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幸せな人生を異世界に求めるのは難しすぎる  作者: 二月 愁
第2章 冒険者の都と風変わりな鍛冶師
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始まりと冒険者の集う都市

 その都市は他とは一風変わっている。

 都市の中央には巨大な石剣・・が突き刺さり、それを囲うようにして城というよりはドーナツ状の塔が建てられている。

 その塔に住んでいるのは王族や貴族といった特権階級ではない。そもそも誰かが住むため(・・・・)に建てられた建造物などではないのだから。


「今日こそは稼ぐぜっ!!」

「無理はほどほどにしろよ」

「冒険者のお兄さん、こんなアイテムはいかがですかぁー」


 朝日が顔を出し始めたころから、その建造物の周囲には剣と盾を背負った人間ヒューマン、鋭い牙をむき出しにした獣人、大槌を片手に持った炭鉱族ドワーフなどの多様な種族が続々と殺到している。その身なりは皆どこか通じるものがあり、冒険者だと一目で分かる。

 

 ここは多くの喧騒が飛び交う、冒険者による、冒険者のための、冒険者が冒険するための都市。

 どこの思想にも属さない世界に唯一の迷宮を地下に抱える都市、名を地下迷宮ダンジョン都市・クノス。


 訪れる誰もが富や名声を求め、力と闘争を欲し、夢と期待に胸を膨らませる、階級や人種によって差別されない平等・・がある、この世界の起源はじまりとまで言われる都市。それが地下迷宮ダンジョン都市である。





「……ここが地下迷宮都市、か。随分と活気があるんだな」

「仕方ありませんよ、ハヤト(・・・)様。なんて言ってもここは世界の中心とまで謳われ、この世界にいる冒険者たちの聖地サンクチュアリとまで言われるくらいですから」

「そうですね。加えてそれらを対象とした商人も多くなりますから、必然的にこの都市は活気にあふれますね」


 クノスの中心に聳える塔から四方に放射状に延びる大通り。そのうちの一つの道を顔を若干顰めながら歩く暗赤色の外套を羽織ったハヤトと呼ばれた青年とその両サイドをまるで恋人のように寄り添いながら歩く二人の獣人の美少女。 

 

「く、クソッ!!あんな美少女姉妹をはべらしやがって……」

「羨ましすぎるだろっ!!これが強いオスとそうじゃないオスの差なのか……」

「どこの所属ユニオンの野郎だっ!?そもそもどこのどいつだっ、あの野郎は!!」


 そんな三人の様子に周囲の、特に駆け出しから中堅前程度と推測される冒険者や男たちから嫉妬と怒りの声が上がり、大通りを余計に騒がしくしている。

 しかしそんなの気にした様子もなく、むしろ気がついていないかのように青年――隼翔――は歩き続ける。


「……こうやって大きく人の多い都市は慣れませんか?」

「まあ、な。そもそも、ここクノスで都市は二つ目だし……」


 顔を顰めながら周囲を見渡す姿に、金色色こんじきいろをした筆の穂先を思わせる尻尾が二つある姉のフィオナは気遣うように声をかける。

 それに対し、隼翔はとある出来事を思い出し思わず左腕が胸元に伸びる。そのままそこにがあいていないかを確かめるように何度も、何度も撫で続ける。


「以前の都市は最悪でしたからね……仕方ありませんよ」


 そのある意味奇行ともいえることを繰り返す隼翔に、尻尾が一つの妹フィオネは優しく諭すように声をかける。


(あれから一か月も月日が流れたっていうのに……軽いトラウマだな)


 左右を気遣うように歩く少女たち(姉妹)を見ながら隼翔はとある男に殺されかけたことを思い出していた。






『う……ぅーん……』


 漆黒の空間でのぺルセポネとの会話からほどなくして隼翔は肉体の感覚を取り戻した。

 最初に感じたのは気怠いほどまでに重く、動きの鈍い己の身体とボヤけて霞む視界。

 周囲の状況を確かめようと手を動かそうとするがなぜだか力が入らない。それはまるで寝不足の身体のような感覚。

 仕方なしに重たい瞼に力を込めて視線を巡らせる。


『……』


 どこまでも高く、濃い緑をした森林。それはヒノキや杉と言った樹木ではなく、メタセコイヤやユーカリと言った太古から存在するような太く、逞しい木々。

 天は青夜空が覆っており、煌々と紅色をした満月が浮かんでいる。

 その光景を目にして、思わずこの世界に初めて召喚された日のことをぼんやりと思い出す。


(ここは……どこだ?)


