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幸せな人生を異世界に求めるのは難しすぎる  作者: 二月 愁
第1章 果てなくも遠く険しき道
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人生二回目の転生

 遠退いていた意識が次第に覚醒し、隼翔は目を覚ました。

 まぶしいほど照りつける日差しのせいで目が思うように開けられず、半目のまま手探りで周囲を確かめる。

 カサカサとおそらく草のようなものやヒンヤリ湿った土なんかが手に付く。次第に目が慣れ始め、開けた時に彼は驚いた。


「……ここは森か?」


 うっそうと茂る木々。

 しかもそれは日本の山や山地に生える杉や松と言った類の木で構成された森ではなく、恐ろしいほど太い幹の木や湿った空気、聞いたこともないような鳴き声。原生林という言葉が正しいのではないかと思う森だった。


「この世界はこういう場所がコンスタントなのか?」


 隼翔は思わずそんな感想を漏らしてしまう。

 確かに村とかに人間を送り込むのは不可能だとは思うが、さすがにこんなとこ()にするのはないのでは、とここにはいない女神に心の中で文句を言う。

 はぁ、とため息を漏らしつつ座っていても仕方ないので立ち上がり、今度は自分の現状を確認する。

 ペルセポネに渡された簡素な服とズボン、腰に差してある二刀。片方は鍔が無い黒塗りの鞘でもう一方は白塗りの鞘でどちらも2尺5寸と適正的な長さである。そのほかに黒い着流しのように長くゆったりとした外套、予備の服などが詰め込まれた頭陀袋、そして漆黒の宝石の埋め込まれたネックレス。全て渡された物は身に付いている。


「とりあえず鑑定眼?っていうのを使ってみるか」


 使い方は魔力を籠めればいいと言っていたが、その籠め方が分からないのでとりあえず隼翔は右目に集中してみる。

 しかし何も変化は起きない。そのまま周囲を見渡しても同様であった。


「うーん……使い方が分からないな」


 そんなことを思いながら足元にある黄色草に視線を落とすと、不意に頭の中に情報が浮びあがり、隼翔は思わず声を上げてしまう。


「うおっ!?……これは鑑定眼の力なのか?」


 頭の中には『ユープ草:多くの薬の原料となる草』と浮かんでいる。とりあえず隼翔はその黄色草を手に取ってみた。やはり情報はそのまま浮かんでいる。

 ならば、と視線を周囲の環境全体に向ける。何も出てこない。次に生えている木にフォーカスする。情報が浮かんできた。つまり――――。


「対象を絞り込まないとダメってことか。まあ確かにそうじゃないと情報が乱雑に浮かんで訳が分からなくなるからな」


 何となく神眼の使い方が分かったのだが、根本の問題は解決していない。仕方なしに隼翔は森を探索してみることにした。

 腰にある刀に手をかけたまま、耳を澄まし、目を凝らし、あらゆる情報を逃すまいとする。

 すると、カサカサ、と何かが動く音を感じ、そちらに目を向ける。30mほど先の木のうろから見たこともない生物が見える。

 尖った耳に大きく裂けた顎、鋭い牙。大きさこそ1mほどだが見るからに獰猛そうな生き物。それが複数匹。


(……鑑定するか)


 隼翔はその生物の一匹に焦点を当てる。


 『コボルド:魔物の一種で知能が高く、集団で行動する』


 隼翔は学校では孤独だったので読書を趣味としていた。なのでその手の本もよく読んでいた。

 そのせいか、すごく幻想的ファンタジーな世界観だな、と思わず妙な感想を抱く。そんなことを思っていると、さらに情報が追加された。


(脅威度:F……どういうことだ?)


 今までにこのような情報は一切出てこなかった。その追加の情報に思わず頭を悩ませる。


「これは魔物としてのランクと考えればいいのか?それとも現状の俺に対する忠告のようなものか?」


 隼翔はまだこの世界の仕組みを十全に把握していないので、この情報がもたらす意味が分からない。


「……分からないなら知る必要があるよな」


 隼翔は腰に携えてある二刀のうち、黒塗りの鍔の無い刀に静かに手を掛ける。しかし、そこで違和感を感じる。いくら抜こうとしても、刀を抜くことができない。


(……どういうことだ?)


