忘れていたかと今さらながらに思い出し、己の職とその内容を簡単にだが説明する。

 その内容を聞いてクロードは当初は驚きもしたが、最終的には驚きながらもどこか呆れたような表情を浮かべる。


「――――とまあ、そんな感じなわけだが……なんだその顔?」

「いや、確かにそのジョブは強力だが、やはりお前という存在が非常識なんだなと改めて実感して感心したんだよ」

「どう見ても感心した人間の表情じゃないと思うが……まあ俺の職はこの際どうでも良い。それよりも大剣コレへの要望だが」

「どうでも良くはないと思うが……」


 世界最強になり得る力をどうでも良いと言い切れることも、決して慢心せずここまで突き進んできた心の強さを誇ろうともしない姿勢にもいろいろと言いたいことがあったが、それでも隼翔が当初の目的である要望を述べようとするので、クロードとしても職人として聞き逃しはしないとメモ紙と羽ペンを取り出す。


「重さはこれくらいがまだ重くても問題ない。それよりも反りは無くて良いから片刃にして、ソレを二本一対にして柄の部分を長い鎖で繋いでくれ」

「……色々と言いたいが、とりあえず分かった」


 要望を聞き、思わずペンが滑りメモ紙にミミズが描かれる。

 果たしてどんな武器が出来るのか、そもそもどう使われるのかすら予想できない。だがそれでもクロードは多くの言葉を飲み込みながらも、友のためになんとか頷いて見せる。

 しかしやはり内心では、全くもって頭の中が読めないと声を大にして叫ぶクロードがいるのだが、もちろん隼翔はそれに気が付くはずもなく、大剣を置き、代わりに槍を手にして先ほど同様に演武のように軽く振り回し、事細かに要望を伝える。……ここでもクロードのメモ紙にミミズが現れたのはやはり仕方のないことだろう。


「……了解した。試作品が出来たらまた頼むな」

「ああ、いつでも呼んでくれ」


 完全に疲れ切ったようにメモをしまうクロードに対して、隼翔は自分の要望通りの武器が出来る期待から珍しく無垢な笑みを微かに浮かべる。


「んで、コレが今日の最後の要件になるわけだが……」

「ついに出来たんだな」

「これが頼まれていたなっくるがーど?が付いた短剣だ」


 二人の視線が重なる先には、二本一対の禍々しい短剣。アイリスがこしらえた革鞘に収まって尚その鋭さが伝わり、頭の中に化け物兎の姿が独りでに蘇る。

 隼翔としてはすぐにでも手にして、重さや感触、使い勝手を確かめたいところだが、クロードがどこか躊躇うように黙り込んでしまったために手を伸ばすことが出来ず、ただひたすらに説明を待つ。

 少しの沈黙が流れたが、クロードが意を決したように口を開いた。


「以前にも魔物の素材を使った際のリスクは説明した、よな?」

「ああ、聞いたな。と言うことは……」

「ご察しの通り、可能性は高い。後はお前が手にして、魔力を流せばどうか分かる」


 クロードはあくまでも可能性と口にはしているが、実のところ心の中ではこの短剣が魔剣であると半ば確信している。

 それほどの腕が上達したことは嬉しいし、隼翔に渡せることも同様に嬉しい。だがどこかで作製できた戸惑いと乗っ取られるのではという憂いが喜びを抑制している。


「リスクは元より承知さ。それに見合った実力さえあれば問題ないんだ、ならビビっていても仕方ない」

「……流石裏付けされた実力があるだけあるよな。普通上級冒険者でも魔や聖の宿る武具を手にするときは躊躇うぞ?」

「これでも内心ビビってるさ。それよりも……」


 持っても良いよな、と視線でクロードに問う隼翔。クロードも隼翔を友として、そして鍛冶師として信用するという意味を込めて強く頷き返す。

 魔を宿す武具――――ソレは魔物の素材を基に造られた武具の中でも一定数しかない貴重かつ強力な武具。半面、魔物の怨嗟に侵され乗っ取られるというリスクも付き纏うのだが、やはり上級冒険者にもなると所持している者も多い。