 漆黒の空間を訪れる前は確かに都市内にいた。それはどこか現代の日本を思わせる風景が妙に記憶に残っているためによく覚えている。

 だが、今いるのは整えられた馬車道や生活感あふれる建物が並ぶ都市内ではなく、明らかに野性味あふれる森林の中。


(……知らないうちに魔物にでもなり下がったのか?確か推理小説でもそんなのがあったよな……)


 明らかに記憶と違う場所にいるだけに思わず戸惑ってしまう。今の状況を説明するために脳裏を過った推測は女神ぺルセポネの懸念していた副作用により本当に魔物となり、その間の記憶を失ってしまっている、いわばもう一人の自分がいるという状況パターン

 それはまるでとある有名推理小説の物語と似ている。狂喜の自分とそれを探す博士の自分。そんな状況だったら、それはそれでありかもな、と思わず笑みをこぼす。すると………。


『ハヤトさまっ!?』

『お目覚めになったのですかっ!?』


 ガバッと音が聞こえてきそうなほどの勢いで視界に二つの人影が見えた。三角形の獣耳に金色の長くさらさらとした髪、そして碧色の瞳。まるで区別のつつかない美少女二人が自分のことを嬉しそうに、しかしどこか心配そうに覗いている。


『フィオナ、フィオネ……無事、だったか』

『ハヤトざま”ぁ~』

『目をさまじでいだだけで、よかったですぅ”~』



 見える範囲では傷を負っていない双子の姉妹の名前を愛しいそうにか細い声で呼ぶ。

 目覚めたことに加え、ノイトラルで別れる寸前にかけられたあの感情の欠片も感じさせない冷たい声とは正反対の優しく温かみのある声を聴けたことでフィオナとフィオネは思わず感情を爆発させ、満身創痍と言える状態の隼翔に抱き着き、甘えるようにワンワンと歓喜の涙を流す。

 本来なら満身創痍で、傷口を触れられるだけでも激痛で意識が飛んでしまいそうなほどの状態なのだが、隼翔はそれを毛ほども表面には出さず、むしろ二人を慰めるように優しい眼差しを向けながら頭をゆっくりと撫でる。


(……俺を撫でていた母親(あの人)もこんな気持ちだったのかな)


 姉妹の柔らかい髪を撫で、二人の体温を身体で感じていると不思議と身体の痛みが和らぎ、心が落ち着く。

 その今まで感じたことのない不思議な気持ちと感覚に、前世での母親の姿が重なる。

 その隼翔にとっても癒しとも言える、のんびりとした温かみのある時間はゆっくりと過ぎる。


『……すまぬが、少しいいだろうか?』


 隼翔じぶんの生存をここまで喜んでくれている姉妹そんざいがいることに喜びを感じていると、不意に視界の外からしゃがれ声が聞こえてきた。


『誰だ?』


 動くのが億劫、というか困難な隼翔は視線を姉妹に固定したまま、その問いかけに答える。

 そして姉妹はというと、声をかけられたということもあり、思わず目元を腫らしたまま、はっと顔を上げ恥ずかしそうに顔を俯かせる。


『儂はノイトラルで都市長をしていた者じゃ……』

『ん?ならあんたは貴族的な階級の人間なのか?悪いな、こんな格好で……』


 都市長と名乗る初老の男性に対して、特権階級の人間なのかと予想を立てながらも、全く悪びれた様子もなく言葉としてとりあえず謝罪する。

 そんな額面だけの謝罪に思わず苦笑いを浮かべながらも、老人はかぶりを振った。


『儂は貴族ではないから気にせんでええ。それよりも話は別にある』

『……なんだ?』


 その真剣ながらもどこか物々しさ、あるいは後ろめたさを感じる声色に隼翔は思わず目を細める。


『……悪いが、目を覚ましたならすぐにここから立ち去ってもらいたい』


 その唐突すぎる言葉に真っ先に反応したのは隼翔……ではなく、フィオナとフィオネだった。


『なっ!?』

『どういうことですっ!?』


 目元を赤くしながらも、肉食獣のように言葉に噛みつく二人。その力強い雰囲気に思わず身体を縮こまらせる老人だが、周囲のノイトラルの生存者と思われる人々のなんとも言えない視線に押されるように、おすおすと口を開く。