 いくら試しても一向に抜ける気配がない。それでは試しに、と白塗りの鞘の刀に手を掛け同じようにする。すると、スッといとも容易たやすく鯉口が切れる。


「何が違うんだ?」


 思わず小さな声で呟いてしまう隼翔。

 だが答えてくれる者はもちろんいる訳がなく、結果として謎を抱えたままとりあえず白塗りの刀を使うことにした。


「これから分からないことは少しずつ解明しよう……とりあえず今は、アレに集中する」


 スッと目を細めて周囲を見渡し、次に彼我との距離感をしっかり身体に刻み込む。頭の奥がスーッと冷えて、不要な情報がどんどん削がれていく。


(思えばこの感覚は剣客として生きていた頃以来だな……)


 隼翔は高校時代に圧倒的実力で剣道全国大会3連覇を果たし、あまつさえ警視総監など日本という国の頂点に立つ強者たちすらも圧倒するほどの実力を見せつけていた。その頃でも、殺すという概念はなかったために実力は十全に発揮されていなかった。

 しかし今は違う。この世界は生きるか死ぬかの世界。いわば隼翔が最初の生を受けた時代と同じと言っても過言ではない。つまり殺すことに躊躇いは不要だし、躊躇うことは許されない。それが結果として彼の枷を解き放った。


「……ハッ!」


 短い裂帛とともに木陰から飛び出し、地面を駆ける。しかし無用な音はほとんど立たない。そのことに一番驚いたのは紛れもなく隼翔自身だった。


(っ!?身体が軽いし、不自然なほど音が立たないな)


 確かに隼翔の隠蔽ハイディング技術は群を抜いて高い。なぜなら暗殺もこなしていたからである。しかし今はその技術に加え、ペルセポネにもらった隼翔だけのジョブがアシストしていた。

 武神、それは職能力こそ低く出来ているがどこまでも強くなれる制限のない力。そして、隼翔の場合、元々剣客として生きていた時の能力もそのまま受け継がれているので、初期状態での低スペックというマイナス面が取り除かれている。よって――――。


「ッ!?グ……ァ」


 聴覚の優れているコボルドですら隼翔が背後にまで接近しない限り気が付かなかった。


「……おいおい、これはさすがにやりすぎじゃないか」


 音もなく刀に付いた血を振り払い、鞘に納めながら呟く。

 今彼の足元には4つのコボルドの生首が落ちている。全て一撃で終わらせることができた、しかも最後の一体以外は気が付かれることもなく。

 さすがにそのことに苦笑いを隠せずにはいられなかった。


「ますます脅威度について訳が分からなくなったな……」


 自分がハイスペックすぎるのか、はたまたコボルド自体が弱いのか。


「とりあえず自分についての検証と情報が欲しいな。……はぁ」


 そんな虚しいため息が森に響き渡った。


 

 それから何日かが過ぎ去った。

 隼翔は相変わらず森の中を彷徨っていた。


「ぷはっ。……それにしてもコレがなかったら大変だったな」


 川の冷たい水で顔を洗いながら、ふと右目を撫でながら呟いた。水面に映る隼翔の瞳はどちらも元の漆黒色。

 ここ数日、食糧から魔物の鑑別まで大いに神眼が活躍した。正確には鑑定眼であるが。

 正直、右も左も分からない異世界。何が食べれて、何が危険かじゃないかをいちいち身体を張って試していたら命がいくらあっても足りない。その悩みを右の瞳は全て解決してくれた。


「全く……ペルセポネさまさまだな」


 川の近くに構えた拠点で腰を下ろし、黒塗りの鞘は腰に携え白塗りの鞘の愛刀の手入れをしながら数日前に会った女神に感謝する。

 初日こそ森の中に転移させるなんて、と苦言の一つを呈したもんだが、今ではこの生活が気に入っている。


 隼翔は何となく現代での生活スタイルになじめない部分があった。その一つが夜でも明るすぎることだった。江戸の世では、基本的に電気など無く、夜は月明かりのみのことが多かった。しかしその風情が好きだった。

 この世界の月は日本と違って紅い。それが満点の星空と相まってとても幻想的な風景を創りだし、晩酌には最高である。もちろん酒など無いのだが。


「あの頃は酒も嗜んでたっけな……」


 まだ朝飯前なのに何となく過去と月のことを考えるとつい欲しくなってしまう。

 そんなことを思っていると、香ばしい匂いが漂ってくる。目の前の焚き火がパチパチと音を立てながら、串に刺した魚を焼いている。イナという魚らしく、今朝がた鍛錬のついでに獲ったものである。

 愛刀を鞘にしまい、脇に置く。その周囲には乱雑に置かれた弓やら杖のようなものが散乱している。これらは全て隼翔がここに拠点を構えてから毎晩のように万物創生ユニ・クレアの力を使って作ったものである。どれも納得するような出来に仕上がらなかったので半ば捨てるような恰好で放置してある。捨てると言っても、念のためには次の日の拠点から離れる前には処分をしてはいる。

 まだまだスキルを扱えてないな、と自己評価を下していると、こんがりとした良い匂いが漂ってきたので隼翔は思考を止めて、程よく焼けたイナを手に取り、頬張ろうとした瞬間、遠くで音が聞こえた。


(……ふむ、人か?)