 そのようなモノを手に出来る大きな期待と少しばかりの恐怖を抱きながら、隼翔はゆっくりと一対の短剣に手を伸ばす。

 ガードの部分に指を通し、スッと革鞘から抜く。現れたのは兎の角を思い出させる黄土色の刀身。色もだがその反りがより化け物の偏角を連想させ、禍々しさを際立たさせる。

 両手にナックルガード付き短剣ナイフを装備し、隼翔は軽く振り回す。刃は鋭いが刀のような子気味良い空斬り音ではなく、どちらかと言えば空気を叩き切るような感触が伝わってくる。


「なるほどな。流石会心の出来、と言ったところか。それじゃあ次は魔力を流してみるぞ?」


 ここまでの感触をクロードに伝え、次は実際に魔剣としての力を喚起させるために魔力を流す。

 元々人よりも魔力量が著しく少ない隼翔。その量は女神曰く中の下程度と評されるが、隼翔自身ある程度この世界で暮らした結果良くて下の中あれば良い方ではないかと考えている。

 もちろんソレは客観性には少しばかり欠くが、その隼翔の少ない魔力の半分ほどを二本の短剣へ流したところで変化が現れた。


「昏い青発光……やはり魔剣だったか」


 クロードの言葉通り刀身が青く発光し始めたのである。一見すれば幻想的で美しい光景なのだが、生憎と誰も感動したような声は漏らしていない。そう、初めて見る隼翔自身・・・・でさえも。


「っと!ハヤト、身体の調子は……――――っ!?お前、ソレっ」


 大丈夫なのか、と慌てたように声をかけようとするクロードだが、今まで見た事も聞いた事もない光景と、何よりも隼翔の楽しそうな(・・・・・)声がソレを遮った。


「……なるほど、俺の喰おうとしてるのか。だがその程度の怨嗟じゃ俺は乗っ取れないな」


 刀身に浮かび上がる血管のように真っ赤な筋。ソレはまるで地下迷宮ダンジョンで出会った化け物を包み込んでいたアレと同じように、脈打ち根を伸ばす。だが通常の魔や聖を宿す武具はこのような喜色の悪い反応を示すことはないし、息づくような動きも見せない。剰えその筋は隼翔の両腕を侵食するように伸ばし、血管が浮かび上がってるかのように真っ赤に染め上げている。

 しかし、隼翔は面白そうにソレを眺めている。クロードはその異常な光景にヤバいと感じ、咄嗟に動こうとするが――――。


「クロード、大丈夫だ。問題ない」

「いやっ、おまっ!?どこが平気なんだよっ!!?」

「まあ見てろって」


 一切気負いなく、隼翔がそう宣言した瞬間、またしても驚くべき変化が起きた。

 隼翔の腕――――体幹側から赤い筋とは別の、どす黒い紋様が同じように浮き上がり始めた。黒い紋様は瞬く間に伸びていくと赤い根を侵食するように消す。さしも何が起きたのか全くもって理解不能な事態に陥るクロード。

 混乱するクロードをしり目に、隼翔から伸びる黒い紋様()は腕だけでなく剰え刀身さえ飲み込み、赤い筋を完全に消し去り、黒い紋様が消えた時には刀身の昏い青発光だけが残った。


「な?問題なかっただろ?」

「いや、え……何が起きたんだ?」

「とりあえず短剣コレは俺を主人と認めたってことさ。それにしても流石クロードだな。もう魔剣を打てるようになるとは……俺が見込んだだけあるな」

「え……お、おう」


 全くもって釈然としないクロードだが、隼翔にそう褒められてしまっては喜ぶ以外何も言い返せず、訳が分からないまま茫然とするのだった。

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