『……先にも言った通り、悪いとは思う。だが、お主がいる以上天災が今一度現れない、という可能性を否定はできない』

『……』


 天災、その聞き捨てならない単語ワードに痛みで動かすのが億劫なはずの身体がピクリと反射的に動く。そしてそのまま話を続けろ、と言わんばかりに隼翔はただ黙りこむ。

 そんな主人ハヤトとは違い、姉妹は憤慨したように老人を含め、周囲で腫物を触れるような視線を隼翔に向ける者たちにキッと眦を上げ威嚇するように睨む。


『そんなの憶測の域を脱しませんっ!!』

『それどころか私たちのご主人様がいたからこそ、あなたたちはこうやって生き残り、過去最少の天災の影響で済んだんですよっ!!それなのにっ!!』


 恩をあだで返すような所業を強いようとする者たちに声を荒げる姉妹。争うことに不慣れなはずなのに姉妹は今にも周囲の者たちに手を出しそうな物々しい雰囲気を漂わせる。


『落ち着け、お前たち』


 一触即発、とでもいうべき状況の中で隼翔の弱々しいはずの声がなぜだか力強く響いた。


『ハヤトさまっ!?』

『ご無理をなさらないでくださいっ』


 振り返ると身をよじりながら懸命に身体を起こそうとする主人(隼翔)が目に入り、思わず駆け寄りその身体を両サイドから支えようとする。

 しかし、大丈夫だ、と隼翔は姉妹を片手で制し、緩慢な動きでその痛々しい身体を起こす。そして近くに畳んで置いてある暗赤色の外套をゆっくりと羽織り、隣にあった二振りの刀に手を伸ばす。


『っ!?』

『安心しろ、別にこれを抜いたりはしない』


 隼翔が凶器かたなに手を伸ばしたことに周囲の者たちは騒然とし、身体を強張らせる。

 そんな一種の化け物扱いに思わず寂しげに苦笑いを浮かべつつ、二振りとも胡坐をかく膝の上に軽く乗せる。


 相変わらず敵意、あるいは化け物を見るような無遠慮な視線を送る元住民たちを軽く見まわし、ふぅと軽く息を吐き出す。


『確かに彼らの言うことは尤もだ。フィオナとフィオネには言ってなかったが、俺は呪児のろいごだからな。そんな俺に少ない物資で手当てなどをしてくれた者たちに対して、感謝こそすれ恨むごとを言うのはお門違いだ……。だから俺は早々にここを去ろう、世話になった』


 激痛の走る身体を黒塗りの鞘をした刀を杖代わりにしてゆっくりと立ち上がる。


『ああ、それとそこの姉妹は俺と何の関係もない者たちだ。むしろそいつらがいれば何かの役に十二分以上に立つだろう。せいぜい良くしてやってくれ』


 振り返り、感情を隠した平坦な声でそう脅すように告げ隼翔は森に痛々しい足取りで踏み入った。


 一歩、また一歩と歩くごとに身体中が燃えるように熱く傷が開くような感覚に蝕まれる。

 だがそれも今は対して気にならない。それ以上になぜだか胸の奥がズキッ、ズキッと強く痛み、喪失感に苛まれる。


(これで……よかったんだ)


 自分に言い聞かせるように心の中で呟く。

 振り返って、姉妹こいつらは関係ない、と告げた時に見せたフィオナとフィオネの悲痛な表情が脳裏に焼き付いている。

 隼翔は何も姉妹が不要になったからあのようなことを言った訳ではない。別に元ノイトラルの住人をあんじて傷つく身体に鞭打って立ち去ったわけでもない。


(……酷い仕打ちだというのは知っている。だが、俺といれば二人はさらに不幸になる)


 すべては大切なフィオナとフィオネを護るため、二人に居場所を創るための選択だった。

 おそらくシンは隼翔が生き延びることを分かっていたから(・・・・・・・・)こそあのような台詞を吐いたのだろう。

 

(この先、俺はまたシンと闘うことになるだろう……。そのとき、今回のように二人が無事でいられる保証など……ないっ)


 唇を歪ませ、胸元を強く握りしめる。

 今まで多くの傷を負ってきた隼翔だが、この傷の痛みだけは耐え難いものだった。それはあの時、母親あのひとを失った時の心の痛みによく似ている。


(……ようやくこの世界でできた戦う意味と守りたい存在。その二人を再び失うなど……俺にはできない)


 絶対的でどこまでも不条理な力の前に己の無力さを嘆く。

 そのまま立ち止まり、空を明るく照らす紅色の満月に向かって童話上の怪物のように吠えた。


『だから……仕方ないんだっ』


 悔しさを滲ませるその表情は今にも泣きだしそうな幼子のように弱々しく見えた。


『うっ……』


 心身ともに傷が酷く、ついに限界に達したのだろう。意識がもうろうとし始め杖代わりにしていた刀を握る腕からは力が抜け、そのままゆっくりと身体を傾け始める。 

 いくら森の中と言っても、ここに生える木々は途轍もなく大きく、総じてその根も太く硬いものばかり。それらが隆起し、悪路を形成するこのような場所で倒れこんでは今の隼翔では耐え難い激痛に襲われるのは必至である。