 イナを咥えながら、愛刀たちを腰に携える。現代に住んでいたころでは考えられないような行儀の悪い格好だが、生憎咎める者はいない。

 片手に魚を持ったまま、森の中に歩みを進める。音がする方に近づくたびにその正体が明瞭になってきた。


「魔物に追われてるのか?それにしては……」


 甲高い悲鳴のような声。察するに森に迷い混んでしまった何者かが魔物か何かに終われている状況らしい。

 そこまで思い至った隼翔はホクホクと香ばしい香りとともにあがる白煙を見ながら、フムと考え込む。

 不可解なことに追っている側の連携が取れているのである。ここ数日多くの魔物と戦ってきた。最初に仕留めたコボルドを筆頭に、よくあるゴブリンや木型の魔物トレントなど。しかしどれも複数でいるにも関わらずまともな連携をとれるものがいなかった。

 もちろん数日の経験しかないため、魔物すべてを網羅しているわけでも無い。


「とりあえず経験もできるし、もしかすれば情報も手に入るか」


 イワを再び頬張りながら、隼翔は森の中を音も立てずに駆け出した。





 ハァハァ、と絶え絶えな息を懸命に押し殺しながら森の中を掛ける二つの影。二つの影はほとんど同じような容姿をしている。長い金色の髪に大きな三角形の獣耳、碧眼。その首には無骨な鎖が巻かれており、また手にも同様の物がある。足枷は切れているが、ジャラジャラ、と走るたびに音を立てている。

 この二人の唯一違う点はその臀部にある筆の穂先のような尻尾の数である。


「フィオネ、頑張って!!」

「フィオナ、私もうダメ……」


 前を行くフィオナと呼ばれた少女には2本の尻尾があり、手を引かれるような形で追従するフィオネという少女には尻尾が1本しかない。


「きゃっ!?」

「大丈夫っ!?」


 脚を縺れさせ、フィオネが転倒する。心配するようにフィオナは脚を止める。

 

「ううっ……」

「脚から血が出てる!」

「フィオナだけでも逃げて……」

「そんなこと出来ないよ!?私たちは唯一無二の姉妹だよ……」


 この会話から推測できるように彼女たちは追われる立場にある。つまりは追う者たちもまたいるということであり……。


「うーん、見事な姉妹愛のところ悪いがそろそろ追いかけっこは終わりでいいかな?」


 下劣な笑みを浮かべながら二人に迫る男。

 男の右肩には何やら入れ墨が彫られており、風体は盗賊や山賊と言った印象を与える。だがそれでも装備が整っているところを見るに幹部クラスと言った感じか。


「くっ……」

「私のせいで……」


 苦虫を噛み潰したような顔をするフィオナと、責任を感じているフィオネ。男はそれをニタニタと嫌らしく見下している。


「君たちは大事な商品だからね、逃がしはしないよ。さて、野郎ども!」


 男は森の中に向かって大声で命令をする。少女たちは互いに抱き合い、目を瞑りこの世の終わりだと言わんばかりの表情を浮かべる。


ーーーーシーン


 しかし一向に動きはなく風が木々を撫でる音以外、何も聞こえてこない。


「おい!?なにしてんだっ!?」


 男が声を荒げるが、返事はない。

 その代り若い男の声が背後から聞こえてきた。


「残念だけど、ほかのやつらなら全員森の中で事切れてるぞ」

「なっ!?」

 

 男は振り向きざまに蛮剣を腰から抜き、構える。

 そこに立っていたのは黒い外套のようなものを羽織り、肩に見慣れない片刃の剣を乗せている少年。一見すれば無視しても良いような存在。

 しかし、その剣からは血を滴らせている。それを視認した瞬間、男は蛮剣を振り下ろそうとした。


「ぐがっ!!!?」


 だが男は得物を降り下ろすことができなかった。

 突然のことになにが起きたのか理解が追い付かない。分かるのは腕に激痛が走り、己の得物が地面に刺さり、生臭く温かい液体が顔を染めているということだけ。


「少し話が聞きたいんだが、いいか?」


 激痛と落ちる腕を見て悲鳴を上げる盗賊。

 だが、それを行った張本人は悪びれも様子もなく、平然と道を尋ねるような感じで問いかける。

 人を殺すことに些少の躊躇いも見せない出で立ち。

 恐怖のあまり男はヘタリと地面に尻餅をつく。それでも男のなけなしの矜持が罵声となり口から吐き出された。


「て、てめぇ!何者だ、俺たちのこんなことして頭が黙ってるとでも思うのか!!」

「そんなに噛み付かなくてもいいだろ?話を聞きたいだけなんだが……」

「あ"!?」


 その態度を見て隼翔は、はぁ、とため息をつく。この男は完全に取り合う姿勢は無く、話も通じない相手だと勝手に判断した。


「いまさら、謝っても頭が……」


 男は隼翔の態度をどう解釈したのか、ビビッていると思ったらしく尚も頭と呼ばれる存在をチラつかせる。

 そもそも隼翔は、頭という者の恐ろしさを知らないし、こんな虎の威を借りる狐を怖がることもしない。そして何よりも話が通じない、だから首を跳ね飛ばした。


「そもそも死人がどうやってその"頭"に知らせるんだ?」


 刀に着く血を払い、鞘に納めながら興味なさげにそっと呟く。

 そのまま、血の海の向こうにいる少女たちに目を向ける。視線が合うと、二人の少女は完全に硬直した。その眼は怪物でも見たと言いたげである。


(……せめて話が通じればいいな)


 そんな思いを持ちながら少女たちに近づく。そこで隼翔は初めて気が付いた。少女たちがみすぼらしい服を着ていて、その手や首に鎖が巻かれているのを。


(鎖は切れるが、枷は鍵がないと外せないよな)


 顎を指先で撫でながらどうにか外せないかと思案する。ここで彼女たちのみすぼらしい服の隙間から見える柔肌を目にしてなお恥じらいなど感じず、そんなことを考えられるのは隼翔だからこそだろう。

 閑話休題それはともかくとして、隼翔はとりあえず鑑定してみることにした。少女たちは相変わらず動く気配が無く、隼翔としても楽に鑑定することができた。しかし鑑定眼で見えたのは外見からでも判断できるような情報のみ。


(さて、どうするか……)


 悩みつつチラッと血まみれの男に視線を向ける。もしかしたらこの男が鍵持っているかもしれないと考えたが、隼翔は探そうとはしなかった。理由は至極単純で探るのがめんどくさく、また探れば自分の服を下劣な者の血で汚すことになるからというなんとも言えない理由である。


万物創生ユニ・クレアの能力で何とかできないか……)


 ふとそんなことが思いつき、片方の少女の首の枷に手を伸ばす。少女はビクッと反応し、思いっきり目を瞑る。しかし隼翔はそんなこと一切気にせずやりたいようにする。


(枷と鍵は基本セットだよな……)


 万物創生ユニ・クレアの能力を高めるいい機会と位置付け、発動してみる。

 万物創生ユニ・クレアの発動条件は基本的に、その創りたいものを知り、思い浮かべる必要がある。今は鑑定眼である程度の情報は得ており、また実際触れたりすることで情報は追加されていく。


「……これは便利だな」


 思わずそんな感想が口から漏れた。

 隼翔が首輪に触れると、どんどん細部の情報が流れ込んできた。その情報を基に頭の中に設計図が出来上がっていく。


「こんな感じか」


 そんな呟きと共に隼翔の頭の中には少女の首に付いているものと瓜二つの首輪が出来上がった。しかしながらそのイメージの中に鍵はない。もちろんそんなことも想定していたので、隼翔は次に設計図にある首輪の鍵穴に注目する。

 隼翔が考えたことは鍵穴の構造さえ分かれば、逆にそこから鍵を創れるのではないかという発想。そしてそれを証明するかのようにイメージが徐々に形となっていく。だが――――。


(……何かが足りないのか?)


 頭の中では構想が出来上がっているのだが、何かが阻害してるのか、なかなか形として作ることができない。そこで無理やり魔力を右手に集める。すると右手に赤い鍵が現れた。だが同時に隼翔は身体から力が抜けるのを感じる。


「……もしかして足りない部分を俺の血で補った、のか?」


 たしかに材料が分からないので漠然としたイメージの基、鉄を浮かべた。血には鉄が含まれる、つまり――――。


「……これは要検証だな」


 そう結論付け、少女の首輪の鍵穴に差し込む。ガシャン、と音を立てて首輪が外れた。そのままその鍵で手と足の枷も同様に外す。

 少女は目をキョトンと見開いて茫然としている。しかし隼翔はそんなのお構い無しともう一人の少女に歩み寄り、同様の手順を踏む。だがここで違うのは鍵を作成するに当たり今度は土を手に持って行う。


「やっぱり、か。全て知ってれば対価は必要ないが、分からない部分は補う必要があると」


 手に乗る土の鍵を見ながら推測した。まだまだ分からないことは多いが、とりあえず検証を止め、キョトンと座り込んでいる少女二人を見る。

 

「さて、とりあえず動けるか?」


 隼翔の不遜な態度に少女たちはコクコクとうなずくしかできなかった。

とりあえず本日の更新はここまでで。

残りは明日から一話ずつ投降する予定です。

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