 そのことを倒れながらに悟った隼翔は、しかしそれを回避する力も既になく諦めたようにそれを受け入れようとしていた。


 しかしいつまでたってもその肝心な痛みは襲ってこない。それどころか、ぺルセポネにされた膝枕のような柔らかさが傾いた身体を包み込んでいる。

 俺はもう死んだのか?と重たい瞼をゆっくりと開ける。

 視界には二つの金色が暗闇を照らすように浮かんでいる。霞む意識の中でそれが最初は星の輝きなのかと思った。だがそれは星の光なんかよりも全然暖かく、断然心地が良かった。


『……無理しないでください、ハヤトさま』

『そうですよ、こんな時くらいは頼ってください』


 その慈愛に満ちた表情と声に心の痛みが収まりそうになるが、グッと甘えようとする心を抑制して努めて感情のない声を絞り出す。


『……どうしてここにいるんだ?俺とお前たちは、もう関係ないんだぞ』


 視線を二人と合わせないようにする隼翔に、姉妹はクスッと声を漏らす。その予想外の反応に流石の隼翔も面を喰らったように、弱々しくも食い下がる。


『何……が、おかしい?』

『ハヤト様はお優しいですから、だからそんなに辛そうな表情を浮かべてしまうんですよね』

『先ほどもわざわざ汚れ役をしてまで私たちの居場所を創ろうとしてくれましたし……ですが、私たちの幸せも考えてください』

『お前たち……の、幸せ?』


 それは俺と一緒にいないことだ、と言おうとして喉の奥で言葉が詰まる。

 隼翔も薄々は感づいていた。二人の気持ちもそうだが、それ以上に二人の幸せをあんじるふりをして、自分が逃げていること(・・・・・・・)を。


『……ハヤト様と一緒にいたいというのが私たちの意思です。そのせいでハヤト様にご負担をかけてしまうということも重々承知ですが……私たちの幸せを望んでくださるなら一緒にいさせてくださいっ』


 勢いよく頭を下げる二人。

 自分と一緒にいたい、それが幸せなのだ、と二人に懇願され、心が躍る。血の繋がらない相手にここまで純粋に愛として求められたことが無かった。だからこそ嬉しく思い、同時にそれを受け入れるだけの力がない自分を悔いる。


『……お前たちの申し出はうれしい。だが、承服はできない。俺といれば今回みたいに……死にかける可能性があるんだぞ?』

『それは承知の上です。もちろんハヤト様が呪児でないのは分かっていますが……』

『あの時、何かあったのですね?』


 燃え盛る炎の海の中に佇む一人の男の姿が思い出される。

 自分が冥界の女神(ぺルセポネ)の使徒である限り、あの男(シン)以外にも狙われる可能性がある。

 そんな幸せとは正反対の、修羅の道に二人の幸せがあるのか。いや、二人を守れるのか自信がない。

 だからと言ってここで二人と別れて姉妹に幸せがあるのかと聞かれれば疑問が残るのもまた事実。この世界は亜人が生きるには少しばかり厳しい現実が待っている。


(俺に……力がないから……)


 下唇を噛み占める隼翔。そんな彼とは対照的に、姉妹は決心したように微笑みかける。


『でしたら強くなりましょ。私たちも、少しでも強くなります』

『なので厚かましいとは思いますが……私たちをすべてから護れるくらい強くなってください、ハヤト様』


 その言葉に強張っていた全身からフッと力が抜けた。

 互いの幸せを導くためのとても簡単シンプルな答え。しかし簡単シンプルゆえに途方もなく遠く厳しい道のり。


(……ぺルセポネにも幸せを掴むって約束したもんな。なら、それに答えなきゃ男じゃない)


 自分をのぞき込むフィオナとフィオネの頭にゆっくりと腕を伸ばし、優しく抱き寄せる。

 あっ、と姉妹からは艶のある声が漏れる。高まる体温を感じながら隼翔は誓うように強く言葉を紡ぐ。


『ああ、必ずお前たちを護って見せる。だから俺から離れるな、俺のモノになれ』

『『はいっ!喜んでっ』』


 夜の森に歓喜に満ちたかわいげのある声が木霊した。




(その心傷トラウマ克服する(倒す)ために、そして大切なものを護れるように強くなるために、ここクノスに来たんだよな)


 神話上のバベルの塔のように、雄大に怪しく聳え立つ塔を眺めながら決意を改めて思い出す。

 あの塔の地下に広がる迷宮は、未だにその果てを見せていない。だからこそ人はそこにロマンを求め、対価として血を流す(払う)

 

 人は地下迷宮ダンジョンを修羅の入り口とも言えば、夢と希望の詰まった宝箱とも揶揄する。

 その真偽は定かではない、いや、それこそ人の価値観の違いである。


(さて、俺にとって地下迷宮ダンジョンはどっちなんだろうな)


 いつになく獰猛に瞳を光らせながら都市の中心部に歩みを進めた。

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